東京都　S様 邸

コーディネート概要

自宅兼アトリエということで、無垢材やファブリックの素材の良さを活かした、クラフト感溢れるあたたかみのあるコーディネートにいたしました。

LDKスペースとワークスペースを違和感なく溶け込ませるために、シリーズ家具を導入しています。

レイアウト

光の差し込むバルコニー脇のスペースに、ゆったりサイズの3人掛けソファーを主役としたリビングスペースを設けました。

キッチンカウンター向かいにダイニングスペースと、小さめのワークスペースを設けています。
ダイニングテーブルが幅150cmと大きめなので、ダイニングでも作業ができますし、集中したい場合はデスクスペースで、とシチュエーションに合わせて作業スペースを選べるようにしています。

『クラフト感』を感じる、リラックス空間

今回のコーディネートのポイントは、『クラフト感』です。

アトリエも兼ねたお住まいということなので、木やファブリックなどのあたたかみを感じられる空間で作業をしていただければ、というイメージでコーディネートしています。

具体的には、例えばテーブルは木目がひとつひとつ異なるオーク無垢材のものを選んでいます。
味のある節を活かした板目と、直線的なラインが美しい正目を、バランス良く組み合わせているので、表情が豊かです。

▽ WEBマガジン「板目？柾目？節あり？家具選びは、＜木目＞にも注目しよう！」
https://recenoprdb.powercms.hosting/pen/school/u7/2015-09-07.php#

ソファーについても、ざっくりとした質感のコーデュロイ生地を使用していたり、フェザーを使用したくたっとした使い込んだような質感も『クラフト感』の要素のひとつです。

味わいのある質感・風合いの素材を選ぶことで、ゆったりと寛げる空間がうまれ、ご家族とのだんらんの時間やお仕事をする時にもリラックスしてお過ごしいただけます。

ただ、『クラフト感』のある素材は、さもすれば野暮ったい印象になりがちです。

重たくなりすぎないように、細身の脚や格子デザインなど、すっきりと見えるアイテムをセレクトしています。
また、ラグマットやカーテンにはアイボリーカラーを取り入れて、明るい印象になるようにしました。

素材やデザイン、カラーなどで、すっきりとした居心地の良い空間を表現しました。

生活空間に違和感なくなじむワークスぺースに。

ワークスペースのデスクは、リビングと同じWIRYシリーズで揃え、チェアーもリビングのソファーと同じ生地を使用したfolkチェアーを採用いたしました。

素材やシリーズを揃えることで、ワークスペースだけが浮くこともなく、一体として空間全体に馴染ませることができます。

ワークスペースを広めにとった場合のプラン

先にご提案したワークスペースのデスクは、幅80cm・奥行40cmとコンパクトなサイズです。
ワークスペースを広めにとった場合のプランもご紹介させていただきます。

ワークスペースのデスクは、【 WIRY デスク 】から【 WIRY リビングダイニングテーブル 】に変更しました。
幅・奥行ともに40cmサイズアップしているので、かなりゆとりを持たせています。

ワークスペースを広く取る代わりに、ダイニングセットは【 merge ダイニング4点セット Lサイズ 】から【 RIVER 円形ダイニング5点セット 】に変更し、幅は150cmから120cmにサイズダウンしています。
幅が狭まった分、奥行が広くなっているので、窮屈になることもありません。

2つのプランをぜひ見比べてみてください。

担当：プロサポート　中島