
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「円形」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2024-06-07.phpこんにちは。撮影チームの吉田です。
生活の中で多くの時間を共にするチェア、
毎日使用するからこそ、長く愛用できるものを
選びたいですよね。
機能性とデザインどちらもこだわりたいところですが、
そうするとなかなか理想のチェアが見つからず
悩まれる方も少なくないと思います。
そこで今回、みなさまにご紹介するのが
「ウィンザーチェア」。
17世紀、イギリスで誕生したウィンザーチェアは
時代を超えて多くの方を魅了し、
今も根強く愛され続ける伝統的なチェアです。
芸術的な背面のデザインと、温もりを感じられる意匠が
特徴的なウィンザーチェアですが
実は、見た目の美しさだけでなく機能性に優れており
普段使いに最適です。
今回は、そんなウィンザーチェアの魅力と歴史を
紐解きながら、お部屋に取り入れる際の
おすすめの方法についてご紹介してまいります。
ウィンザーチェアとは、17世紀後半にイギリスの
ウィンザー地方で誕生した民芸椅子のことです。
当初は、屋外で使用するためのガーデンチェアとして
王侯貴族に親しまれていました。
19世紀に入ると丈夫で使いやすく、安価なことから
イギリスの公共施設だけでなく一般庶民の家庭でも
流行し、現代まで愛されるチェアとなりました。
また、ウィンザーチェアと聞くとアーコール社
を思い浮かべる方も多いかと思います。
アーコール社とは、イタリア出身の家具デザイナー
ルシアン・アーコラーニが1920年に創業した
イギリスの老舗家具メーカーです。
アーコール社は1920年、伝統的な曲木の技術を活かし
のちに、ダイニングのスタンダードとなる
ウィンザーチェアを大量に生産しました。
アーコール社が制作したウィンザーチェアは
これまでのものと比べて独創的かつ、
モダンなデザインだったため、多くの人々から
注目を集めました。
次にウィンザーチェアの特徴について
ご説明いたします。
ウィンザーチェアの特徴は大きく分けて
次の3つが挙げられます。
これらの特徴について解説していきます。
ウィンザーチェアの脚部は足先が少し外側に広がった
ハの字になっています。
この形こそが、軽量でありながらもしっかりと
体重を支えてくれて、安定感のある座り心地を
叶えてくれる秘密です。
また、耐久性が高いだけでなく
足先にかけて細くなったデザインが
すっきりとした印象を与えてくれます。
そして、ウィンザーチェアの強度の秘密は
もう一つあります。
それは、2本の脚を繋ぐ貫というパーツです。
貫には様々な形がありますが、
最近のウィンザーチェアはたいていHの形に
設計されています。
貫が脚と脚の間をしっかりと固定してくれることで、
高い強度を保つことができているのです。
そしてなんといっても、ウィンザーチェアの
いちばんのポイントは背面のデザインです。
背面のデザインはいくつか種類がございますが、
ここでは代表的なものを2つ紹介していきます。
まず1つ目は、ウィンザーチェアの中で
最も歴史が長いとされているコムバックチェア
背もたれの部分が櫛(コーム)に見えることから
このような名称がつけられています。
背棒のスティック部分は、ストレートのものや
複雑な彫刻が施されているものなど様々ですが、
他のデザインに比べると、比較的シンプルで
どんなテイストにも合わせやすいのが特徴です。
2つ目はボウバックチェア
背もたれの曲木が弓(ボウ)に見えることから
このような名称がつけられています。
リセノでは「円形をお部屋に取り入れて
空間の印象をやわらげる」というセオリーを
ご紹介しています。
ボウバックチェアのように
背もたれに丸みのあるチェアを選ぶことで
空間の印象をやわらげ、視覚的な緊張感を
軽減する効果があります。
詳しくは下記のマガジンをご参照ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「円形」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2024-06-07.php
実は、ウィンザーチェアの座面には、
長時間座っていても疲れにくい2つの工夫が
隠されています。
1つ目は、座繰りです。
座面の真ん中に注目してみると、
少し窪んだデザインになっているのを
お分かりいただけますでしょうか?
大抵のウィンザーチェアにはこの「座繰り」
が施されています。
この窪みは座った時のお尻と、太ももに沿うように
作られているため長時間座っていても
疲れにくいのです。
そしてもう一つは、角度です。
ウィンザーチェアを横から見てみると
背面は後ろ向けに、座面は前向けに
角度がついていることがわかります。
このような角度がついていることで、
しっかりと体を支えてくれるため
負担が少なく快適に座ることができます。
ここからは実際に、リセノで販売している
ウィンザーチェア「ANNE」を例に
お部屋に取り入れる際の、おすすめの方法について
ご紹介いたします。
「憧れのウィンザーチェアをもっと身近に」
そんな想いが込められて製品化されたこちらのチェアは
暮らしに馴染みやすいシンプルなデザインが特徴です。
長時間座っていても疲れにくく、4カラー展開と
なっておりますので、お部屋のテイストを選ばず
ウィンザーチェアを初めて購入される方に
もおすすめです。
ダイニングはお部屋の中で大きな面積を占めるため、
特徴的なデザインのダイニングテーブルを選ぶのは
なかなかハードルが高く、シンプルなものを
選ばれる方も多いと思います。
ただ「シンプルなテーブル」に「シンプルなチェア」を
あわせると、なんだか物足りないダイニングに
感じてしまうことも。
しかし、そんなシンプルなダイニングテーブルにも
ウィンザーチェアを合わせると
背面の美しさが際立ち、一気に華やかな
ダイニングになります。
また、ダイニングチェアを選ぶ際には、
「4脚全てを同じものにする」のも統一感があって
素敵ですが「あえてバラバラのチェアを選ぶ」
という方法もあります。
バラバラのチェアを組み合わせる際のポイントは、
色や形に共通点を持たせることです。
そうすると、自然とバランスの取れた
コーディネートに仕上がります。
詳しくは下記のマガジンをご参照ください。
「バラバラのチェア、憧れるけど、どう合わせたらいいの?」コツを知るだけで、統一感のあるダイニングスペースに。
https://www.receno.com/pen/chairs/u39/2021-06-25.phpウィンザーチェアと言っても、
形は様々ですので
異なるウィンザーチェアを組み合わせても
素敵に仕上がります。
玄関はスペースが限られているので、
あまり多くの家具を配置できません。
ですが、お客様を最初にお迎えする場所だからこそ
素敵にしたい・・・そんな方におすすめです。
靴を履く際に腰掛けるためのチェアとして、
小物をポンとおいておくスペースとして
ウィンザーチェアを取り入れてみるのは
いかがでしょうか?
狭い空間だと背面のデザインがより引き立ち、
ポンと一脚おいてあるだけで、一気に洗練された
空間に仕上げることができます。
冒頭でもお伝えしましたが、
ウィンザーチェアは軽量なのが特徴です。
そのため、簡単に持ち運ぶことができるため
お部屋の中のお好きなところで
サイドテーブルとして活用するのはいかがでしょうか?
たいていのウィンザーチェアは座面がフラットな
板座になっており、十分な広さもあるので
ディスプレイスペースとしても活用できます。
いかがだったでしょうか?
それでは今回のおさらいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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