大阪府　S様 邸

コーディネート概要

高級感ある床材が特徴である内装に合わせて、" 上品 " に寄せたヴィンテージテイストに仕上げました。

カラーと素材を少し工夫することで、高級感ある内装を活かした、品のある空間を演出しています。

レイアウト

レイアウトのポイントは、ソファーの位置です。

4.8畳の洋室の間仕切り戸の導線を確保するため、ソファー後ろと壁の間を約75cmのスペースを取っています。

また、ソファーバルコニーに続く掃出し窓との間も同様に、75cmスペースを取っています。

しっかり導線を確保することで、ストレスなくお部屋間を移動でき、暮らしやすい空間になるかと思います。

アイアン・ガラスを取り入れた、少し上品なヴィンテージスタイル

高級感ある床材を活かせるように、" 上品さ " をプラスしたヴィンテージスタイルにコーディネートしています。

例えば、テーブル、ダイニングソファーや、テレビボードにアイアン素材を取り入れています。

アイアン素材は、木材に比べ4倍ほどの強度があるため、細いシルエットで構成できます。

細いシルエットを取り入れて、全体をシャープな印象に仕上げています。

またダイニングの照明は、ガラス素材を選び、" 光沢感 " や " 透け間 " を出しています。

定番のヴィンテージ スタイルから外した素材で、高級感を演出しています。

" 圧迫感 " を軽減したカラーコーディネート

ヴィンテージスタイルは、ダークトーンのみでコーディネートすると、お部屋の雰囲気が重くなり過ぎるため、カラーコーディネートに注意が必要です。

今回のご提案では、あえて床材と家具を異なるカラーでコーディネートしています。

▼ 床材と家具のカラーコーディネートについて
https://www.receno.com/pen/school/2017-12-15.php

床材に対して家具の色を明るくすることで、重厚感・圧迫感を軽減し、お部屋が広く感じる空間にしています。

床（ダークブラウン）　→　家具（ミドルブラウン）　→　照明（クリア、ホワイト）と下から上に掛けて軽い色を選んで開放感を出しています。

担当：　遠藤