深みのあるヴィンテージレッドの家具で北欧テイストに仕上げた、贅沢なリビングコーディネートをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/icoordinate/u4/2023-06-01.php公開日 2025年11月04日(火)
ヴィンテージレッドカラーの家具の魅力や
スタイリングのコツを解説します。
みなさん、こんにちは。
商品部の大原です。
家具やインテリアを選ぶとき、
サイズや価格と同じくらい重要視するのが、
デザイン(見た目)ですよね。
その中でも、特に色について
「どの色にしよう...?」と
悩む方は多いのではないでしょうか。
日々の暮らしに馴染む色か、
空間の雰囲気を変えすぎないか。
良くも悪くも「色」の影響度は大きく
迷ってしまうのも当然です。
リセノのオリジナル家具は、主に
「ナチュラル・ブラウン・ヴィンテージレッド」の
3カラーの家具を展開しています。
今回は、その中でも北欧的で
暮らしに上級者のような印象を添えてくれる
ヴィンテージレッドについてご紹介します。
ヴィンテージレッドの魅力と
取り入れ方のコツを丁寧に解説していきますので、
色でお悩み中の方は、ぜひご参考ください◎
ヴィンテージレッドの特徴と魅力
ヴィンテージレッドの家具は
ナチュラルやブラウンの家具と比べて
どのような特徴があるのかみていきましょう◎
ヴィンテージレッドの家具の魅力
古くからヴィンテージ家具には、
美しい赤みを帯びたチーク材が用いられ、
空間に上質さと温かみをもたらしてきました。
魅力は、なんといってもその"深み"。
ほんのりブラウンを含んだ赤色は、
まるで北欧のような上品な落ち着きを
空間にもたらします。
また、ヴィンテージレッドの家具は
ひとつ取り入れるだけで
"こなれ感"のある空間に
仕上がるのもポイント。
北欧モダン、ミッドセンチュリーなど、
意外にも幅広いテイストと相性が良い
万能なカラーなのです。
ヴィンテージレッドの家具のデメリット
一方で、ヴィンテージレッドの家具は、
その特徴的な赤みから置く場所や
周囲のアイテムの色次第では、
主張が強く感じられることがあります。
さらに、美しい赤みをもった家具の多くは
冒頭のとおり、チーク材を使用したもの。
しかし、チーク材は成長に長い年月を要し、
木目や色合いが美しく耐久性も高い、
まさに高級家具材。
現在では、伐採や輸出の制限で入手が難しく、
どうしても市場価値は高めになってしまいます。
そこでリセノでは、耐久性が高く、
木目も美しいオーク材を採用し、
ヴィンテージ家具ならではの特徴的な赤みを
忠実に再現しました。
これにより、本物の魅力を損なわず
手の届く価格帯でのご提案が実現しています。
こんな方におすすめ
ヴィンテージレッドの家具は、
こんな方におすすめです。
- 上質で深みのある雰囲気が好き
- 北欧ヴィンテージに憧れる
- 個性、こだわりを感じる空間に仕上げたい
- リセノのヴィンテージレッドの家具を持っている
ヴィンテージレッドでよくあるお悩み
魅力的な色でありながらも、
お客様とお話するなかで自宅や
お手持ちの家具との相性についてのお悩みを
ご相談いただくことがあります。
お悩み① 特徴的な色、部屋で浮かない?
特徴的な赤みゆえに、
こなれ感漂う上級者向けのような印象があり、
お部屋で自然に馴染むか不安ですよね。
ですがご安心ください。
ヴィンテージレッドは、
決して難しい色ではありません◎
深みのある赤みは、木の温もりや
真鍮・ブラックといった落ち着いた素材とよく馴染み、
工夫次第でシンプルなお部屋にも自然に溶け込みます。
光のトーンや隣り合う色を整えることで、
思っている以上に柔らかく、
お部屋に寄り添ってくれる色なんです。
お悩み② 自宅の床や手持ちのアイテムと合う?
明るい床や手持ちの家具との相性など
ヴィンテージレッドの家具を検討するにあたって
コーディネートが難しそうに感じる方も多いです。
- 明るい印象の床色に赤の要素が加わると、空間のバランスが崩れるのではないか
- 深みのあるカラーのため、部屋が狭く・重たく見えるのではないか
けれど、コツをつかめば意外と簡単。
ヴィンテージレッドの家具+ナチュラルの家具
ベージュやブラウンを
基調としたお部屋であれば
温かみのある色同士トーンが揃い、
穏やかな印象になります。
対して、グレーやブラックなど
無彩色の要素が多いお部屋であれば
落ち着いた大人の雰囲気に仕上がります。
ほんの少しの組み合わせ次第で、
ヴィンテージレッドはぐっと表情を変える色。
その奥深さも魅力のひとつです。
お部屋の床色をもとに、ヴィンテージレッドとの相性を見ていきましょう。
https://www.receno.com/pen/dinings/u62/2022-11-14.phpヴィンテージレッドを暮らしに馴染ませるアイデア4選
そんな"難しそうで実は馴染む"
ヴィンテージレッドの家具を
暮らしに取り入れる方法は
大きく分けて4つあります。
- 部屋の配色は「70:25:5」を意識する。
- レピテーションで、空間に一体感を出す。
- 「電球色」の光を取り入れる。
- テイストや素材を揃えて、孤立した要素を減らす
ひとつずつ、見ていきましょう。
部屋の配色は「70:25:5」を意識する
インテリアにおいて、
お部屋の家具や雑貨の「色」の配分には
「70:25:5」という基本の比率があります。
- 70%:ベースカラー (床や壁などの内装)
- 25%:メインカラー(家具やインテリア)
- 5% :アクセントカラー(アイテム)
この25%にあたるメインカラーの部分を
ヴィンテージレッドにすることで調和が取れ
浮いた印象がなくなります。
厳密に数字にこだわる必要はないですが、
お部屋の構成する色を
だいたい3~4色程度に収めると
見心地のいい空間に近づきます◎
特にヴィンテージレッドは、
ナチュラルやブラウンのような
ベーシックな色味ではないため、
色同士の衝突を抑えるのが有効です。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げるセオリーの「基礎」をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2024-07-05.php「家具の色がバラバラでまとまらない」そんなお悩みを解決する方法をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u64/2024-08-07.phpレピテーションで、空間に一体感を出す
「レピテーション」とは、
色や素材、形などの要素を繰り返すことで、
空間に統一感を生み出す手法のことです。
この部屋では、チェアやアート、食器など
ブラックのアイテムが散りばめられており
空間にリズムを生み出しています。
単調な印象がなくなることで
お部屋の家具やアイテムに一体感が生まれ
それぞれのアイテムを孤立(=浮く)させることなく
馴染ませることができます◎
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.php「電球色」の光を取り入れる
空間の印象は、
光のトーンや色によって
雰囲気が大きく左右されます。
同じ家具でも、照らす光が違えば
見え方も、感じる温度も変わるもの。
そのため、光の種類をこだわりましょう。
一般的な家庭で使われる
電球の色は主に次の3種類があります。
- 電球色...オレンジのような温かみのある黄色
- 昼白色...白っぽい自然な光
- 昼光色...青みがかった白
ヴィンテージレッドと
相性がいいのは電球色・昼白色です。
ヴィンテージレッドと同じ暖色系のため
木の表情をやさしく引き立ててくれます。
対して、昼光色については
青白い光が木の赤みをややくすませて見せ、
どこか馴染みにくい印象を与えることも。
天井照明でなくテーブルライトなどで
電球色を取り入れるだけでも、
お部屋のミスマッチ感はぐっと和らぎます。
多灯照明、必要な明るさなど照明選びに必要なポイントを解説します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-03-07.phpテイストや素材を揃えて、孤立した要素を減らす。
また、家具やインテリアの
テイストや素材感を揃えることも
お部屋に統一感を出す近道です。
例えば、このような部屋。
実家の頃から愛用をしているものだったり、
実用性で不便がないため
これまで買い替えのタイミングがなかったり。
異なる素材や色味のもので
空間が構成されているというのは、
多くのひとにとってあるあるだと思います。
家具一式を買い替えや、
愛着のあるものを手放すのは
なかなかハードルが高いことですが、
テイストや素材を揃えることを意識すれば、
ぐっとお部屋がまとまった印象に。
すべてを手放す必要はありませんが、
少しずつ空間の中の孤立した要素を
減らすことを意識してみましょう◎
どういう基準で、家具を選ぶと良いのかの思考法について解説します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u7/2023-05-15.phpヴィンテージレッドの家具と相性のいいアイテム5選
ここからは、ヴィンテージレッドの家具と
親和性の高いアイテムをご紹介します。
fog linen work ブラストレー
日常的に取り入れやすい便利なトレー。
鍵にリップ、アクセサリー置き...と実用的でありながら
インテリアのアクセントになるアイテムです。
赤みのある家具とゴールドカラーの真鍮は
どちらも同じ暖色系のトーンのため、
違和感なく馴染みます。
さらに真鍮は経年でこっくりとした深みが出るため、
ヴィンテージレッド家具との相性も抜群です。
深みのあるヴィンテージレッドの家具に
真鍮のアクセントをプラスすると、
空間にさりげない高級感と上品さをもたらします。
暮らしにさりげないエッセンスをプラスしてくれる真鍮プレート。お部屋の整えのために取り入れました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u38/2024-07-19.phpシェーカーボックス
シェーカーボックスを組み合わせると
空間に程よいカジュアル感と整然さが生まれます。
深みのあるヴィンテージレッドの家具と
シェーカーボックスのシンプルな佇まい。
お互いの素材感やデザインの美しさが共鳴し、
絶妙な相性を生みます。
ヴィンテージレッドの色味に近い
チェリーカラーの馴染みがいいのはもちろんのこと、
おすすめはブラックカラー。
コントラストが生まれ
空間がぐっと引き締まり、
洗練された印象に仕上がります。
ヴィンテージレッドの温かみと
ブラックのシャープさのバランスは絶妙で
シックで落ち着いた空間が好みの方に最適です。
愛用するもので、人はどれほど影響を受けるんだろ、という観点から、雑貨選びについて考えました。
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https://www.receno.com/pen/myfavorite/u37/2023-01-05.phpテーブルライト &Tradition Flowerpot VP9
Flowerpot VP9は、北欧で長く愛される名作照明。
&TraditionのFlowerpot VP9を置くと
北欧デザインらしいシンプルで丸みのあるフォルムが
家具の重厚感をやわらげ、空間に軽やかさをプラス。
色のトーンも落ち着いているため
ヴィンテージレッドの深みと自然に調和し
統一感のある北欧モダンな印象に仕上がります。
また、テーブルライトとしての機能性も高く
柔らかい光が木の質感を引き立て、
夜のリラックスタイムにもぴったりです。
北欧らしいシンプルな美しさと
ヴィンテージレッドの温かみの組み合わせは
日常の暮らしに上品さと心地よさを添えてくれます。
見ているだけで心が和らぐ柔らかなフォルムと、優しい灯り。落ち着いて過ごしたい、夜のひと時におすすめです。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u33/2024-09-17.php自由な位置で使えるポータブルライト。新たに「フラワーポット」を迎えて、違いを比較してみました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u19/2024-09-12.phpフラワーベース かしわ窯 Scandi relief
瀬戸市の窯元・かしわ窯が手掛ける
フラワーベースScandi reliefは、
北欧テイストのシンプルなデザインが
家具の存在感を邪魔せず、
ほどよく引き締めてくれます。
陶磁器ならではのマットな質感は
ヴィンテージレッドの深みと自然に馴染み、
上品な印象を引き立てます。
凹凸のあるレリーフが光と影を生み、
単体でもインテリアのアクセントになりつつ
家具との組み合わせで上質な北欧モダンの雰囲気に。
花やグリーンを添えれば
日常の暮らしにさりげない
温かさと彩りをプラスできます。
Re:CENO product|ポータブルブラケットライト Lumoa
「ポータブルブラケットライト Lumoa」は、
設置工事もコードも不要で
壁付けできるのが最大の魅力。
100円ショップなどで購入できる
穴が目立たないピンやフックさえ壁に打てれば
壁掛け時計のように簡単に設置できます◎
廊下や寝室などちょっと光があると嬉しい場所にも。
ヴィンテージレッドの家具と併せれば、
ぽっと灯る柔らかい光が
まるで海外のホテルのような雰囲気をつくれます。
裏面がフラットで、卓上においても
使えるところも嬉しいポイントです。
賃貸でも簡単に設置できる「ポータブルブラケットライト」を開発しました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u27/2025-09-11.phpリビング、ダイニング、寝室、玄関、廊下、本棚...。置きたい場所が多すぎて、いくつもほしくなります。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u27/2025-10-28.phpヴィンテージレッドで、上質なこだわり空間を作りましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼ ヴィンテージレッドを暮らしに馴染ませるアイデア
- 部屋の配色は「70:25:5」を意識する。
- レピテーションで、空間に一体感を出す。
- 「電球色」の光を取り入れる。
- テイストや素材を揃えて、孤立した要素を減らす。
小さなところからでもポイントを押さえれば、
特徴的なカラーでもご自宅に馴染みます◎
せっかくの大きなお買い物。
これからの暮らしに
ずっと長く寄り添うアイテムだからこそ、
安心してお迎えいただけると嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。


















































編集部 武尾
編集部 増田
青山店 人見
BM 山本
元京都店 舌
品質管理 遠藤
編集部 江上