トップページ > 3Dコーディネートサービス > コーディネート事例一覧 > 東京都 T様邸
東京都 T様邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | ご夫婦・子ども2人 | ご予算 | ~30万円 |
---|---|---|---|
購入予定時期 | すぐにでも | 提案希望のお部屋 | リビングルーム ダイニングルーム |
床の色 | 床:ナチュラル | ドアの色 | ドア:ダークブラウン |
スタイリングイメージ | ナチュラル、明るい、爽やか、ウッド、リネン | ご希望の生活スタイル | リビングで過ごす時間が長い |
ご希望のアイテム | 収納家具(本) 収納家具(その他) 照明(シーリングライト) 照明(フロアライト) | ||
提案に含めて欲しい商品 | (1)リビングorリビング隣の子供部屋の収納家具(キャビネットやラック) 下記をまとめてorそれぞれ置けるもの ・ランドセル置き場を2人分作りたい(ベロン置きができるように) ・絵本や漫画を子供の見えるところに置きたい(仕舞い込むと手にとらなくなるので、常に子供が手に取れるように、40冊ぐらい) ・プリンターやiPadが床置きになってしまっており、可能であれば置き場所を作りたい (2)ソファ横のフロアランプ ・ソファで子供がタブレットを触るのでソファ周りを明るくしたい (3)子供のデスク側の部屋の天井照明もう少しおしゃれなものを検討中 ・勉強する場所なので明るさは確保したいが今は色味の違う照明が気になる (4)リビングをおしゃれにするアートや小物があればおすすめいただきたい (5)マンションの狭い玄関をおしゃれにする棚や照明、アートがあればおすすめいただきたい。 |
お持ち(予定)のアイテム | ・ダイニングテーブル:160×85×72 (H) ・キャビネット(小物やひな人形等を飾る用):80×42×70(H) ・テレビボード:155×38×41(H) ・ソファ:190×95×71(H) ・ピアノ:126×40×82(H) ・勉強机:110×57×82(H)が2つ ・白い棚(ランドセルベロン置き、学校用用具置き場):80×35×82(H) ↑これは廃棄して他の家具への変更可能 |
現在のお悩みを教えてください。 | ・ダイニングテーブルの照明を吊り下げる紐をギリギリで切ってしまっており、 ダイニングテーブルの位置を動かせない(その後ろのスペースがもったいない) ・部屋の広さのわりには家具が大きく、これ以上物を増やすと圧迫感が心配 ・小物が多く、ごちゃついている ・ピアノの置き場に悩んでいる(色味が黒) ・リビングはウォールナット系の家具、 子供部屋はナチュラル系でちぐはぐであるが、これらの家具ひとつひとつは気に入っており、変えるつもりはないので馴染ませたい ・おしゃれさを優先させたい一方で、子供の日用品はある程度出しておかないと子供にとって使い勝手が悪い ・勉強机やランドセル置き場を作ったことで子供の遊ぶスペースがなくなってしまった |
理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | ・おしゃれで落ち着くリビングインテリアにしたい |
伝えたい内容など | ・リビング、それに続く子供部屋、ダイニングの家具の適切な家具配置を知りたい (ピアノをダイニングテーブルの後ろにしようか検討しましたが、色味が黒なので浮かないか心配) ・大きめの家具(ソファ、テレビ台、とダイニングテーブル、子供用の勉強机)はこのまま使用したい(配置は変更可能) ・可能であれば子供が遊ぶスペースを確保したい |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
「収納」「照明」「ディスプレイ」の3点に着目し、セレクトしたアイテムについて、詳しくご紹介いたします。
「使い心地」と「見心地」、両方を兼ね備えたアイテムを選ぶことで、居心地の良い空間で快適にお過ごしいただけるよう、意識してセレクトいたしました。
▼家具選びをはじめる前に、読んでほしい「使い心地と、見心地」と「充足感」についてのお話
レイアウト
リビング・ダイニング・子供部屋の適切な家具配置に関しまして、照明やテレビの配線、窓や扉の位置を鑑みますと、現在のレイアウトが最も暮らしやすいように感じました。
そのため、基本レイアウトはそのままにしております。
ピアノをダイニング後方へ移動をご検討とのことですが、もし図面の照明取り付け位置が正しい場合は、若干スペースが狭く、窮屈になる恐れがございます。
もし、設置する余裕がございます場合は、LDKはウォールナットカラー基調のシックな印象で、ブラックも馴染みやすい空間ですので、移設いただいても問題ないかと存じます。
家族みんなが手に取りやすい、「オープン収納」のご提案
お子様のランドセルと本を収納するための収納として、【スライドシェルフ RattanMix/NA】をご提案いたします。
設置場所に関しては、お子様の使い勝手と、リビングダイニングに与える圧迫感を考慮しますと、お子様部屋への導入がおすすめです。
もし、ピアノをLDKへ移設される場合は、現在ピアノがある位置への設置が、より空間を広く確保できそうです。
このシェルフの特徴は、幅が100cmから195cmまで、無段階でスライドできるところです。
収納したい物や設置場所に合わせて、自由に伸縮できるので、設置場所の変更にも柔軟に対応が可能です。
奥行きは30cmと、大きすぎず小さすぎないサイズで、天板部分にはランドセルを2つ載せることも可能です。
高さも80cmと、お子様にも使いやすい高さとなっています。
一部の背板部分には、ラタンを編んだ意匠が。
これには、置くものを素敵に見せてくれる効果や、背面を完全に塞がないことで、開放感のある空間づくりができるメリットがございます。
オープンタイプの収納なので、お子様も手に取りやすく、本や漫画もたくさん収納いただけます。
▼「RattanMix Slide shelf」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
▼「見せる収納」でリビングを美しく! おしゃれに片付くアイデア術3選
プリンターやiPadの置き場も作りたいということで、こちらはリビングに近い位置にある方が使い勝手が良いかと存じます。
ソファーからも近く、手に取りやすい間仕切り扉の前へ、コンパクトなオープンシェルフをひとつ取り入れるのはいかがでしょうか。
【R.U.S 基本セット【通常】 高さ91cm×幅47cm(シェルフボード44)】は、スライドシェルフ同様、背板のないオープン収納です。
ウッドとフレームのカラーをお選びいただけますが、リビングのイメージに合わせて、「ブラック×ミッドブラウン」をセレクトしています。
【R.U.S ユニットシェルフ】は、パーツのサイズやバリエーションが豊富なので、ライフスタイルや住環境の変化にも柔軟に対応できます。
自由にパーツを組み替えることで、異なる場所や用途でも永くお使いいただけます。
▼【動画】ただ収納するだけじゃない「オープンシェルフ」の魅力
お部屋のテイストに合わせた照明選び
お子様部屋の天井照明におすすめいたしますのは、コロンとした丸いフォルムと、自然素材を用いたソケットカバーが印象的な、【シーリングライト SHIF】です。
▼【動画】レトロで素朴な雰囲気に。コロンと丸いシーリングライト
ソケットカバーには「紙布(しふ)」という素材を採用しています。
紙布とは、機械抄きの和紙に、水分をなじませ、薄くねじり、撚(よ)ったものです。
明かりを灯すと、網目から光がこぼれる様が、まるで工芸品のような味わいを感じさせます。
直径20cmのコンパクトサイズなので、空間を広く見せることができます。
シンプルながら、どこか目を引くデザインで、ナチュラルなお子様部屋のさりげないアクセントにぴったりです。
電球は「LED電球」「スマートLED電球」どちらかお選びいただけます。
「LED電球」の場合は、オレンジのあたたかみのある色合いですので、ほっこりと落ち着ける空間に。
もし、勉強する時は青白い光の方がよろしければ、スマホで調光・調色が可能な「スマートLED電球」をお選びください。
▼普通のLEDとどう違う?スマート電球への疑問を解消します。
ソファー周りを照らすフロアライトには、【フロアライト GRASP】を選びました。
コットンリネンのシェードと、彫刻のような意匠の支柱が、どこかクラシカルな雰囲気です。
現在のリビングダイニングの雰囲気にもマッチし、世界観をより深めてくれるような、インテリア性の高いアイテムです。
▼【動画】やわらかな光で、居心地の良いお部屋に。|あったら、いいもの。フロアライト編
シーリングライトとフロアライト、それぞれお部屋のテイストに合わせたものをご提案いたします。
リビングはウォールナット系の家具、子供部屋はナチュラル系と、居室毎に家具の色味が異なりますが、色彩の強い色を用いず、トーンを抑えたアースカラーを中心にコーディネートをすれば、全く問題はございませんので、ご安心ください。
ナチュラルな自然素材を中心に構成いただくことで、ほっと落ち着く空間として、お過ごしいただけるかと存じます。
▼「安らぎ」を感じるお部屋とは?インテリアに天然素材を取り入れよう。
▼「ナチュラルヴィンテージ」スタイリングのメリットと、実践ポイントを紐解きます。
壁面を彩る、アートやウォールシェルフ
「小物が多く、ごちゃついている」というお悩みをお持ちということで、今回は壁面の装飾について、ご案内させていただきます。
現在、リビングダイニングの壁面には小さめのフレームを複数飾っていらっしゃるかと存じます。
同じようなサイズのフレームを散らばって配置した場合、少し煩雑に見えてしまう懸念がございます。
壁面を飾るアイテムは、「大きいサイズ」を「一つだけ」取り入れると、わかりやすくメリハリを付けることができます。
▼アートポスターの「飾り方」押さえておきたい3つのポイントをご紹介
いくつか、バリエーションをご紹介いたします。
こちらが、70cm×100cmサイズの【アートフレーム Oak round frame】に、【アートポスター Assemble no. 65】を組み合わせたイメージです。
大きいサイズなのでアートの存在感がぐっと際立ち、まるでアートスタジオのような空間として、視線が自然と集まります。
アート自体は、お部屋のアイテムとカラーを「レピテーション」させることで、自然と馴染んだ印象となります。
▼【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
こちらが、50cm×70cmサイズの【アートフレーム Oak round frame】に、【アートポスターOne Way】を合わせたイメージです。
先程のものよりも一回り小ぶりですが、縦向きタイプは隣接するテレビ画面と向きが異なるので、空間に動きが出てまいります。
中のアートは、先程と同様に、色のトーンを抑えることで、まとまりのある空間を演出することができます。
アートとはまた異なりますが、立体的にアクセントを加えることができる【ウォールシェルフ H/A】もおすすめのアイテムです。
▼ナポレオンシェルフ「H/A WALL SHELF」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
▼【お家で使ってみた。】スタッフ3名が、復刻家具「ウォールシェルフ H/A」をレビュー
アンティーク家具である「ナポレオンシェルフ」を復刻したこちらのシェルフは、【フロアライト GRASP】と同様に、複雑性のあるデザインの支柱が印象的。
アートとは異なり、中にお気に入りの雑貨を飾ることで、立体感のあるディスプレイシェルフとして、存在感を発揮します。
「三角形飾り」や「レピテーション」など、当店でご案内しているセオリーを参照しながら飾っていただければ、空間を引き立たせるインテリアとしてご愛用いただけるかと思います。
▼【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
▼【動画】センスのいらないインテリア|「均等配置」を学びましょう。
▼【動画】インテリアがおしゃれになる飾り方のコツ in リビング|DisplayRecipe
玄関を演出するアイテムやテクニックも、ご紹介いたします。
先程ご紹介いたしましたアートやウォールシェルフは、玄関でもご活用いただけます。
その他、空間を広く見せる効果がある「ミラー」や、植物やキートレーを置けるような「スツール」「ベンチ」、手軽にアクセントを加えられる「フロアマット」などがおすすめのアイテムです。
玄関周りについて詳しくご紹介しております記事や動画も、ぜひご参考くださいませ。
▼玄関の棚はどうやって整える?すっきりと心地よい「玄関」の作り方
▼【わたしの愛用品】スリムなミラーで、「狭い玄関」を飾ってみました。
▼玄関マットからアクセント使いまで。あると便利な「小さいラグ」