北海道　I様 邸

コーディネート概要

自然の中で過ごすような、爽やかさを感じる「ナチュラルヴィンテージ」テイストの、LDKをご提案いたします。

ご家族4人で、賑やかに集える空間をイメージし、全体をコーディネートいたしました。

レイアウト

入り口の扉から、階段・ダイニング・キッチンへの導線をしっかりと確保するため、こちらのレイアウトを採用しています。

通路となる部分には、人ひとりが歩くために必要な【 幅60cm 】以上を確保いたしました。

お料理やお掃除など、家事の慌ただしい場面でも、ノンストレスで室内をご移動いただけます。

リビングスペースを十分に確保することができますので、くつろぐためのソファーは、ぜひ設置いただきたいアイテムです。

TVは窓側に設置することで、ファンヒーターの手前に空間をつくり、お部屋全体が温まりやすいよう、また火事などの心配がないよう工夫いたしました。

爽やかなナチュラルヴィンテージ空間で、お子様と元気に過ごせるLDKを。

リセノが提唱している「ナチュラルヴィンテージ」は、《白壁》《シンプルな床材》の2つが揃うと、どんな間取りでも、統一感のあるヴィンテージコーディネートが叶います。

また、家具を明るくコーディネートすることで、床色の重厚感を緩和することも可能です。

ダークブラウンの床材・建具の場合も、素敵に仕上がりますため、ご安心くださいませ。

▼ 「ナチュラルヴィンテージ」スタイリングのメリットと、実践ポイント

今回はそんな、ナチュラルヴィンテージをベースに、アウトドアがお好きなご家族と、自然の中でお過ごしいただくような、爽やかな空間をイメージいたしました。

空間を明るく、開放的に見せるため、面積が大きなアイテム（ソファー・カーテン・ラグマット）は、アイボリーやベージュを。

木製家具はナチュラル色で統一し、こちらも明るさを大切にしています。

セレクトしたアイテムは、いずれも天然素材の風合いがナチュラルな印象で、自然を意識させてくれます。

照明や、時計、クッション、アートポスターのフレーム等の小物は、内装と家具を調和させるため、床色と近いブラウン・ブラックを中心にセレクトしました。

内装と家具の色のコントラストが強い場合、内装に近いカラーの小物を取り入れると、レピテーションと呼ばれる効果で、空間に調和が生まれます。

お部屋に明るさを足しつつ、統一感を持たせるテクニックとして、ご参考くださいませ。

なお、当店のアイテムのみで「アウトドア」の要素を取り入れることが難しかったため、今回は今後増やしていただくアイテムを加味した、ベースとなるコーディネートに仕上げました。

クッションカバーや、アウトドアチェアー等でテイストを加えていただくと、より個性の光る、お客様ならではの空間に仕上げていただけます。

素材はコットンや帆布など、自然を感じるざっくりとした質感のもの、柄はキリムなど、少し民族調なものがイメージに合い、お勧めです。

カラーは石や砂を連想させるような、アースカラーをお選びいただくと、お部屋に良く馴染みます。

ぜひご家族みなさまで、かっこいいお部屋への仕上げを、お楽しみくださいませ。

奥行きの深いソファーに埋もれて、寝転んで、賑やかに過ごせるリビングスペース。

LDKで賑やかにお過ごしいただくために、各アイテムのセレクトにも、工夫を凝らしました。

まずは、リビングスペースの主役となる、ソファーについて。

今回のリビングには、贅沢な奥行きが特徴の【 AGRA 】シリーズをお勧めいたします。

AGRA の奥行きは約100cmと、一般的なソファーの中でも大きく、シングルベッドと同程度のサイズ感です。

今回のリビングには「カウチタイプ」と「1.5人掛けタイプ」を組み合わせて、あぐらはもちろん、前向きに足を伸ばして寝転んだり、コーナ部分に座ったり、姿勢の自由度をぐんと広げました。

お子様と思い思いの姿勢でくつろぎつつ、会話をしたり、ゲームをしたり、団らんの時間をお過ごしいただく様子をイメージしています。

ラグマットは、程よく厚みのある【 BIANCA LINE-DOT 】をセレクトし、ソファーにもたれて、床座りも可能にしました。

床もくつろげるスペースにすることで、リビングに心地よい居場所を多く設けています。

TVボードには、スタイリッシュなデザインの【 WIRY-NATURAL 幅150cmタイプ 】を選びました。

WIRYは通常のTVボードより、7～10cm奥行きが小さく、非常にスリムな設計です。

ソファーとTVボードの間の空間を広く設け、AGRA を十分に活かす空間づくりに、一役買ってくれています。

円形テーブルを囲んで、会話の弾むダイニング・キッチンスペース。

リビングと同じく、ダイニング・キッチンも、賑やかに集えるようなアイテムを選定しました。

ダイニングについては、お持ちの幅120cmの長方形テーブルも、十分に設置いただけるスペースがございます。

お買い替えいただく場合には、長方形より一層「集い感」を楽しめる、円形テーブルをお勧めいたします。

円形のメリットの1つとして、「会話のしやすさ」が挙げられます。

長方形と比べると、どの席に座っても、全員と視線を交わすことができ、表情がよく見えるため、自然と会話が弾みます。

毎日のお食事の時間に、たくさんコミュニケーションをお取りいただき、ささやかですが、お子様の健やかな成長への一助になればと願いを込めました。

なお、セレクトした【 folk-natural 】は、円 ⇔ 楕円に伸長することが可能です。

ご来客の際は天板を広げて、賑やかに食卓を囲んでいただくのも、素敵と存じます。

楕円に広げると、幅は170cmとなり、比較的大きなダイニングテーブルとなります。

将来的にお子様2人がリビングで学習をされるとしても、お互いに干渉せず、勉強道具をゆったりと広げて取り組んでいただけます。

最後にキッチンスペースについて。

キッチン収納には【 ユニットシェルフ R.U.S 】シリーズをお勧めいたします。

収納量に応じてウッドパーツの組み換えが可能な R.U.S は、キッチン家電や食器類をちょうど良く、気持ち良く収めることができます。

また、リビングとキッチンの収納を R.U.S で揃えることで、キッチンの奥まで、世界観が統一されるメリットもございます。

付せてご検討くださいませ。

キッチン横の電話台につきましては、お子様の宿題や、ご家族のPC作業が行える、ワークスペースにいたしました。

拝見する限り、ワークスペースとして、ちょうど良くお使いいただけそうですが、天板の高さ等の兼ね合いで、お体に合わない可能性もあるかと存じます。

その際は、「パントリー」として、食材や日用品のストックにご利用いただくか、天板下にダストボックスを置いたり、天板上は書類やDMを整理するようなスペースとしてご利用いただくと、家事の動線がより良くなりそうです。

担当：お客様係　山崎