神奈川県　O様邸

コーディネート概要

LDKは、ご家族の皆さまが揃っておくつろぎいただけることを最優先して、コーディネートをいたしました。

お持ちのダイニングテーブルに合わせ、木の色はミッドブラウンカラーで統一し、ヴィンテージテイストの中にも明るさを感じる、ナチュラルヴィンテージスタイルでまとめました。

2Fの個室は、ナチュラルカラーとブラウンカラー、お部屋ごとに基調となるカラーを変えて、コーディネートしています。
大半の商品はカラーをご選択いただけますので、お部屋で過ごされる方のお好みに合わせてお選びください。

レイアウト

1FのLDKは、ご家族5名様が揃って、だんらんの時間をお過ごしいただくことをイメージして、レイアウトいたしました。

リビングのソファーは、カウチタイプをご希望いただいておりましたが、なるべく多くの方がお座りいただけることと、回遊性の高さを重視して、肘掛けのない直線タイプのソファーをレイアウトしました。

カウチソファーは、足を伸ばしておくつろぎいただけるメリットがある一方で、L字になる分、設置面積が必要となり、カウチ部分は回り込む必要があります。

また、カウチ部分には基本的に一人しかお掛けいただけないため、大人が並んで4名お座りいただけるよう、座面有効幅の広いソファーをセレクトしています。

ソファーの両サイドから出入りができると、回遊性が高まるため、移動のストレスを軽減することができます。

化粧柱にソファーを付ける形でレイアウトすると、窓側に40～50cmの動線が確保できます。
人ひとりが通るための動線目安が60cmなので、目安よりは狭くなりますが、両サイドがらの出入りが叶うと、5名様が集う場合も、滞留せずスムーズな行き来が可能となります。

リビングでこたつをご使用いただくために、ソファーとTVボードの間は、なるべく広く取れることが理想です。

化粧柱位置よりもソファーを少し下げ、キッチンカウンターとの間を70cm程度空けてレイアウトしていただくと、ソファー後方も問題なく通行でき、リビングのこたつスペースも広くお取りいただけます。

さらにスペースを広く取るために、TVボードも一般的なものよりも奥行きが浅い38cmの商品をお選びしています。

ソファーとTVボードの間には約160cm程度の距離を取ることが出来、ソファーに人が座ると同時に、こたつを囲んでいただくことも可能です。

お持ちのダイニングテーブルをキッチンカウンターと平行にレイアウトしてしまうと、キッチンの出入りがし辛くなってしまいます。

そのため、キッチンカウンターとは垂直に、かつ短辺を壁面に付けてレイアウトいたしました。
このレイアウトの場合、キッチンへの行き来も問題なく、テーブルの短辺側にも1人座れるようになります。

2Fは、ご家族みなさまの個室・寝室かと存じますため、各部屋にそれぞれベッドをレイアウトしています。

※「BR1」と「BR2｝の間には、壁がある想定で作成しております。

まず、お持ちのテーブルをご利用される「MBR」には、シングルベッドを2台、並べてレイアウトしています。

入り口前方にテーブルとチェアー、その奥にベッドを配置しており、片側のみにはなりますが、ルーフバルコニーへの動線も確保できています。

スペース的にあまり余裕はございませんので、なるべく圧迫感を感じにくいように、ベッドは低めのタイプがおすすめです。

レイアウト商品は、【 ヘッド付きフロアベッド PIATTO 】です。

外枠のないフラットなデザインのため、2台ぴったりと横並びにくっつけての設置が可能です。

「BR1」「BR2」「BR3」には、それぞれシングルベッドを一台ずつと、デスク・チェアー、そしてそれぞれの間取りに合わせたサイズの収納家具をレイアウトしています。

「BR1」は、窓際にベッドと、入口側にデスク・チェアー、クローゼット脇にチェストを配置いたしました。

「BR2」は、クローゼット前にベッド、対面にデスク・チェアーと収納用シェルフを配置いたしました。

「BR3」は、クローゼット前にデスク・チェアー、その隣にベッド、ベッドの足元に、背の高い細身の収納シェルフを効率よくレイアウトいたしました。

家族団らんの時間を心地よく。
落ち着きを感じる、ナチュラルヴィンテージテイストのLDK

LDKには木製のアイテムを揃え、自然素材のあたたかみを感じていただける空間となっています。

ミッドブラウンカラーを中心に構成しているので、ナチュラルさの中にも、味わい深い「かっこよさ」も感じていただける、そんなコーディネートです。

幅が約230cmもある【 ソファーセット Cタイプ culum unit sofa／BR 】は、座面の上であぐらをかいた状態で、大人3名がゆとりを持って座れるほど、大きなサイズのソファーです。

ミッドブラウンカラーのフレームに、キャメルカラーのコーデュロイ生地を組み合わせた、落ち着きとカジュアルさを感じるアイテムです。

こっくりとした深みのあるカラーで汚れは目立ちにくいカラーですが、汚れを未然に防いでいただける【 ユニタス テキスタイルプロテクターW 】で、ご使用前にお手入れしていただくと、より安心かと存じます。

※クリーナーとセットの【 ユニタス テキスタイルケアキット 】もございます。

▼ 【動画】家具を汚れから守るテキスタイルプロテクターについてご紹介します。

実はこちらのソファーは、2人掛けと1人掛けを組み合わせたセットなので、離してお使いいただくことも可能です。

シーンに応じてレイアウトを気軽にご変更いただくことができるので、ご来客の時などは大変便利です。

お部屋の中央にソファーを配置するレイアウトとなるため、圧迫感の感じにくい高さであるところもポイントです。

ダイニングやキッチンにも近い距離にあるので、こんな風にソファー越しにも会話がしやすく、ご家族でのコミュニケーションも活発に。

背もたれが低い場合、くつろぎ感に欠ける心配があるかもしれませんが、背クッションにはハリがあるので、しっかりと体を受け止めてくれます。

座面奥行きも72cmとたっぷりありますので、だらっと姿勢を崩して、ソファーに体を預けることもできます。

▼ 「culum unit sofa」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。

こたつテーブルにおすすめいたしますのは、オークの木目が美しい【 こたつテーブル FAM／BR 円形 直径90cmタイプ 】です。

一見こたつに見えないスマートなシルエットと素材感は、通年お使いいただくことを想定してお選びしております。

直径90cmと、大きすぎず小さすぎずの程よいサイズ感で、ソファー前に置いても邪魔にならないサイズです。
円形テーブルは、自然と「囲む」形になるので、自然と会話も弾みます。

床でくつろぐ方と、こたつでくつろぐ方、それぞれお好きな場所でリラックスしてお過ごしいただければと存じます。

床でもお過ごしいただくことを想定していますので、ラグマットも200cm×250cmと大きい長方形サイズを選んでいます。

【 ラグマット LUCE 四角形タイプ 】は、ふんわりとした手触りと、何色か糸をミックスしたデザインが特徴です。

柄ほど主張は強くなく、無地よりもアクセントになり、程よく存在感を発揮するのが、こちらのラグマットです。

今回のコーディネートでは、ミッドブラウンやキャメルといった、やや濃い目のカラーが多いので、空間に軽やかさを感じていただけるように、カラーは「アイボリー」をセレクトしています。

ウォッシャブルタイプなので、汚れても水洗いができますが、もし初めから汚れが目立たないほうがよろしければ、「ベージュ」もコーディネートにお似合いになるので、ご参考ください。

先程ご紹介いたしました【 ユニタス テキスタイルプロテクターW 】は、ラグマットにもお使いいただけます。

スペースの兼ね合いで、5名様がお掛けいただけるソファーのご用意が叶わなかったため、一人用のリラクシングチェアーもご用意しております。

人間工学に基づいて座り心地を計算された【 ラウンジチェア Nychair X 】は、コンパクトなサイズながら、包み込まれるような座り心地です。

今回のコーディネートでは、フレームカラーは「ダークブラウン」、布地は「ホワイト」の組み合わせがおすすめです。

軽量で折りたたみも可能なので、他の場所へ移動させたり、使わない時は収納しておいたりと、フレキシブルにお使いいただけます。

TVボードには、【 TVボード WIRY／BR 幅180cmタイプ 】を選びました。

こちらも他のアイテムと同じく、前板部分のオーク材が印象的なアイテムです。
真鍮製のパーツや、艶消しアイアン脚が、高級感とヴィンテージ感を演出します。

大きなサイズ感のソファーに合わせて、TVボードも180cm以上のサイズをお選びいただくと、リビング全体で見るとバランスが良くなります。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜「テレビボード」の最適な大きさを知りましょう。

キッチンカウンター脇には、リビング収納として、【 R.U.S 基本セット 薄型 高さ91cm×幅92cm（ウッドキャビネット） 】をレイアウトしています。

カラーは、お部屋の雰囲気に合わせた「ブラック×ミッドブラウン」がおすすめです。

よく人が行き来する動線上にものを置く場所があることで、生活に必要なあれこれを気軽に取り出すことができるので、便利です。

奥行きが23cmとコンパクトなので、通路上に設置する場合でも、通行の妨げにはなりません。

▼ 【動画】自由な組み合わせで暮らしにフィット◎省スペースに最適な薄型ユニットシェルフ。

【 R.U.S ユニットシェルフ 】は、さまざまなサイズとカラーのバリエーションがございます。

キッチンには、【 LINA 105キッチンボード 】の隣に、背が高く細身の【 R.U.S 基本セット 高さ165cm×幅47cm（シェルフボード44） 】を設置しています。

連結させたり組み替えたり、フレキシブルにお使いいただけるメリットがございますので、お部屋のスペースに合わせて、適したサイズをお選びいただけますと幸いです。

▼ 新生活準備のおすすめ家具「ユニットシェルフ」。 間取りに合わせて、自由自在に組み合わせができます。

お好みのカラーチョイスで、お部屋ごとに個性を活かした空間に

メインベッドルーム以外の3部屋は、お部屋の広さも同程度でしたので、アイテム構成はほとんど同じにしています。
レイアウトは間取りがそれぞれ異なるため、お部屋に合わせて配置いたしました。

「BR1」「BR2」は、明るいナチュラルカラー、「BR3」は濃いブラウンカラーでコーディネートしています。
アイテム構成が同じでも、カラーが違うだけで、お部屋の印象は大きく変わります。

当店の家具は、大半が「ナチュラル」と「ブラウン」の2色はお選びいただけるアイテムが多いため、お子様の個性やお好みに合わせてお選びいただければと存じます。

「BR1」「BR2」は、ナチュラルカラーとホワイトカラーを基調とした、さわやかな印象のお部屋に仕上げています。

【 木製ベッド NOANA／NA スタンダードタイプ 】は、ヘッドボード部分が格子状になっており、軽やかな印象を与えます。

丸みを帯びた脚や、アッシュ材のやわらかな木目が、やさしい印象を醸し出します。

デスクとしてご用意したのは、【 R.U.S おすすめセット #44 】です。

LDKの収納にご提案した商品と同じシリーズですが、パーツの組み合わせによって、デスクとしてご利用いただけます。

将来的にデスクが不要になった場合でも、棚板の取り付け位置を替えたり、パーツをお買い足しいただくことで、別の用途にご活用いただけるため、長くご愛用いただくことができる機能的な商品です。

▼ ユニットシェルフ R.U.S でつくる、「デスク」の魅力をご紹介します。

「BR3」は、LDKと同じく、ミッドブラウンカラーとブラックカラーを基調とした、ヴィンテージ感のあるメンズライクなお部屋に仕上げました。

【 木製ベッド folk／BR 】は、ヘッドボードが高く、全面に木目の表情を感じていただけます。

落ち着いたミッドブラウンカラーに、少しいなたさも感じるようなデザインで、スタイリッシュな中にもほっこりとした印象も受けます。

どちらのベッドも、色違いのバリエーションがございますので、ぜひお好みのデザインとカラーでお部屋を彩ってください。

居心地の良い空間づくりには欠かせない、照明計画

最後に、照明計画について、ご案内いたします。

LDKの天井照明は、リビングにはシーリングライト、ダイニングにはペンダントライトを導入いたしました。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜リビングにはシーリングを。ダイニングにはペンダントを。

天然木のウォールナット材を側面にあしらった【 天井照明 Olika WOOD LED CEILING LIGHT 】。

一般的なシーリングライトは無機質になりがちですが、自然素材を組み合わせて、ナチュラルコーディネートにも違和感なく溶け込むようにデザインされています。

リモコンで10段階の調光・調色機能が可能な点は、広めのリビングにおいては嬉しい機能です。

映画を見る時はオレンジの光を暗めに灯したり、ペットと遊ぶ時には明るい光で照らしたりと、シーンに応じてご調整いただけけます。

ダイニングは、テーブルが大きなサイズのため、なるべく広範囲に光が届くよう、ガラス製のペンダントライトを2つ並べた多灯照明を取り入れました。

【 天井照明 GENIE 】は、1つあたり60Wですが、シェードがガラス製のため、全方向に光が拡散するので、効率的に周囲を照らしてくれます。

▼ 【動画】＜照明選びの基礎知識＞ダクトレールを使って、ダイニングを 多灯照明で照らそう。

リビングとダイニングで光源の高さを変えることで、光の陰影やグラデーションが生まれ、よりリラックスできる空間となります。

さらに高さの異なる間接照明も取り入れると、一層雰囲気も居心地も良い空間が生まれるので、ぜひ導入いただくことをおすすめいたします。

今回のプランでは、リビングに【 フロアライト HEMPLEN 】、キッチンカウンター上には【 SIENI TABLE LIGHT 】をそれぞれ取り入れております。

▼ 【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方｜Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。

「BR1」「BR2」「BR3」の個室には、【 天井照明 HARMONY CIELING LAMP 】を取り付けました。

こちらの照明も、リモコンで明るさの調整ができ、角度も自由に調節ができる、機能的なアイテムです。

「MBR」には、【 ペンダントライト Oilparch 】を取り入れました。

シェードの下の部分には、光源が見えないようにカバーが取り付けられていますので、就寝時も眩しさを感じにくくなっています。

寝室兼テレワーク用のお部屋でもあるので、こちらの照明にも、無段階調光・調色が可能な「スマートLED電球タイプ」をおすすめいたします。

スマート電球とは、調光・調色が出来たり、GoogleやAmazonのデバイスと連携して声で操作できたりする次世代的な照明です。専用のアプリと連携させるだけで、スマホでも明るさや色味を調整することが可能です。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜暮らしに「スマート電球」を取り入れましょう。

照明は、インテリアづくりには欠かせない、重要な要素のひとつです。

ぜひ、生活シーンに合わせて、居心地の良い空間に仕上げていただけいただければと存じます。

▼ 暮らしにあった照明の選び方

担当：プロサポート　中島