眠れる寝室をつくるための3つのポイント
こんにちは。プロサポートの笠嶋です。
だんだんと暖かくなり、春の訪れを感じるこの時期。
ワクワクする気持ちとうらはらに、
季節の変わり目による自律神経の乱れから、
不眠に悩まされる方が増えるようです。
また、日本人の5人に1人は睡眠不足で、
20人に1人が睡眠薬を服用しているとのデータも。
ちなみに私も睡眠サポートドリンクを常備している
不眠タイプ。
今回のマガジンでは、
「朝までぐっすり眠ること」に憧れを抱く私が学んだ、
眠れる寝室をつくるための
3つのポイントをお伝えいたします。
① 窓際1m以内にベッドを置きましょう。
まず注目したいのが、ベッドの位置。
人は、目覚めてから30分~1時間ほど日光浴をすると、
睡眠を促すホルモン「メラトニン」が分泌されて、
質の良い睡眠が得られるようになっています。
朝起きて、バルコニーでコーヒー片手に日光浴...、
軽くジョギングがてら日光浴...、
できれば外で光を浴びることが理想的ですが、
忙しい日々の中で、
毎朝そんな時間を確保するのは至難の業。
そこでおすすめなのが、
「窓際1m以内にベッドを置く」ことです。
外に出るのはハードルが高いけれど、
起きてしばらく、
ベッドの上でゴロゴロするだけなら楽ちんです。
スマホを触っているうちに
あっという間に30分が経ち、日光浴が完了。
約14時間後には、メラトニンが分泌されて、
スゥッと深い眠りにいざなってくれるでしょう。
紫外線が心配な場合は、
UVカット機能の付いたレースカーテンを選んだり、
窓にUVカットフィルムを貼ると安心です。
メラトニンがしっかり分泌されると、
免疫力や代謝の向上にもつながり、
睡眠以外の健康面でもメリットがあります。
一度、ベッドの位置を窓際に移動し、
睡眠の質の変化に注目してみてはいかがでしょうか?
② 睡眠効果の高いカラーを取り入れましょう。
木製ベッド NOANA/NA スタンダードタイプ / 寝具カバーセット SOLID
次に目を向けていただきたいのが、
寝室のカラーコーディネートです。
色が人に持たらす効果を「色彩効果」と言いますが、
寝室に取り入れる色が、
睡眠時間に影響するという調査結果が出ていました。
近しいグループのように思える青と紫に、
約2時間もの違いがあることには驚きです。
寝室のコーディネートアイテムと言えば、
寝具カバーやカーテン、ラグマットなどの
ファブリックアイテム。
これらのアイテムには、睡眠効果が期待できる
ブルーベージュグレー
を取り入れていただくことをおすすめします。
寝室のコーディネートを見直す際には、
ぜひ「色」に注目してみましょう。
③ 心地良い寝具を選びましょう。
直接体に触れる寝具は、
決しておざなりにできないアイテムです。
少し昔話をしますと、私は一人暮らしを始めた時、
寝具への意識も予算も無く、
適当に安価な羊毛布団を選びました。
買い替えの頃には
羽毛布団の知識を少しばかり得ていたので、
背伸びをして羽毛布団を選んでみることに。
すると、「軽さ・暖かさ・手入れのしやすさ」など、
快適さ(体への負担の無さ)が格段に上がって、
小さな感動を覚えました。
寝具と言ってもマットレスやカバーなど様々。
ここでは、優先順位の高い順に、
アイテム選びの参考にいただける
当店のコンテンツをご紹介いたします。
みなさまそれぞれに合う、
心地良い寝具選びのご参考になれば幸いです。
1. マットレス
【 特集 】暮らしにあったベッドの選び方~マットレス~
【動画】マットレスの選び方を学ぼう!
【マガジン】腰痛持ちの方のマットレスの選び方を、元理学療法士がご紹介します。
【マガジン】これでぐっすり朝まで快眠自分に合った、マットレスを選ぼう。
2. 布団
【マガジン】冬の寝具を上手に使って、朝までポカポカ、快適に眠ろう!
【マガジン】羽毛布団って洗濯しても大丈夫? 正しいお手入れについてご紹介します。
3. ベッドパッド、敷きパッド
【マガジン】意外と知らない?「ベッドパッド」と「敷きパッド」の違いを知ろう!
【動画】ひとつあると便利なインテリア|あったら、いいもの。敷きパッド編
4. 枕
【マガジン】【お家で使ってみた。】高さ、柔らかさはイメージ通り?
新作の「枕」2種類をレビューします。
【マガジン】その日の疲れ、その日に取れていますか?
快眠への近道「 枕 」の選び方についてご紹介します
5. 寝具カバー
木製ベッド folk/NA / 寝具カバーセット Herringbone knit
【マガジン】「肌触り」を大切に。睡眠の質を高める、寝具カバーを選ぼう!
【動画】センスのいらないインテリア|寝具のカラーは、揃えましょう。
【マガジン】寝室コーディネートの基本となる寝具カバー選びについて、ポイントをご紹介します。
6.毛布・ブランケット
【動画】センスのいらないインテリア|寝室には、ブランケットを置きましょう。
ポイントをおさえて、眠れる寝室づくりを。
それでは、改めてポイントのおさらいです。
① 窓際1m以内にベッドを置きましょう。
② 睡眠効果の高いカラーを取り入れましょう。
③ 心地良い寝具を選びましょう。
私は今、①・②を実践中なのですが、以前に比べて
寝付き・寝起きが少し良くなったように感じます。
劇的に睡眠の質が上がった訳ではありませんが、
緩やかに改善につながればという思いで続けています。
今回のマガジンが、私と同様、
睡眠に悩まされている方への
改善の手助けになれば幸いです。
なお、総合的な寝室づくりについては、
こちらのマガジンにてご紹介していますので、
よろしければご覧になってください。
【マガジン】 1日の始まりと終わりを心地よく。快適な寝室の作り方とは
その他、寝室づくりについて
ご不明な点やご相談ごとがございましたら、
ぜひ、プロサポートにお尋ねくださいませ。
インテリアに迷ったら、プロにしっかり相談を。
在宅で気軽に利用できる、3つのサポートをご紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。