【新商品】アルネ・ヤコブセン(ARNE JACOBSEN)の目覚まし時計
こんにちは。バイヤーのなかむらです。
今日ご紹介するのは、北欧デザイナーの巨匠
アルネ・ヤコブセン(ARNE JACOBSEN)が
デザインしたテーブルクロックです。
ぼってりと、愛嬌があるフォルム。
つるっと、美しい弧を描くライン。
じっと見ていると、かわいらしさを感じ、
惹かれました^^
起きるのがつらい朝も、この目覚まし時計なら、
明るい気持ちになれそうです♪
また、このような艶のある質感は、都会的なお部屋
によく合いますが、木の家具を揃えたナチュラルな
お部屋にもおすすめ!
異素材のものを加えることで重厚になりすぎない
のが、いい感じです。
アルネ・ヤコブセンって?
さて、このかわいらしい目覚まし時計をデザイン
したアルネ・ヤコブセン。
セブンチェア、エッグチェア、スワンチェア
と言えば、お馴染みでしょうか。
これらのチェアをデザインしたのが、
アルネ・ヤコブセンです。
カフェや美術館でもよく見かけるので、きっと
どこかで出会っているはず。
デンマークが生んだ20世紀でもっとも影響力の
大きいデザイナー。
今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げた
「デンマークデザインの父」とも呼ばれています。
日本では、家具のデザイナーとしてその名が
知られていますが、本業は建築家。
ホテルや銀行、学校など、数多くの素晴らしい
建築作品を残しています。
代表的な建築「SASロイヤルホテル」
ヤコブセンの代表的な建築と言えば、
コペンハーゲン中央駅から徒歩5分ほどにある
「SASロイヤルホテル」です。
このホテルは、デンマーク初の高層建築。
建設当初は、美しいコペンハーゲンの街並みに
そぐわないとして強い反発を受け、マスコミから
最も醜い近代建築というレッテルを張られたそう。
ところが、ヨーロッパやアメリカから称賛されると、
コペンハーゲンでもデザインが素晴らしいと
認識されるようになりました。
今では、デンマークを代表する建築になっています。
ちなみに彼のこだわりが詰まったホテルが見たくて、
以前デンマークに訪れた際、行ってきました。
グレーグリーンのシャープでシンプルな外観。
コペンハーゲンの街並みに馴染み、
静かに佇んでいました。
中に入ると外観とは異なり、優雅な空間。
ロビーには、たくさんの「スワンチェア」や
「エッグチェア」が置かれていて、大興奮しました!
日本でも有名なこれらのチェアは、実は、
このホテルのためにデザインされたもの。
ヤコブセンの頭文字をとって名付けられた「AJランプ」。
日本でも人気ですが、やはりこの照明も、
このホテルのために作られたものです。
このように、ヤコブセンのプロダクトデザインの
ほとんどが、建築のために作られたもの。
だから、お部屋のインテリアに馴染みやすいん
ですね。
初めてのプロダクトデザイン「テーブルクロック」
さて、話は時計に戻しまして、今回、ご紹介する
テーブルクロックは、実は、ヤコブセンが初めて
プロダクトデザインを行ったアイテムなんです。
大規模なリゾートプロジェクトの成功をきっかけに、
1930年、デンマーク最大手電気メーカー
「Lauritz Knudsen社」のテーブルクロックの
デザイナーに抜擢されます。
住宅設計を主としてきたヤコブセンが、そこで
初めてプロダクトデザインであるテーブルクロック
「ROMAN」と「LK」を手がけることに。
その後、大戦の影響からわずかな期間で販売終了に
なり、「幻のテーブルクロック」と呼ばれるように
なります。
そして、時を経て、幻のテーブルクロックの復刻が実現しました。
幻となったこのテーブルクロックは、時を経て、
デンマークのROSENDAHL社とLauritz Knudsen
社のシニアスタッフにより、復刻されました。
ヤコブセンのプロダクトの原点とも言える
テーブルクロック。
朝起きて、一番始めに目にするものだから、
ちょっとこだわったものを使うのは
いかがでしょうか^^
新生活をスタートしたお友達や、転勤になった
旦那さまのプレゼントにもおすすめです。
リセノでの発売まで、もう少し。
登場を楽しみにお待ちくださいね♪