後悔しないベッドの選び方とは?
サイズとフレームの基本を解説
こんにちは。
動画クリエイターの田村です。
みなさんはベッドを購入する際に、
どのようなポイントを見て選ばれていますか?
サイズやデザインなど、
悩むポイントはたくさんありますよね。
今回はそんな、
毎日の快適な睡眠を支えるために大切な
ベッドの選び方をご紹介します。
また、後半ではおすすめの
ベッドをご紹介しておりますので
どうぞ最後までお付き合いください。
ベッドサイズの選び方
暮らしにあったベッドを選ぶために、
サイズについて考えることはとても大切です。
まずは、それぞれのベッドサイズが
どんな方におすすめなのかをご紹介します。
- シングル :一人用の一般的な大きさで、デザインや形状も豊富。並べて使ったりもしやすいサイズ。
セミダブル :寝返りも余裕を持ってできるサイズ。一人でゆっくり寝たい方や体の大きなの方におすすめ。
ダブル :二人一緒に寝たいけれど、サイズをコンパクトに抑えたい方や、一人で大の字で寝たい方におすすめ。
クイーン :二人一緒にゆったり寝るためのベッド。新婚さんやカップルにおすすめで、一人当たりの幅にもゆとりがあります。
ワイドキング :シングルを並べてワイドキングサイズとして。お互いの眠りを妨げず、ぐっすり寝られます。小さなお子様も一緒に三人での使用も。
厳密な規格に関しては、
各社、多少の誤差はありますが、
だいたいは同じような大きさになっています。
一人あたりの幅は男性が60cm、女性50cm位が目安です。
左右に15~20cmの幅があるとゆとりを持って寝られるでしょう。
また、ベッドサイズの種類と横幅、
推奨人数を詳しく紹介したマガジンがありますので、
ぜひ、こちらもご参考にしてください。
ベッドサイズを一覧で比較! 人数やお部屋の広さに合う選び方を解説
ベッドフレームの選び方
自分に最適なサイズがわかったら、
次はフレーム選びです。
さまざまなタイプがあるベッドフレームですが、
デザイン面と利便性という2つの観点から、
それぞれご紹介していきます。
① デザインで選ぶ。
ベッドフレームのデザインは、主に2種類あります。
- ヘッドボードタイプ
- ヘッドレスタイプ
それぞれどのような違いがあるのか、
詳しく解説していきます。
ヘッドボードタイプ
まず紹介するのは、ヘッドボードタイプです。
「ヘッドボード」とは、
ベッドの頭側についている板のことです。
こちらのタイプのメリットは以下の通りです。
- ヘッドボードの上に物が置ける。
- デザイン性が上がる。
ヘッドボードがあることで、
テーブルクロックや小さな雑貨を置けて、
ちょっとした飾り棚として活躍してくれます。
就寝前に読書をする方にとっては
眼鏡や読みかけの本の置き場にも。
また、意匠性の高いヘッドボードのフレームだと
お部屋のおしゃれな雰囲気をグッと高めてくれます。
天然木のヘッドボードであれば、
視覚的な効果もあり、ほっと一息つける、
あたたかな空間を演出してくれそうですよね。
寝室のインテリアにも気を使いたい方や、
落ち着く空間作りを目指している方には
おすすめのベッドフレームです。
一方で、デメリットを挙げると以下の通り。
- 奥行きが出てしまう。
- 圧迫感を感じる。
ヘッドボードの厚みがある分、
奥行きが広くなってしまうこと。
また、ヘッドボードの高さがあることで、
お部屋に圧迫感が出やすくなります。
寝室が分かれているお家であれば
広さも十分あり問題ないですが、
ワンルームのお部屋には、少し窮屈な印象に。
膨張色や彩度が高いカラーの
ヘッドボードタイプを選んでしまうと、
お部屋が狭く感じてしまうので、注意が必要です。
しかし、これらは多くの場合、
配置などで緩和できるので、事前に採寸し、
レイアウトを考えてから購入すると良いでしょう。
ヘッドレスタイプ
お次にご紹介するのは
ヘッドレスタイプです。
圧迫感が無くスッキリした印象の
ヘッドレスタイプの特徴は以下の通りです。
- 圧迫感の軽減
- 光を遮らない。
ヘッドレスタイプは名前の通り、
ヘッドボードがないタイプのフレームです。
ヘッドボードがないことで、
マットレス込みのベッド全体の高さが低くなり、
空間に抜け感をもたらします。
そのことで、面積が大きい家具でありながらも
お部屋での圧迫感を軽減することができるのです。
6畳〜7畳のワンルームなど、
ベッドのレイアウトに自由が利きにくいお部屋では、
ヘッドレスタイプを選ぶと、
面積が大きい家具でありながらも
お部屋での圧迫感を軽減することができます。
また、前述の通り、ベッドの高さが低いため
窓際付近に置いても光を遮断しないので、
光がたくさん入ってきて、お部屋が明るくなります。
レイアウト的に、どうしても窓の方向に
頭側を配置しないといけない、といった時でも
安心して置けるのでいいですね。
さて、ここまでメリットを書いてきましたが、
ヘッドレスタイプのデメリットとしては
このようなものが挙げられます。
- 物が置けない。
- デザインが見えない。
ヘッドボードがない場合は、
置き時計や雑貨などを置く場所がありません。
ヘッドボードがあるタイプ比べて
存在感が薄くなることから、ベッドの持つ意匠性が
お部屋に与える影響も少なくなってしまいます。
もしベッドサイドにスペースがあるお部屋なら、
スツールやナイトテーブルを置いてみましょう。
スマホや本などの置き場にもなりますし、
味気ない空間のアクセントにもなりますので、
インテリアとしてもおすすめです◎
それぞれのタイプのデメリットは、
レイアウトや他のアイテムを
併用することで解消できます。
一度、ご自身のお部屋を見渡してみて
ヘッドボードの必要性を検討しましょう。
② 床からの高さで選ぶ。
床からの高さという観点で選ぶのも1つの手です。
ベッドフレームには、先ほどご紹介した
ヘッドボードタイプ、ヘッドレスタイプの他にも
- スタンダードタイプ
- ロータイプ
大きく分けて、この2種類が存在します。
それぞれの特徴と、
メリット・デメリットをみていきましょう。
スタンダードタイプ
スタンダードタイプはその名の通り、
床からマットレスまでが、一般的な高さの
ベッドフレームのことを指します。
具体的には、床からの高さが
25〜50cmのものになります。
こちらのタイプのメリットでは
以下のようなものが挙げられます。
- ベッド下を収納に使える。
- 起き上がる際に立ち上がりが楽。
スタンダードタイプは、
床からマットレスまでの空間に
衣裳ケースをしまったり、
来客用の布団を収納しておくことができます。
その場合は、埃が溜まらないように
定期的に掃除機をかけるなど
注意しておきましょう。
また、掃除機をかける時でも、
床からの高さがありますので
掃除機を奥の方まで差し込むことで
ある程度気軽に掃除できるというメリットも。
ちなみに、10cm以上の高さがあることで
ルンバなどのお掃除ロボットも通ることができます。
ワンルームや寝室でお掃除ロボットを
使用されたい方にもおすすめのタイプです。
そして意外と知られていないのが、
床からマットレスまでの高さがある方が
ベッドからの立ち上がりが楽なこと。
高さがあることで、
ベッドに腰掛けて足を下ろした際に、
そのままストンと下に降りるように
腰に負担をかけずに立ち上がることができるのです。
ロータイプ
ロータイプは、具体的には
床からマットレスまでの高さが、
10〜20cmほどのものを指します。
通常の高さよりも低いタイプのメリットはこちら。
- 空間が広く感じられる。
- 安定感があり、耐久性に優れている。
ロータイプは、ベッド自体の高さが低くなり
お部屋に圧迫感を与えにくいという特徴があります。
特にワンルームなどでは、
ベッドはインテリアの悩みの種ですよね。
どうしても、ベッドは他の家具と比べても
サイズが大きく、存在が目立ってしまうもの。
少しでも存在感を和らげて、お部屋を広く見せたい、
生活感を抑えておしゃれなお部屋にしたい、
という方にとってはロータイプがおすすめです。
また、ロータイプは重心が低いので、
高さのあるものと比べて揺れにくく、
安定感があります。
そして、ロータイプは構造上、
ネジの本数も少なくてすむので、
きしみも発生しづらく、寝返りが多い方や、
2人以上で寝るという方にもおすすめです。
おすすめのベッドフレーム3選
さて、サイズの選び方、
ベッドフレームの選び方について
ご紹介してきましたが、ここからは
おすすめのベッドフレーム3選をご紹介します。
① Re:CENO product|木製ベッド folk
まずご紹介するのは、
Re:CENO product|木製ベッド folkです。
こちらは、アッシュ無垢材を贅沢に使用した
ヘッドボードが特徴的なベッドです。
無垢材ならではの力強い木目が目を惹き、
殺風景になりがちな寝室・ベッド周りの
雰囲気をグッと高めてくれます。
天然木を使用しているので、
見た目にも、ほっこりと温かな空間に。
また、奥行き10cmのヘッドボードには、
コンセントもついており、利便性も抜群。
デザインと利便性を重視する方に
おすすめしたいベッドフレームです。
② Re:CENO product|木製ベッド NOANA
お次に紹介するのは、
Re:CENO product|木製ベッド NOANAです。
こちらもRe:CENO product|木製ベッド folkと同じ、
天然木のアッシュ材を使用しています。
材質は同じなのですが、
ヘッドボードが格子状になっているので、
Re:CENO product|木製ベッド folkよりも
抜け感を感じるのが大きな特徴です。
ただ、こちらはfolkベッドのように、
ヘッドボードに物が置けるほどの
厚みはありませんので、ご注意ください。
「ヘッドレスタイプはデザイン的に物足りない」
「だけど、存在感は抑えたい」
そういった方には、デザインによって
ヘッドボードの存在感が出過ぎず、
程よく空間にこなれ感を演出してくれる
Re:CENO product|木製ベッド NOANAを
おすすめします。
また、こちらのベッドには
ヘッドボードが不要な方にはヘッドレスタイプを、
収納力を求める方にはベッド下収納を
追加できるセットもございます。
生活スタイルに合うよう、
必要に応じてお選びいただければと思います。
③ 別注プロダクト|ヘッド付きフロアベッド PIATTO
最後にご紹介するのは、
別注プロダクト|ヘッド付きフロアベッド PIATTO
です。
こちらは、これまでご紹介したベッドと異なり、
床からマットレスを置く位置までの高さが17cmと
ロータイプのベッドになります。
PIATTOはベッド自体が
とても薄く作られており、
床下13cmの隙間が空いているので、
お掃除ロボットの使用も可能です。
少し低めのソファーくらいの高さで
ワンルームなどでスペースに余裕がない場合、
ソファーの代わりにもなってくれて便利です。
また、PIATTOの特徴として
1サイズ小さいマットレスを設置することで、
フレームの余った部分をサイドテーブルとして
お使いいただけるように設計されています。
奥行き10cmのヘッドボードも備えており、
就寝前に利用するグッズを
置いておけるのも嬉しいところ。
一人暮らしをされている方や、
ベッド周りにナイトテーブルを
置くスペースがない方などに
おすすめしたい商品です。
暮らしにあったベッド選びをしましょう。
今回は、ベッドの選び方と題して
サイズやデザインの観点からお話ししてきました。
ベッドにはたくさんの種類がありますが、
人数に適したサイズ選びや
デザインのメリット・デメリットを知っておくことで
暮らしにあったベッドを選ぶことができます。
ご自身の理想とするお部屋を思い浮かべながら
寝室周りの環境も楽しく、
整えていっていただければと思います。
また、今回はベッドの選び方に留まりましたが、
最適なマットレス選びも快適な睡眠には不可欠です。
なお、マットレスについては
以下の記事で詳しく解説しておりますので
ぜひこちらも併せてご覧ください。
腰痛におすすめのマットレスとは? 元理学療法士が選び方を解説
それでは、最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。