ひんやり冷感と蒸れにくさで選んだ、
夏用敷きパッドおすすめ3選
こんにちは。
Re:CENO 青山店の近藤です。
突然ですが、
「2024年の夏は観測史上1位の暑さになる。」
と言われていることを、ご存知でしょうか。
実は、すでに4月の時点で、
平年より2.76℃も平均気温が高く、
統計開始以降の120年間で、
最も暑い4月を記録しています。
今年は、早めの暑さ対策がおすすめです。
そこで今回は、夏におすすめのインテリアグッズ
「敷きパッド」について、
選び方とおすすめ商品をあわせてご紹介いたします。
敷きパッドが必要な理由とは?
敷きパッドとは、ベッドシーツの上に直接敷く、
肌に触れるサポート寝具で、主に寝心地を調節し、
快眠を得るために使います。
よくご質問をいただく、
「ベッドパッドと敷きパッドの違い」は、
シーツの内側に敷くものが、ベッドパッドで、
シーツの上に直接敷くものが、敷きパッドです。
それぞれの違いをより詳しく知りたい方は、
こちらの記事をご参照くださいませ。
ベッドパッドとは? 意外と知らない敷きパッドとの違い
それでは敷きパッドは、なぜ必要なのでしょうか。
寝汗からマットレスを守るという点では、
ベッドパッドと同じ役割を果たしますが、
使用目的が少し異なります。
敷きパッドは「快眠を得るため」のものです。
夏の夜、じめじめした暑苦しい空気感に、
眠りが浅く、疲れが取れないなど、
睡眠にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
健康な大人で、「一晩にコップ約1杯分の汗をかく」
と言われています。
とくに、寝苦しい夏場なら尚更。
冷房をつけてお休みになる方も、
毎晩一晩中つけていると電気代が心配ですよね。
そこで活躍するのが、敷きパッド。
快眠には、「蒸れない」こと、
湿気のコントロールが重要です。
睡眠中にかいたコップ約1杯分の汗は、
寝具に吸収され、水蒸気に変わります。
放湿しなければ、布団の中の湿度は高まり、
べたつきを感じ、暑苦しさの原因になります。
また、ウレタンやコイルなどの化学素材で構成された
マットレスは、湿気を取り除くことが難しく、
放って置くと、マットレスの寿命を早めてしまいます。
快眠環境だけでなく、
マットレスを長持ちさせるためにも、
敷きパッドを敷いて、
湿気をコントロールしましょう。
湿度10%アップで、気温2度上昇と同じ不快感!
湿度が高い環境では、気温が高いだけの状態よりも
体に負荷がかかります。
感覚としては、同じ気温でも湿度が10%上がると、
温度が2度上がったのと同じように感じると言われるほど。
「日本の夏は暑い」とよく言われますが、
これは湿度が高いためです。
同じ温度でも、湿度が低くカラッとしていると
それほど暑いと感じません。
夏用敷きパッドの選び方
夏用敷パッドの選び方ポイントは、
素材の通気性や吸湿性、冷感効果などの機能を比較して
自分に合ったものを選びましょう。
① 接触冷感素材
接触冷感とは、肌に触れたときに
冷たく感じる効果のこと。
熱は高いところから低いところに
移動する性質があり、体が触れたものに
体温が移ると「冷たい」と感じます。
たとえば、夏場に日陰の鉄やコンクリートに触れた際、
冷たいと感じることも接触冷感にあたります。
近年では、気温の上昇や節電意識の高まりから、
様々な接触冷感グッズが身近なものになってきました。
主な原料は、ナイロンやレーヨンなどの化学繊維で、
汗を吸収して発散する性能もあります。
接触冷感素材の冷たさは、「Q-MAX」という値で示され、
0.25W/c㎡以上でひんやりと感じ、
0.4以上W/c㎡であれば、確かな冷たさを感じられます。
② コットン
通気性・吸湿性に優れ、
1年を通して使いやすいコットン素材。
繊維が、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維と
比べると、柔らかく、先端が丸くなっているため、
肌にやさしい素材です。
「自分では感じない程度の刺激なら...」
とお考えの方もいらっしゃると思いますが、
薄着になる夏の時期や、赤ちゃんや敏感肌の方には、
コットン素材がおすすめです。
③ リネン
実は、「人類史上最古の繊維」と言われるほど、
永い歴史をもつリネン。
原料の亜麻(フラックス)は、
一年草で連作をしないため、収穫量が限られ、
年々、貴重な素材になりつつあります。
コットンと比較すると、
4倍の吸湿性、2倍の耐久性を持つ、優れた天然素材。
繊維は、マカロニのように中が空洞になっており、
空洞部に含まれる空気が、余分な熱を逃がすことで
夏は涼しく、冬は中の空気が熱を保持するため、
温かく感じられます。
その涼しげな見た目から、
夏の素材と思われている方も多いかもしれませんが、
実は一年を通して使用することができます。
夏におすすめの敷きパッド3選
ここからはリセノで買える
夏におすすめの敷きパッドを3つご紹介します。
① 洗える 強冷感 リバーシブル 敷きパッド reve
超冷感でリバーシブル仕様の敷きパッド
「reve(レベ)」。
接触冷感素材の冷たさを表すQ-MAX値は、
0.25W/c㎡以上でひんやりと感じると言われている中、
reveは0.53W/c㎡。
素材別の冷たさを比較すると、
コットンだと0.3W/c㎡、
リネンでも0.35~0.4W/c㎡、
ポリエチレンで0.45W/c㎡~。
これらの数値を見ても、
reveの冷たさがお分かりいただけるかと思います。
夏のご利用が多い冷感敷きパッドですが、
reveはリバーシブル仕様で、
片面はパイル生地になっています。
そのため、気温や季節に応じて、
使い分けていただけます。
ふんわりと柔らかい肌触りで、
秋冬にも活躍してくれる
1枚あると便利なアイテムです。
【わたしの愛用品】敷きパッドで睡眠改善。夏の寝苦しさからの解放を目指して。
② cocomani コットン敷きパッド marumoco
「marumoco(マルモコ)」は、
表裏、さらに中綿にまでオーガニックコットンを
使った、ふっくらふんわりとした仕上がりが魅力。
快眠には「蒸れにくい」ことが重要と前述しましたが、
marumocoは、コットンの高い吸水性・通気性の
おかげで、汗をかいてもすぐに吸収してくれます。
そのため、寝汗をかいても蒸れにくく快適です。
さらに素材だけではなく、
その「製法」にもこだわりが。
大きな釜の中で、綿布を引っ張りも伸ばしもせず、
そのままの状態で4日間の時間をかけ、
じっくり綺麗にする「和晒し製法」で作られます。
「和晒し製法」は、薬品を使わず、
繊維の一本一本、奥まで処理ができるため、
様々な不純物を取り除くことができ、
繊維にストレスがかからないのが特徴。
そのため、素材本来の風合いを引き立て、より一層、
ふんわりとした肌にやさしい仕上がりになります。
オーガニックコットンと和晒し製法で作られた
marumocoの安全性は、検査機関の厳しい基準を
クリアしています。
ホルムアルデヒド試験を実施し、
基準値の0.05を大幅に下回る
「0.00~0.01」という結果。
赤ちゃんが口に入れてしまっても大丈夫なくらい、
安心安全な敷きパッドです。
小さいお子さんや敏感肌の方には、
とくにおすすめです。
【わたしの愛用品】 季節の変わり目にたよれる、さらりと肌にやさしい「オーガニックコットンの寝具」
③ 敷きパッド Fine linen one-wash
ヨーロッパ産リネンを100%使用した敷きパッド
「Fine Linen(ファインリネン) 」。
天然素材の中では、優れた吸湿性と耐久性をもつ
リネンですが、丈夫な素材の反面、
使いはじめは、固くてチクチク感じられることも...。
そんな悩みを解決してくれたのが、Fine Linenです。
仕上がりの生地にワンウォッシュ加工を施しており、
使い始めから、やわらかく肌に馴染む敷きパッドです。
リネン製品でよくある「チクチク」、「パリッ」
とした硬い触り心地は感じられません。
また、リネンに含まれる成分「ペクチン」には、
汚れが染みにくく、落ちやすくするだけでなく、
抗菌性を持つとも言われています。
毎日使う寝具ではうれしい、
安心して清潔にお使いいただける素材です。
寝苦しい夏も、敷きパッドで快適に過ごしましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼敷きパッドとは?
- ベッドシーツの上に直接敷く、
肌に触れるサポート寝具
▼夏用敷きパッドが必要な理由は?
- 布団にこもった湿気をコントロールし、
寝苦しさ抑え、快眠に繋がる。 - マットレスの劣化を防ぐ。
▼夏用敷パッドの選び方は?
- 素材の通気性や吸湿性、冷感効果などを比較して、
自分に合ったものを選びましょう。 - 接触冷感素材、コットン、リネンがおすすめ
夏用敷きパッドは、
今お使いの寝具にプラス1するだけで、
寝苦しさや、電気代を抑えることができます。
夏用敷きパッド選びの際は、
ぜひ、ご参考くださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。