
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントカラー」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-12-27.phpインテリアスタイリングとは
の2つのアプローチが基本的な考え方です。
「スタイリング」と聞くと、なんとなく「装飾や、ディ
スプレイ」などのような「飾る」ということを思い浮か
べる方も多いのではないでしょうか。
△ スタイリング = おしゃれに小物を飾る
というようなイメージです。
これは実は、半分合っていて、半分間違いです。
なぜかというと、飾るよりも前段階に
スタイリング = 空間にバランスよく配置する
という「飾る」の前の「配置」という手順があるからです。
例えば、下の画像を見てみましょう。
「素敵なお部屋で、素敵なインテリアスタイリング」
だということは、感覚的に感じていただけることでしょう。
ただ、要素を紐解くと「飾る」ということも当然行わ
れていますが、それと同時に、お部屋の空間バランス
を取るために、全体的にお部屋全体を活用しながら、
上手に配置されているのが分かります。
具体的には
など、適切な用途、適切なサイズ、適切な色味の家具を
適切な場所に置くことで、美しいお部屋の土台を作って
いることにも気付かされます。
ですから、
1. 空間にバランスよく配置する
↓
2. おしゃれに小物を飾る
という2つの手順でお部屋を彩ることを「スタイリング」
と呼ぶのが適切なのです。
おしゃれに小物を飾る
2つの違いは理解すると「なるほど」と思われる方も
多いでしょうが、一言で「スタイリング」という言葉
だけでは「配置と、装飾」のどちらを指すのかを混同
しやすく、真意を伝えづらいものです。
ですから、この定義についてわかりやすいように、
リセノでは、独自に2つのワードを作りました。
それが
です。
ベースメイク、ポイントメイクのイメージです。
この「ベーススタイリング・ポイントスタイリング」と
いう言葉は、メイク用語に着想を得て名付けました。
リセノスタッフにスタイリングの種類について、呼び方
を相談してみたところ
「それって、女性のメイクの話と近いですね。」
「ベースメイクをして、その後ポイントメイクで仕上げるんです。」
ということを教えてもらいました。
「なるほど! メイクする人なら誰でも知っていて、
ベースとポイントの概念を掴みやすいね!」
ということで、採用させてもらいました。
美しい部屋 | |
---|---|
整理 | 〇 余計なものが見えていない |
統一感 | 〇 トーンを統一した家具・インテリア |
バランス | × 目線の先ががらんとしている |
注目 | × 注目すべき点がない |
愛着 | × 愛着のあるアイテムがない |
まず、スタイリングの中でも「配置」を意味するのが
「ベーススタイリング」です。
シンプルなお部屋に、土台となる家具を配置していきます。
配置するアイテムの色のトーンを合わせたり、サイズ
を最適なものを選んだり、お部屋というキャンバスに
大きなアイテムを配置していきます。
よく問題になるのは、この「ベーススタイリング」で
お部屋づくりを終わりと思っている方です。
ベーススタイリングを上手に行うということで、お部
屋はきれいに整理されていて、統一感がある状態は作
れます。
ただ、目線の先ががらんと空いてしまっていて、注目
すべき点や、みどころがありません。
まさに、お化粧でいうところのベースメイクで止まって
いる状態です。
ベーススタイリングの完成は、次の「ポイントスタイ
リング(装飾)」への下地と考えると良いでしょう。
美しい部屋 | |
---|---|
整理 | 〇 |
統一感 | 〇 |
バランス | 〇 目線の先にアイキャッチがあり、がらんとしていない |
注目 | 〇 アートや小物など見どころがある |
愛着 | 〇 思い出の品や、お気に入りの雑貨など |
ベーススタイリングが整った後には、ポイントスタイ
リングでお部屋を仕上げていきます。
このポイントスタイリングを行うことによって、お部
屋の「バランス、注目、愛着」がプラスされて、見心
地の良いお部屋になります。
ポイントスタイリングには「アクセントカラー」や
「アクセントアイテム」をセオリーに沿って、お部屋
に散りばめていきます。
このようにポイントスタイリングを行うことで、お
部屋はより魅力を増し、自分で作り上げた、自分だけ
の空間に仕上げることができます。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントカラー」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-12-27.phpセンス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントアイテム」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-11-01.php
この記事では、美しいお部屋を実現するためには、
「使い心地」と「見心地」の両方が必要であることを
起点に、インテリアスタイリングの定義についてもご
紹介しました。
美しいお部屋づくりのためには、
という2つのスタイリングを順番に実行していくことで、
センスに自信のない方でも、誰もが美しいお部屋をつく
ることができます。
ベース、ポイントのそれぞれについての具体的な実践
方法についても、各記事にて詳しく解説していきます。
今回ご紹介した内容は、プロが解説する
動画でもご覧いただけます。
リセノの各店舗には、リセノの提唱する「センスのい
らないインテリア」のセオリーについて研修を受け、
社内試験に合格したスタッフが在籍しています。
記事だけでは分かりづらいところや、具体的なセオリ
ーの使用方法などについては、ぜひ店舗にてスタッフ
にご質問いただければと思います。
※おかげさまで土日祝についてはたくさんのご来店を
いただく関係上、ゆっくりとご案内が難しい場合が
ございます。
平日などは比較的ゆっくりとご案内できますので、
宜しければご検討くださいませ。
各店舗の空き状況のご確認や来店のご予約は
以下よりお気軽にお問い合わせくださいませ。
「ふつうのお家を、美しく」というテーマのもと、お部屋を美しくスタイリングするためのセオリーを提唱し、オリジナルの家具や雑貨を展開するインテリアブランドです。
https://www.receno.com/shop/店舗で働くインテリアプロスタッフの経歴や、住んでいるお部屋をご紹介しています。インテリアの知識だけでなく、リセノ家具の体感としてのご案内もいたします。
https://www.receno.com/shop/staff/センスのいらないインテリア|お部屋づくりに大切な「使い心地」と「見心地」
どういう基準で、家具を選ぶと良いのかの思考法について解説します。
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