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【わたしの愛用品】シャープでクラシカルな佇まいの
フロアライト 「Delicia」を使い、心地よい夜時間に。

こんにちは。

商品部の関です。

唐突ですが、みなさまは一日の朝・昼・夜の中で、
好きな時間帯はありますでしょうか?

季節によっても、少し感じ方は違いますが、
私はどの季節でも「夜」が好きです。

帰路の途中に一日を振り返ったり、
まだ息子は起きてるかなぁ~なんて考えながら、
とぼとぼと夜道を歩いて帰ります。

そして自宅につくと、柔らかい明かりと、
息子の「おかえりー!」というお出迎えがあれば、
完全にスイッチがOFFに。

少し前置きが長くなりましたが、
そんな夜が好きな私が、自宅での夜の過ごし方で
とても大事にしているのが照明です。

照明コンサルタント資格保有の身としても、
照明は暮らしの中で非常に大事な要素です。

そこで今回は、我が家に取り入れた
フロアライト Delicia(デリシア)について、
取り入れた感想など、ご紹介いたします。

IMG_9182.jpg

空間の目線高に、明かりが欲しかった

before.jpg
ビフォー

早速ですが、こちらはフロアライトが無かった頃の
お部屋を再現した自室です。

左奥にテーブルランプがあり、
画角の兼ね合いで画像には映り込めないのですが、
右側奥の床付近にも照明があります。

800800_2.jpg
床付近の照明は、こんな風に植物を照らすように使用
当時から、角にフロアライトを置くと決めていたので、
意図的なレイアウトではありましたが、空間内の
「上・中・下」の「上空間」が少し暗がりでした。

リセノでは、上空間というのは、
目線の高さ程度と定義しています。

明るさの部分だけでいえば、天井照明を点ければ
いい話なのですが、息子がここで遊ぶ時以外は、
天井照明は基本的に点灯しません。

天井照明だけで明るくすると、全体へ均一に光が落ち、
ノペっとした雰囲気で奥行き感が無くなり、
私の目指す、リラックスできる空間にならない為です。

ここは間違いなく、一室多灯を実践することを
おすすめします。

ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。

IMG_9165.jpg
落下しないよう、耐荷重を気にしながら植物をひっかけています。(雰囲気のあるカバーも探し中。。)
天井には簡易式ダクトレールに、
スポットライトもつけていますが、
今では植物をぶら下げる場所になりつつあります。

そして、当時から色々と悩んでいるうちに、
そろそろ本格的に明かりが欲しいと思い、
取り入れたのが、今回のDeliciaでした。

after.jpg
アフター

こちらが、実際に取り入れた後の自室です。

ビフォーと比べると、全体的に明るくなり、
お部屋の中でも、陰影がより濃く生まれ、
奥行き感を演出してくれるようになりました。

比較.gif

合わせて見比べると、違いが分かりやすいですね。

上空間(目線高)の部分に照明を配することは、
空間をスタイリングするにあたり、
重要な部分で、セオリーにも落とし込んでいます。

センスのいらないインテリア【スタイリング編】|空間を「上・中・下」に分けて、スタイリングする。

詳細については、ぜひこちらもご覧くださいませ。

「フロアライト Delicia」を選んだ理由

では、フロアライトを選ぶにあたり、
私がなぜこちらを選んだのかをご説明します。

① コンパクトなお部屋にも圧迫感を与えなシャープさ

delicia.jpg

まずは、シンプルでコンパクトなサイズ感です。

自室は約6畳程と決して広くなく、
その中でも機能的かつ、圧迫感を感じさせない物
というのが選ぶ際のポイントでした。

このDeliciaは、ポールの太さが2cmと、
スタイリッシュな細さで、圧迫感を感じさせません。

動線に配している訳では無いので、
歩いたりという動作には、ほぼ影響はありませんが、
どこにいても視界に入るので、ここは特に重要でした。

ポールのカラーは、ホワイト・ブラックから選べ、
私はブラックにしました。

ブラックは、空間の引き締め効果があり、無彩色で
周りとのコーディネートも組みやすいためです。

自室には、趣味のレコードがたくさんあり、
背表紙にも様々な「色」が入ってくるため、
極力周りには色を使わずシンプルにしています。

また、直線状の家具や、無機質なオーディオ関連が
複数あるお部屋ですので、円形を取り入れる
ポイントの一つでした。

お部屋の緊張感を緩和し、印象を和らげてくれる
このセオリーも、ぜひ取り入れてみてください。

センスのいらないインテリア【スタイリング編】
「円形」をお部屋に取り入れて、空間の印象をやわらげる。

② 異素材の組み合わせで、手持ち家具との調和が図れた

delicia-blog-img4 (1).jpg

続いては、素材面についてです。

Deliciaは、

  • 柔らかい印象を与えてくれるファブリックシェード
  • スタイリッシュな印象を与えてくれるスチールフレーム
  • 円形スタンド上部に、真鍮風の加工が施されている。(素材はスチール)

と、部位によって素材が異なり、
単体で見た時も、スチールの少し冷たい印象を、
シェードのファブリック部分が中和してくれています。

自室の家具類には、
アイアンを使ったリセノオリジナルアイテムの
「R.U.S」を複数使用しています。

IMG_9168.jpg
フロアライト横にあるオーディオ収納場所や、テレビボードにR.U.Sを使用

ここは、レピテーションを意識し、
ブラック・素材感(厳密には異なりますが)を、
繰り返し使うことにより、印象の統一感を図り、
手持ち家具との調和が取れました。

③ シェードが通す電球色の素敵さ

7-b.jpg
シェードはホワイト・ブラウンより選択可能。こちらのブラウンシェードはブラックフレームのみ
続いては、先ほどのシェード部分から通す、
灯かりの素敵さです。

ブラウンシェードは、点灯すると生地感が浮きでて、
柔らかな印象を与えてくれます。

私は、気持ちを和らげてくれる温かい
オレンジの光が大好きで、
必ず、電球色で点灯しています。

色温度についての詳細は、下記よりご覧ください。

白熱球・蛍光球・LEDの違いを比較!上手に使い分ける方法とは?

また、リセノでは定番中の定番ですが、
スマートLEDを使用することで、
点灯/消灯・調光・調色が全てスマホ1個で完結します。

私もPhilips Hueを取り入れており、
シチュエーションというボタン一つで、
お部屋の明るさを段階に分けています。

実際に、NightLate Night と
シーンを名付け、普通の夜時間と深い夜での、
明るさの切り替えができるようにしています。 

比較2.jpg
テーブルライト・床付近の照明にも連動。一括や個別への操作も可能です。

  • 本を読んだりするときは、Night
  • 映画を見たりレコードを聴くときは、Late Night

のように、したい明るさにすぐ変えられるのは、
非常に便利ですし、満足度も高いです。

「フロアライト Delicia」を取り入れて感じたこと

それでは、私がDeliciaを選んだ理由に続き、
生活に取り入れてみて感じたことを、
メリット・デメリットに分けてご紹介します。

メリット① コンパクト目なお部屋には、角置きがおすすめ

IMG_9176.jpg

フロアライトをお部屋の角に置くことにより、
灯かりが2面の壁に反射し、明るさが増します。

また、人は入室時に入口から対角線にあるものを
無意識に見る傾向があり、私のお部屋も、
まさしく入口から対角線上に配置。

そこまでの距離感で、空間の広さを感じたり、
フォーカルポイントとしても、お部屋の中で
特に気を配るべき場所になります。

特に目線の高さは、フォーカルポイントに
なりやすいので、フロアランプのような高さは
目を引き付けやすいアイテムです。

どこに置こうか、置き場所を迷われた際には、
一度、入口から対角線上にある角に配置してみては
いかがでしょうか。

メリット② お部屋のテイストを選ばず、汎用性が高い

ライト Delicia .jpg

続いては、汎用性の高さです。

Deliciaを選んだ理由の項目でも触れましたが、
シンプルなデザインとカラーリングは、
お部屋のテイストを問わず使用できます。

フレームカラー

・ホワイト → 壁や天井に馴染ませスッキリと。
・ブラック → 空間の引き締めポイントとして。

シェードカラーは、お好みでお選びください。
(ブラウンシェードは、ブラックフレームのみ選択可)

購入後に違うお部屋で使う場合でも、
あまり合わないというお部屋は少ないでしょう。

新しいフロアライトを購入しても、他のお部屋で
一室多灯を楽しむために、永く使い続けられるのも
大きなメリットです。

気を付けたいポイント① トグルスイッチの扱い方に注意

トルグ.jpg

最後は、デメリットではありませんが、
少し気を付けた方がいいポイントをご紹介します。

それは、点灯/消灯をするための、
トグルスイッチです。

トグルスイッチを上下にパチンとすることで、
点けたり消したりできるのですが、
勢い余って力をかけると、ポキッと折れてしまいます。

16-b.jpg

他のフロアライトには、プルスイッチという
棒や紐を引っ張って消すタイプもあります。

どちらも、力強く扱うと故障の原因に繋がりますので、
共にスイッチの扱い方には注意しましょう。

こちらも、先ほどのスマートLEDを活用すれば、
直接本体を触ることなく、点灯/消灯できますので、
非常に便利です。

夜が来るのが楽しみになる、フロアライトを取り入れましょう。

フロアライト Deliciaを使った感想、
いかがでしたでしょうか。

温かみのある、柔らかな灯かりで休まる時間は、
一日の中でもとても重要です。

快適なお部屋にする為の照明計画として、
フロアライトを取り入れることは、
比較的簡単な方法でもあります。

フロアライトのハードルが少し高いという方は、
よりミニマムなテーブルライトもございますので、
そちらもご覧くださいませ。

1-b.jpg

ぜひみなさまも、自宅での夜の過ごし方が、
今まで以上に楽しくなりましたら嬉しいです。

それでは、最後にまとめておきます。


フロアライト Deliciaを選んだ理由

  • コンパクトなお部屋にも圧迫感を与えなシャープさ
  • 異素材の組み合わせで、手持ち家具との調和が図れた
  • シェードが通す電球色の素敵さ

取り入れてみて感じたメリットと注意点

  • メリット① コンパクト目なお部屋には、角置きがおすすめ
  • メリット② お部屋のテイストを選ばず、汎用性が高い
  • 気を付けたいポイント① トグルスイッチの扱い方に注意

です。

照明に関しての記事も、他にたくさんございますので、
ぜひお時間がおありの際にお読みくださいませ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Styling Furniture

フロアライト Delicia

¥ 25,800 ~


テーブルライト Delicia

¥17,800~ ¥ 14,240 ~


簡易式ダクトレール

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