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ラグマットの保管方法は? 
適切な保管方法や収納術を解説します。

こんにちは。商品部の関です。

本日は、ラグマットの適切な保管方法について
解説いたします。

季節の変わり目など、衣類と同じように、
お部屋の衣替えをされる方も多いかと思います。

その中で、お部屋の印象付けの部分でも
大きな範囲を占めるラグマット。

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みなさまは、どう保管されておりますでしょうか。

適切に保管しないと、次回使う際に、
気持ちよく使い始めることができないかもしれません。

今回は、その点を解消し、
長くきれいな状態でラグマットが使い続けられるよう、
参考にしていただければ幸いです。

それでは、進めていきましょう。

ラグマットの収納の前にしておきたい2つのこと

それでは、ラグマットを収納する前に、
行っておいた方がよい事を2つご説明します。

実際には、この部分が一番大事な所となり、
結論からお伝えしますが、
今からご説明する内容を行わないと、

  • ダニやカビが繁殖してしまう。
  • 折りジワなどが付き、見栄えを損ねてしまう。
  • ラグマットの毛が抜けやすくなってしまう。

という事が起きてしまう可能性が高くなります。

ですので、次回使用する際に気持ちよく使えるよう、
行っておきましょう。

① しっかりと湿気を取っておく。

12.jpg

ラグマットを収納する前には、
まず、しっかりと湿気を取っておきます。

長期間保管する場合、ラグマットに湿度が
残っているとカビの原因に繋がりますので、
大事な部分です。

方法はいたって簡単で、ベランダなどで干し、
しっかりと収納前に湿気を取っておきます。

ここでのポイントは、

  • 風通しのいい場所で陰干しする。
  • 干す際は、裏面を上にして干す。

です。

理由としては、表面を上にして干す場合、日光による
「焼け」などの劣化に繋がる可能性がある為、
裏面を上にしてポールなどに吊るし干しましょう。

20230620122924.jpg

この際、全体的なホコリなどが気になる場合は、
表裏両面ともハタキを使うなどして、
除去しておいても良いでしょう。

② ラグマットのお手入れを行う。

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湿度がしっかり取れた次は、
ラグマットのお手入れを行っておきましょう。

メインとしては、掃除機を使って、
ホコリやダニなどを除去しますが、
表裏の両面を行いましょう。

ついつい裏面は忘れてしまいそうですが、
裏面にもホコリやダニが付着していますので、
忘れずしっかり行いましょう。

また、表面の掃除についても、掃除機を
強く押し当てながら行うだけでは弱いです。

毛足が長い物などは毛並みを起こしながら、
何度か方向を変え、毛と毛の間のホコリを
取るイメージです。

souplesse-blog9.jpg

ある程度の期間収納することになりますので、
ここは「じっくり、しっかり」と丁寧に行いましょう。

また、汚れが付着している場合は、
事前にクリーニングや、お手入れをしておきましょう。

下記にて、自宅でできるお手入れ方法を
まとめておりますので、ご参照くださいませ。

biancald-blog7.jpg

この段階で、汚れを落とすために水拭きなどを
行った際には、①の湿気も忘れずに、
再度乾かしておきましょう。

ラグマットの適切な保管方法を解説

収納する前の手順が済めば、続いては、
適切な保管方法に進みます。

ここでは、どう保管するかがポイントです。
概ね、自宅のクローゼットなどに収納することに
なる事が多いと思います。

しかし、保管場所が常に空いている
という方の方が少ないのでしょうか。

その点の案は、次の項目で触れますので、
ここでは保管方法についてご説明します。

保管する時には、ロール状にしよう。

10.jpg

保管方法として最適なのは、
ラグマットをロール状にすることです。

折り畳んだりして収納することも考えられますが、
可能な限りロール状にしましょう。

理由としては、長期間折り畳んでおくと、折りジワや、
中にウレタンが入ってるものであれば、
劣化の原因にも繋がる可能性があります。

加えて、ロール状で保管する際にも、次回使用する際に
気持ちよく使えるポイントがあります。

ここで使用するものとして、

  • ラグマット
  • 芯材(突っ張り棒でも代用可)
  • 新聞紙
  • ハトロン紙

こちらを使って、工程順にご紹介します。

ラグマットを広げる。

1.jpg

まずはある程度のスペースを設け、
ラグマットを広げます。

その際、普段敷いているような、表面が上向きに
なるように配置します。

芯材を入れて、クルクルとロール状にする。

2.jpg

ラグマットを購入した際、ロール状で届き、
中にポールのような物が入っていたことが
ある方もいらっしゃるかと思います。

そちらが残っていればいいのですが、
大半の方は処分されているかと思いますし、
芯材のような物を持っている方も少ないと思います。

そういった場合、長めの突っ張り棒
代用可能です。

芯材を入れる理由は、巻いたラグマットを
立てて保管する際に、芯がないとぐにゃりと
型崩れする可能性があるためです。

棒状の物が無いという方は、
可能な限りしっかりとキツく巻きましょう。

また、巻く際のポイントとして、

  • 短辺を巻いていく。
  • 側面部分がフラットになるよう意識する。

を、意識しましょう。

4.jpg

このように、端がずれた状態になった場合は、
正しく端を合わせるように巻き直しましょう。

どちらもしっかりと行う事で、久しぶりに開けた際に、
型崩れが起きにくくなります。

3.jpg

また、巻いている途中に、
新聞紙を入れるということを行えば、
適度に湿気を吸水してくれます。

湿度が心配なお部屋の場合などは、
新聞紙を入れ込んでおきましょう。

ハトロン紙を使って、全体を包む。

6.jpg
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ラグマットがロール状にできたら、
最後にハトロン紙を使って、
全体を包み込みます。

5.jpg

ハトロン紙というのは、
あまり聞き馴染みが無いかと思いますが、
包装紙や封筒用紙に使う薄手の紙です。

価格は、サイズや枚数によってピンキリですが、
ネットやホームセンターで1,000円前後で購入できます。

ハトロン紙は、通気性の良く包みやすい紙で、
保管中の汚れ対策などに効果的です。

ハトロン紙が無い場合は、古いシーツでも代用可能で、
ウェブで「ラグマット 収納袋」などで探せば、
収納袋は色々ありますので、一度ご覧くださいませ。

ハトロン紙をきれいに巻き付けられれば、
保管準備はバッチリです。

11.jpg

やってはいけない保管方法

9.jpg

では、やってはいけない保管方法も、
簡単に押さえておきましょう。

  • 湿度が残った状態で保管する。
  • 圧縮袋を使って保管する。
  • 無理やり折りたたんで収納する。
  • 何年間もそのままにしておく。

何度も触れている項目もありますが、
やはり湿度に気を付けながら、
状態が崩れないよう保管するという事です。

一点、圧縮袋は省スペース化も図れて便利ですし、
使ってしまいそうですが、折りジワがついたり、
毛を固定する部分が痛み、毛が抜ける原因にも。

折りたたみも、跡が残りにくいような
素材や形状であれば多少折っても大丈夫ですが、
心配な場合は、ロール状にしましょう。

自宅での保管場所について

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さて、ラグマットが保管できる状態になりましたら、
次は保管場所です。

上項目でも軽く触れましたが、収納する場合、
自宅のクローゼットになる可能性が高いと思います。

ロール状のラグマットを、空いたスペースに収納
する訳ですが、「縦より横」の方が、
ラグマットへの負荷を軽減させることができます。

しかし、横で収納する場合、クローゼットでは置けず、
ベッド下などに保管するという可能性もあります。

その際の注意点としては、やはり湿度です。

横向きで保管する場合は、

  • 近くに除湿剤を配置する。
  • ラグマットの上に、物を置かない。
  • 定期的に出したりして空気を入れ替える。

という部分に注意しましょう。

床に触れたままの状態だと、
湿度を吸収しやすくなるためです。

立ててクローゼットに収納する場合は、
斜めなどではなく、しっかり真っすぐ立たせましょう。

自宅で保管できない場合

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ここまでの流れを行えば、次回開けた際にも、
キレイな状態で気持ちよくお使いいただけます。

しかし、
「自宅で収納するスペースが無い!」
という方もいらっしゃるかと思います。

そういった場合は、

  • 長期保管してくれるクリーニング店に依頼する。
  • トランクルームを利用する。

などが、自宅以外での保管方法となります。

また、極論にはなりますが、収納場所もなく、
クリーニング店などに依頼するまでは気が進まない、
という方は、ラグを買い替えるのも手です。

何シーズンか使用した場合や、少し飽きが来ている
ようであれば、思い切ってみるのも良いでしょう。

ラグマットを適切に保管し、次のシーズンも気持ちよく使いましょう。

1-b.jpg

次のシーズンも気持ちよく使うための
ラグマットの保管方法、いかがでしたか?

最後にまとめておきます。

ラグマットを収納する前には、

  • しっかりと湿気を取っておく。
  • ラグマットのお手入れを行う。

ラグマットの適切な保管方法は、

  • ラグマットをロール状にする。

ロール状にする際には、

  1. スペースのある場所でラグマットを広げる。
  2. 芯材を入れ、湿気が気になる場合は、新聞紙を入れ込む。
  3. 巻き終えれば、ハトロン紙を使って包み込む。

やってはいけない保管方法は、

  • 湿度が残った状態で保管する。
  • 圧縮袋を使って保管する。
  • 無理やり折りたたんで収納する。
  • 何年間もそのままにしておく。

自宅で保管する場合は、

  • 立てて保管する場合は、垂直に立てる。
  • 横で保管する場合は、除湿剤を近く配置し、上に物を置かない。

自宅以外で保管する方法は、

  • 長期保管してくれるクリーニング店に依頼する。
  • トランクルームを利用する。
  • 思い切ってラグマットを買い替える

です。

お気に入りのラグマットを、季節を超えて
気持ちよく使うために、ぜひ収納の際には、
本記事をご参考にしていただけますと嬉しいです。

それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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