東京都　F様 邸

コーディネート概要

落ち着いた雰囲気の中で、グッとお仕事に集中いただける、書斎スペースのご提案です。

木製家具や天然素材の質感を豊富に加え、お仕事へのモチベーションが高まるような空間をイメージして、コーディネートいたしました。

レイアウト

はじめに、お仕事に集中いただける「ワークスペース」を優先した、レイアウトのご紹介です。

アイテム数を厳選し、配置にゆとりを持たせることで、圧迫感や閉塞感を感じにくい空間に仕上げました。

お部屋の中央には【 デスク WIRY/BR 】【 オフィスチェア WIRY/BR 】を配しています。

壁面に向かうことで、お仕事中に目に入るアイテムが少なく、作業に集中しやすいレイアウトです。

また入り口からチェアーへのアクセスが良く、リモート中にお部屋を出入りする際も、ストレスなくお過ごしいただけます。

クローゼットの前には、ハンガーラックを設置いただけるスペースを設けました。

幅100cm程のラックであれば、デスクと位置をずらして配置が可能です。

リモート会議の際にラックが写りこむ心配はなく、クローゼットへの動線も確保できますため、ご安心くださいませ。

以下より、快適にお仕事を進めていただく工夫をご案内します。

「ミッドブラウンの木製家具」×「上質なファブリック」で、落ち着きを感じる書斎スペースを

オフィスのような無機質さを感じず、あたたかみや、落ち着きを感じられる書斎となるよう、木製家具のカラーは中間色の「ミッドブラウン」をお勧めいたします。

今回のお部屋では、デスクと、チェアーの肘掛け・フロアライトの支柱部分をミッドブラウンで統一いたしました。

上記はいずれも、あたたかみのある天然木を使用したアイテムです。

表情豊かな天然木は、お部屋に自然な風合いをもたらし、どこかホッとするような落ち着きを感じさせてくれます。

さらに、上質な印象をプラスするため、ファブリックの質感にこだわりました。

【 オフィスチェア WIRY/BR 】は、なめらかな肌触りと太い畝（うね）が特徴の、国産のコーデュロイ生地を。

【 ラグマット FISHERMAN'S COURT 】は、ホテルのような落ち着き・佇まいを感じられる、ブリティッシュウールを。

【 フロアライト HEMPLEN 】のシェードには、風合い豊かなコットン・リネンを織り交ぜた生地が採用されています。

見た目も、使い心地も、上質さを感じるファブリックを選ぶことで、心地よくお仕事に集中いただける環境を整えました。

また、ツルッとした光沢のあるもを避け、上記のようなザラザラ・でこぼことした質感を加えることで、お部屋の風合いもアップします。

コーディネートの完成度を上げる工夫として、ご参考くださいませ。

お仕事のパフォーマンスを支える、アイテム選びを

ご勤務中、長い時間を過ごす書斎では、アイテムの機能性も大切にしたい部分です。

PCでの業務を快適に進めていただくため、デスク・チェアーは特に機能にこだわったアイテムをセレクトしました。

オフィス用の家具として設計された【 デスク WIRY/BR 】は、天板の角を丸く整え、腕への当たりを軽減していることや、引き出しのサイズ、コンセントを隠せるボックスなど、作業を快適に行うための細やかな工夫が詰まったデスクです。

また、WIRYの天板は広々とPC作業ができる「幅120cm × 奥行き72cm」の広さがあり、時に資料を出したり、ひと休み用の飲み物やお菓子を置いていただく様子をイメージいたしました。

同じくオフィス用に設計された【 オフィスチェア WIRY/BR 】は、デザイン性と、長時間のPC作業に耐えられる機能性を両立させたチェアーです。

程よい固さの座面と背もたれは、お仕事中の姿勢をしっかりサポートし、休憩時は深く腰をかけると、適度に背もたれが倒れ、くつろぐ姿勢も支えてくれます。

スペースの都合上、ご希望いただいたソファーの設置は叶いませんが、デザインと機能にこだわったチェアーをお選びいただくことで、省スペースにON・OFFの両方を快適に過ごすことが可能です。

その他、ラグマットは毛足が短くチェアーの動作を妨げないものを、照明はお部屋全体にソフトな光が広がる、フロアライト・ブラケットライトをセレクトしています。

天井照明1灯でお部屋を照らす場合、夕方以降は眩しさを感じたり、どうしてもお部屋がのっぺりと均一な印象に感じられる部分がございます。

複数の照明を取り入れていただきますと、光が重なることで空間が立体的になり、お部屋が豊かな印象になります。

▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。

また、フロアライトはリモート会議の背景としても最適です。

昼間はお部屋にこだわりのある印象を、夕方以降はあたたかな光で、画面越しでもお部屋をほっこりと、雰囲気良く見せてくれます。

ちなみに方角や建物の構造上、日当たりが少ないお部屋では、照明を工夫することで居心地のよさが格段に上がります。

私自身、窓の無い北側のお部屋の暗さが悩みでしたが、照明を多灯に、色をあたたかい電球色にしたことで、暗さや閉塞感が和らいだ経験がありました。

日当たりの少ないお部屋こそ、照明の工夫のしがいがありますので、ぜひお試しいただけたら嬉しいです。

別レイアウトのご提案

今回のお部屋に、ワークスペースとくつろぎスペースを両立させる場合、こちらのレイアウトが可能です。

ワークスペースを大切にすると、ソファーの設置は難しくなりますが、例えば折りたたみができる【 ラウンジチェア Nychair X 】を取り入れていただくと、くつろぎスペースを設けることも可能です。

体をすっぽりと包み込むような、安定感のある座り心地で、リモートワークの合間にちょっと贅沢な一休みが叶います。

気軽に持ち運びができますので、書斎はもちろん、リビングやバルコニーに移動いただき、休日におくつろぎいただくのも素敵です。

こちらのレイアウトの場合、ハンガーラックは、やや圧迫感が生じますがデスクの短い辺に沿わせて、平行に設置いただくか、サイズによっては設置が難しい可能性もございます。

ご検討の際は、サイズをお伺いの上、設置可否を確認いたしますため、お気軽にご相談くださいませ。

担当：お客様係　山崎