
1台で、シングルからクイーンまで。長く愛せるRe:CENOオリジナルの伸長式ベッド「Peria(ぺリア)」。
https://www.receno.com/bed/peria-bed.php公開日 2026年01月14日(水)
更新日 2026年01月15日(木)
こんにちは。プロダクトデザイナーの加納です。
今回は、オリジナル家具「Re:CENO product」から
新たに登場する伸長式ベッドをご紹介します。
今回はこの新作のベッドについて、
企画経緯とコンセプト設計を紐解いていきます。

1台で、シングルからクイーンまで。長く愛せるRe:CENOオリジナルの伸長式ベッド「Peria(ぺリア)」。
https://www.receno.com/bed/peria-bed.phpベッドはライフステージの変化とともに、
シングル → セミダブル → ダブル → クイーン
と サイズの買い替えが多い家具です。
家族が増えたり引っ越したりすると、
必要なベッドのサイズは変わります。
そのため、
「ベッド自体はまだまだ現役なのに、
買い替えを迫られる」
ということが起こってしまうのです。
私自身、一人暮らしで使っていたベッドを
とても気に入っていたのですが、引っ越しで
サイズが合わなくなり、手放した経験がありました。
まだ十分に使える状態だったので、粗大ごみに出す
手続きをしながら、
「誰かに譲れたらよかったのに...」
と後ろめたさを感じたことを覚えています。
ベッドは、決して安い買い物ではありません。
多くの方が、こんなお悩みを抱えていると思います。
目指したのは、使用人数や寝室の広さなど、
人生で訪れるさまざまな「変化」に
柔軟に対応するベッドです。
そうしてたどり着いたのが、
フレームを引き延ばしてサイズを拡張できる
伸長式ベッド「peria(ペリア)」です。
こんな状況のとき、ベッドを買い替えるのではなく、
「今」と「これから」にあわせて姿を変え、
長く使い続けられるベッドを開発しました。
ベッドフレームは「スライド式」。
サイドフレームを手前に引き出すだけで、
大人ひとりでも簡単に伸長できます。
面倒な工具の使用や組み換えは一切不要。
引っ越しや模様替えに限らず、
何気ない日常のシーンでも、
気兼ねなく伸長していただけます。
「peria」は、
サイドフレームを引き出す際に脚が2つに分かれ、
中心でしっかり荷重を支える構造になっています。
そのため、最大のクイーンサイズまで広げても、
安心して体重を預けていただけます。
JIS規格に基づいた「強度試験」にも合格しています。
最大まで伸長した状態で、
ベッドのサイドフレームに300kg、
すのこ部分に200kgの荷重をかけ、
耐久度を試験しました。
その結果、いずれもJISが定める基準を
しっかりと満たしていました。
日常使いにおける安全性が保障されています。
「peria」の横幅は、約100cmから約160cmまで、
約60cmも伸長します。
ベッドのサイズ(横幅)の目安は、
・シングルサイズ:100cm
・セミダブルサイズ:120cm
・ダブルサイズ:140cm
・クイーンサイズ:160cm
ですので、シングルサイズからクイーンサイズまで
これ1台で対応できることになります。
一人暮らしで最初に選ぶベッドは、
お部屋の広さや予算から、シングルサイズや
セミダブルサイズが多いと思います。
「peria」をシングル・セミダブルサイズで使うと、
ベッドとして眠るだけでなく、日中には座ったり
寄りかかったりすることもできます。
ソファーを置けない小さなワンルームでも、
「peria」がくつろぎの中心に。
ヘッドボードがなく、高さも低く設計していますので、
小さなお部屋でもすっきりとした印象を保てます。
やがてもう少し広いお家に引っ越して、
二人暮らしを始めるとき。
シングル・セミダブルサイズから少し広げて、
ふたり並んで横になれるダブルサイズに。
ベッドを買い替えるのではなく
暮らしに合わせて広げるという選択肢が、
金銭面でも心理面でもゆとりをもたらしてくれます。
そして子どもが生まれ、手を握りながら
一緒に眠る時期には、クイーンサイズに。
クイーンサイズまで広げても、ベッドの中央を
しっかり脚が支える構造になっていますので、
家族3人で並んでも安定します。
お子さまと近くで眠る時間は、
ずっと続くわけではありません。
そんな大切な時期も、安心して
家族を受け止めてくれるサイズです。
「伸長式フレーム」のメリットは、
ベッドのサイズを変えられるだけではありません。
フレームを少し引き出すことで、
まるで日本家屋の「縁側」のような
多目的に使えるくつろぎスペースになります。
「ソファーを置きたいけれど、
お部屋が狭くなってしまう...。」ひとり暮らしの小さなお部屋や、
寝室を最小限にしたご家庭で、
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
「peria」なら、
フレームを腰かけられる幅だけ伸ばすことで
「ソファー代わり」のくつろぎスペースをつくれます。
座面高は「約27.5cm」と低めに設計。
日本の「床座スタイル」に近く、
ちょっとした畳スペースのように、
自然に腰かけてくつろぎやすい高さです。
クッションやブランケットなどの
くつろぎアイテムを組み合わせれば、
ちょっとした集まりの場所に。
くつろぎの幅がグッと広がります。
また、充電中のスマートフォンや読みかけの本、
飲み物などを置いておく
「ナイトテーブル代わり」にも。
「ナイトテーブルを置くスペースがない...」という方も
ちょっとだけ引き出したフレームに
テーブルライトを置いて、
ホテルライクなスタイリングを楽しめます。
ここまでは、「peria」の「機能」
についてお話をさせていただきました。
ここからは、細かな「設計」のこだわりを
ひとつずつご紹介していきます。
「peria」はヘッドボードなしの
ベッドにデザインしました。
そのため、
小さなお部屋に置いても圧迫感を与えません。
視線を遮る面積が少なく、空間の重たさが減り、
お部屋に広がりを感じられます。
高さを抑え、フレームも細身にデザインしていますので
小さなお部屋でも取り入れていただきやすいベッドです。
フレームの角は「面取り」という加工で丸みを持たせ、
やわらかい形状に仕上げています。
ベッドのフレームは、
お部屋を歩く際に足をぶつけたりと、
実は身体が触れやすい部分。
「peria」は角が丸いため、
小さなお子さまがいるご家庭でも
安心して使用いただけます。
「peria」はヘッドボードのない
シンプルなデザインですので、
最もよく見える「脚元」にもこだわりを込めました。
脚は先端に向かって細くなる「テーパード脚」を採用。
北欧の名作家具にもよく見られる意匠で、
これにより軽やかな印象に仕上がっています。
「peria」は、
「オーク無垢材」を贅沢に使用しています。
「オーク材」とは、美しい木目としっとりした手触り、
そして高い耐久性が特徴の高級木材。
マットな「ウレタン塗装」を施し、
傷や汚れから表面をしっかり保護しつつ、
深みのある風合いに仕上げています。
数十年にわたって使い続けられる
耐久性を誇りますので、長く使うほどに、
愛着が増していくことでしょう。
カラーはお部屋に合わせて選べるように、
リセノ家具で定番の「3色」をご用意しました。
こちらは、ヴィンテージ家具でよく見かける
赤味を帯びたブラウンを再現した
「ヴィンテージレッド」。
上品なブラウンカラーが、
お部屋に上品な落ち着きをもたらします。
リセノでは、同様のヴィンテージレッド家具を
数多く展開しています。
古い北欧家具がお好きな方にも、
こちらのカラーは美しくフィットするかと思います。
こちらは、オーク材の色味を活かした
さわやかな仕上がりの「ナチュラル」。
ナチュラルヴィンテージのインテリアの中でも
特にさわやかで、明るい印象のスタイリングが
好きな方におすすめです。
家具の色味は、
明るいほどにお部屋を広く見せてくれます。
ひとり暮らしの小さなお部屋や、寝室を
できるだけすっきり軽やかに見せたい
という方にもぴったりの色味です。
こっくり深みのある色味の「ブラウン」。
「ナチュラルでは少し深みが足りない...」
という方におすすめのカラーです。
男性っぽい印象を受けるブラウンカラーですが、
リセノスタッフの中では意外にも女性人気の高い色。
深みを感じる独自の色合いを、
私たちは「ミドルブラウン」と呼んでいます。
同じくブラウンカラーの家具と合わせると、
深みとさわやかさを兼ね備えた
美しいスタイリングに仕上がります。
今回は、新作の伸長式ベッド「peria」について、
企画経緯とコンセプト設計をご説明しました。
長く受け継がれる北欧ヴィンテージ家具のように、
愛着を持って使っていただけるとうれしいです。
「見た目」と「使い心地」を両立した家具ですので、
ぜひ暮らしの新しい相棒としてご検討ください。

1台で、シングルからクイーンまで。長く愛せるRe:CENOオリジナルの伸長式ベッド「Peria(ぺリア)」。
https://www.receno.com/bed/peria-bed.php最後までお読みいただきありがとうございました。
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