東京都　O様 邸

コーディネート概要

メインカラーにグレーやアイボリーの無彩色を使い、洗練された印象の「ナチュラルモダンスタイル」のお部屋にコーディネートいたしました。

モダン＝冷たいイメージをお持ちの方も多いですが、表情豊かな木製家具で統一したり、天然素材のファブリックを取り入れることによって、温もりや落ち着きを感じられる空間に仕上げることができます。

ご家族での団らんやご来客時のにぎやかなひととき、どのようなシーンでもお客様に寄り添うプランご提案いたします。

レイアウト

この度は、当店の【 伸長式ダイニングテーブル folk／NA 】をご検討いただきまして、誠にありがとうございます。

【 伸長式ダイニングテーブル folk／NA 】を円形の状態で設置するには設置するには、チェアーを引くスペースも含めると、230cm角のスペースが必要です。

お客様のダイニングには、ちょうど230cm角のスペースがございましたので、問題なく配置できました。

また、テーブル周りには、通路幅として最低限必要な60cmの動線も確保できております。

配膳やテラスへの行き来など、生活のしやすさを鑑みますと、普段は直径110cmの円形の状態でご使用いただくことをおすすめいたします。

▼【動画】円形ダイニングを選ぶ前に知っておきたい！メリットと適切なサイズを選ぶ、2つのポイントとは？

幅170cmの楕円形に伸ばした状態でも、片側に60cmの動線を確保できますので、ご安心ください。

なお、キッチンと収納の間には、ご来客時にサッと移動して使える【 ダイニングベンチ WICKER／NA 】を収めました。

普段はちょっとした飾り棚として、ご来客時には２～３人掛けのベンチとして、フレキシブルにご活用ください。

▼ ひとつあると便利なインテリア。【あったら、いいもの。ベンチ編】

リビングでは、ソファーに座ってTVを見る時間が最も長いため、「TVの正面にソファーを置く」ことが過ごしやすいレイアウトとされます。

そのため、お持ちのTVボードとソファーを対面に配置いたしました。

また、ソファーとテレビの最適視聴距離は、「テレビ画面の高さ×3」です。

今回、32型のテレビを想定した視聴距離をとっていますが、下記マガジンを参考に、ソファーの位置を前に出して調整いただけますと幸いです。

▼ 快適なリビングを作ろう。「ソファー」と「テレビ」の正しい距離をご紹介します。

TVボードの隣には、奥行き23cmの【 R.U.S 基本セット 薄型 高さ91cm×幅92cm（ウッドキャビネット/ブラック×ナチュラル）】を置き、リビング周りの細々したものを納めるコーナーを設けました。

TV周りは目線の集まる場所なので、インテリアを楽しむステージとしてもご活用いただけます。

【ダイニング】様々なシーンに対応できる機能的なテーブルで、快適にお食事を。

人が集まることの多いお客様の暮らしには、伸長させてシーンに合わせた使い方が出来る【 伸長式ダイニングテーブル folk／NA 】が、ぴったりです。

今回のレイアウトの場合、２～６名まで対応できますので、ご友人様とテーブルを囲ってわいわい過ごす、そんな楽しいひとときも叶います。

また、TVボードやラグマットなどのインテリアアイテムは、全体的に四角形が多いです。

四角形が多い空間は、心理的な緊張感につながると言われているのですが、丸みのある円形や楕円形を取り入れることで、緊張感を緩和させ、リラックス効果が得られます。

その他にも、円形テーブルには「圧迫感を軽減できる」「角が無いため座る位置が固定されない」などのメリットがあります。

▼【動画】人数やシーンに合わせて、柔軟に対応可能！伸長式ダイニングテーブルをご紹介します。
▼【 ナチュラルヴィンテージ研究会 】vol.3　伸長式ダイニングテーブルfolk×ナチュヴィン

チェアーには、【 ダイニングチェアー WICKER CHAIR／NA 】と【 ダイニングベンチ WICKER／NA 】を選びました。

使い込むほどに味わいの増すチーク無垢材と、軽量ながらも強さと柔軟性を持つラタンを組み合わせたWICKERシリーズは、インテリアのアクセントとなるデザイン性と、長時間座っても疲れにくい座り心地も兼ね備えています。

▼【動画】ダイニングのアクセントにぴったり！　チーク×ラタンチェアーをご紹介します。

ベンチは、下記画像のように、ちょっとした飾り棚としてご活用いただいても映えるアイテムです。

▼【動画】コンパクトなダイニングを広く見せてくれる！ダイニングベンチをご紹介します。

美しい木目で表情豊かなダイニングテーブルと、手編みのラタンがもたらす柔らかな雰囲気のチェアーは、シンプルモダンなダイニングキッチンの中に、ナチュラルさと温もりを加えます。

ぜひ、合わせてご検討くださいませ。

【リビング】見どころが詰まった、緑豊かなくつろぎのスペース

ご希望の観葉植物は、ソファー横とTVボード横、上の3箇所に配置することで、緑豊かなリビング空間に仕上げました。

「観葉植物」の選び方については、下記の動画をご参考にいただけますと幸いです。

▼【動画】センスのいらないインテリア｜お部屋に大きな植物を取り入れましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜棚やテーブルに、植物を飾りましょう。
▼【 東京店スタッフのお仕事レポート 】#2植物を取り入れたコーディネートをご紹介します。

温もりある落ち着いた空間を作るためには、照明の使い方が重要です。

天井照明・フロアライト・テーブルライトと、光の位置が異なる照明を、お部屋に分散させて配置することで、美しい陰影とリズムが生まれ、自然と心安らぐ空間となります。

▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
▼【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方｜Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。
▼【動画】センスのいらないインテリア｜ソファーの横には照明を置きましょう。

当店では、様々な種類の照明を取り揃えております。　

夜間には、ソファー横やシェルフの上に置いた照明を灯して、心安らぐリビングでお過ごしいただければと存じます。

自然と目線が集まる「インテリアにおいて、重要な場所」は、「フォーカルポイント」と呼ばれ、特にコーディネートに気を配ることでお部屋全体の印象をより素敵に見せてくれます。

▼【動画】センスのいらないインテリア｜「フォーカルポイント」を学びましょう。
▼ 空間を豊かに仕上げるヒント。リビングに「フォーカルポイント」をつくりましょう。

お客様のお部屋では、視線の集まりやすいTVボードまわりを「フォーカルポイント」と捉えて、「三角形飾り」や「レピテーション」など、【【動画】センスのいらないコーディネートのルール 】でお伝えしているディスプレイのテクニックを使って彩りました。

ぜひ、時計やオーディオなどの小物にもこだわってセレクトいただくことをおすすめいたします。

ディスプレイを楽しむためのステージとして選んだのは、【 ユニットシェルフR.U.S 薄型タイプ 高さ91cm×幅92cm/ブラック×ナチュラル）】です。

収納するものや量に合わせて、自分仕様に自由にカスタムできるフレキシブルさと、オーク材の上質な風合いや繊細なアイアンフレームなど、デザイン面でも優れているユニットシェルフR.U.S。

カラーは、周りの家具に合わせて、ブラック×ナチュラルを選び、ナチュラルモダンな空間に馴染ませました。

やや離れたキッチンとリビングを調和させるためには、ラグマットやクッションのファブリック類がキーアイテムとなります。

レピテーションという、テクニックを使って、LDK全体にグレーやアイボリーの無彩色を散りばめることで、統一感のある空間に仕上げることができます。

▼【動画】センスのいらないインテリア｜「レピテーション（繰り返し）」を学びましょう。
▼【動画】センスのいらないインテリア｜ラグマットは、必ず敷きましょう。
▼【動画】快適もおしゃれも手軽に叶えるインテリアアイテム｜【あったら、いいもの。クッション編】

とくに、モダンテイストと相性の良い幾何学的なデザインと、コットン100％でナチュラルな雰囲気がMIXされた【 ラグマット ERIVAN RUG 】は、肌触りも良く、お客様のお部屋におすすめしたいラグマットです。

その他、当店では、お部屋を素敵に見せるためのコツやテクニックについて、多数のマガジンや動画でお伝えしております。

ぜひご覧いただき、インテリアを楽しむきっかけになれば幸いです。

担当：プロサポート　笠嶋