「安らぎ」を感じるお部屋とは?
インテリアに天然素材を取り入れよう。
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
もうお部屋の中まで寒くなって来たこの頃。
寒いけれど、ぬくぬくと暖を取る時間は
とてもあたたかい気持ちになるので僕は好きです。
皆さまは、どのようにお過ごしでしょうか。
僕は、本格的に冬がやってくる前に、
もっと住み心地の良いお部屋にしようと
日々奮闘している中、あることに気が付きました。
それは、
「天然素材を取り入れたお部屋は住み心地が良い。」
ということ。
今回は、天然素材と暮らすと住み心地が良い理由について、
紐解いていきたいと思います。
STYLING BOOK No.015-01
お部屋に取り入れやすい天然素材とは?
本題に入る前に、
お部屋に取り入れやすい天然素材を、
3つ挙げてみました。
- 天然木
- ファブリック(リネン・コットン)
- 植物
それぞれメリットは沢山ありますが、
今回は、この3つを取り入れる事による居心地の良さや
心理的な面でどんな良いことがあるかをお話します。
天然木
Re:CENO product|リビングダイニングテーブル WIRY-NATURAL
住宅にある天然素材で一番馴染みのあるものが、
天然木ではないでしょうか。
家具でいうと、ダイニングテーブルやベッド、
ソファのフレームなど、メインとなる家具は
木製のものが多く作られています。
木造の建物や、木のぬくもりを感じるカフェに行くと、
なんだか落ち着く...そんな経験はありませんか。
実は、木が居心地の良い空間を作っているんです。
ゆらぎ
Re:CENO product|伸長式ダイニングテーブル folk-natural
まずは、見た目による効果です。
木目の模様に注目してみましょう。
少し難しい言葉ですが、
「1/f ゆらぎ」という言葉はご存じでしょうか。
規則正しさと不規則さが調和した状態のことをいいます。
木の木目は、年輪や木目が規則正しく並んでいるように見えて、
等間隔ではなく、ちょっとずつズレがあったり、
人工的ではない曲線を描いています。
Re:CENO product|160ダイニングテーブル WIRY
これが「1/f ゆらぎ」です。
この不安定なゆらぎは、人間の目に心地よく映り、
リラックスさせてくれる効果があるんだそう。
他の例では、「キャンドルの灯り」や「波の音」など
見えるゆらぎだけでなく、音のゆらぎも含まれます。
共通しているのは、自然のものだということ。
自然の中にいるとリラックスできるのは、
このゆらぎを無意識に感じているからなんです。
また、ゆらぎは天然木ならではのもの。
表面に木目がプリントされた家具も多くありますが、
それらはよく見ると規則的に同じ模様が現れます。
暮らしの中で、よく目にする家具は
できれば天然の木を使ったものにすると、
自然の安らぎ効果が得られます。
温かさ
Re:CENO product|伸長式ダイニングテーブル folk-natural
次に、木に触れることによる効果です。
木は、触れた時にも温かさも感じられる素材。
それは、木の性質上、熱を伝えにくく、
触れた時に手のひらから体温が逃げにくい事が理由です。
対照的に、人工的な素材である金属やコンクリートなどは、
熱を伝えやすく、体温を急速に奪い取るので、
触れると冷たく感じます。
木は見た目だけでなく、触り心地まであたたかい、
優れものなんです。
冒頭でもお伝えしましたが、
木製家具はメインとなる家具。
よく触れるものだからこそ、
あたたかさが感じられる木を選ぶことがおすすめです。
ファブリック
Re:CENO product|3人掛けソファー NOANA
次に、天然素材のファブリックについてご説明します。
ファブリックを使った家具には、
ソファやベッドがあります。
共通しているのは、長時間過ごす場所であり、
直接肌に触れるものであること。
ソファもベッドも、疲れを癒す場所だからこそ、
お肌に優しい天然素材がぴったりなんです◎
それでは、素材別に見ていきましょう。
リネン
タオルケット fog linen work LINEN WASH WAFFLE TOWELKET
リネンとは、亜麻科の植物から取れる
植物由来の繊維のこと。
リセノでは、ソファカバーなどに、質の良い
ヨーロッパ産のリネンを採用しています。
そんなリネン生地のソファは、使うごとに
経年変化で「くたっと」柔らかく馴染んでいくのが
良いところ。
Re:CENO product|3人掛けソファー AGRA
張りつめていない見た目や肌ざわりは、
緊張感を和らげてくれ、穏やかな気持ちにしてくれます。
また、天然リネンの色味は、アースカラーのベージュ色。
ナチュラルヴィンテージにも使いやすく、
柔らかく空間に馴染む色が、
リラックスした気持ちにさせてくれます。
コットン
コットンは、ワタの種子から取れる繊維のこと。
リネンと同じ植物由来でできているので、
お肌に優しい素材です。
丈夫で、しなやかなリネンに比べて、
コットンは赤ちゃんの肌着にも使われるほどの
柔らかい質感が特徴的。
繊維の先が丸みを帯びているためです。
リセノのソファカバーでいうと、
コーデュロイ生地がコットン100%の生地になります。
柔らかい質感に包まれてリラックスしたい方に
コットンはおすすめの素材です。
Re:CENO product|3人掛けソファー AGRA-BROWN / コーデュロイ
また、リネンやコットンは、
適度に水分を含んでいるので静電気が溜まりにくく、
摩擦が起きにくい素材。
ソファでごろごろしたい方へぴったりなんです。
観葉植物
最後に、観葉植物をご紹介します。
リセノのスタイリングでも、必ずどこかに入っている植物。
天然素材というより、自然そのものですね。
なんだかお部屋が物足りなく、味気ない...と感じたら
取り入れてみましょう。
お部屋のアクセントとして活躍してくれます。
ただ、それ以外にも、とても良い効果があるんです。
リラックスする香り
植物は、「フィトンチッド」という香り成分を
空気中に放出しています。
森林浴をしている時、
とてもリラックスした気分になりますよね。
それは、フィトンチッドの効果です。
フィトンチッドには、ストレスホルモンを減らしたり、
自律神経を整えるという嬉しい効果があります。
植物と暮らすと癒されるわけです。
目に優しい
Re:CENO product|TVボード WIRY-NATURAL 幅150cmタイプ
植物のグリーンは、目に刺激を与えない優しい色です。
配置場所のおすすめは、
TVボードの隣に大きめの植物を置くこと。
よく見える位置なので、
TVやスマートフォンのブルーライトで
疲れた目を癒してくれます。
また、植物の自然でゆるやかな曲線は、
TVの無機質さを和らげ、ほっとリラックスできる空間に。
植物は、人間の暮らしに寄り添って、
疲れた心と体をほぐしてくれる働きものなんです。
あると無いとでは大きく変わるので、
テレビボードの横に限らず、生活の中には、
一つでもいいので植物を取り入れてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家具は暮らしの質を左右するもの。
リラックスできる空間づくりには、
天然素材が欠かせません。
お店では、実際に家具に触れることができ、
暮らしの疑似体験をしていただけます。
天然素材の良さも肌で感じていただける事かと思います。
デジタルな時代の中、ちょっと癒されたいな~という方は、
是非、暮らしの中に天然素材を取り入れて、
住み心地の良さを体感してみてはいかがでしょうか。
お店で皆さまのお越しをお待ちしております。