【6畳以下】狭いダイニングキッチンを
広く見せるレイアウトのコツ
今回のテーマは、「狭いダイニングキッチンにレイアウトする家具の選び方」です。
6畳以下のスペースに、大きなダイニングや
キッチン収納をレイアウトすると窮屈な思いをしたり、
移動しづらいなど、過ごしにくいダイニングキッチンになってしまいます。
「我が家はダイニングキッチンが狭いから
しょうがないか...」と感じている方でも、
実は家具の選び方を工夫するだけで、改善することができます。
そこで、今回は狭いダイニングキッチンでも
快適に過ごせる家具選びのポイントを、3つご紹介します。
① 6畳以下の狭いダイニングキッチンには、
「圧迫感を感じさせない家具」をレイアウト
Re:CENO product|80ダイニングテーブル WIRY/NA
狭いダイニングキッチンで選ぶべき家具の
ポイント1つ目は、「圧迫感を感じさせない家具」です。
圧迫感を感じさせない家具の代表例は、
アイアン素材を採用した、フレームの細い家具。
アイアン素材は木材より強度が高いため、細く仕上げることが可能です。
フレームが細いと、視覚的に詰まった印象を軽減してくれます。
ダイニングテーブルのような大型家具を
アイアン素材に変更すると、ダイニングキッチンの
印象が軽やかになります。
また、フレームが細いとダイニングのテーブル下が
広くなるため、足が組みやすかったり、
立つ ⇔ 座るの動作がスムーズに。
アイアン素材のように細い家具を選べば、
狭さを感じさせる原因の「詰まった印象」と
「動きづらさ」の2つを、軽減することができます。
アイアン素材がお好みでない場合、幕板がないテーブルや、脚が細いテーブルをお勧めします。
② 6畳以下の狭いダイニングキッチンには、
「動線を確保できる家具」をレイアウト
狭いダイニングキッチンで選ぶべき家具の
ポイント2つ目は、「動線を確保できる家具」です。
動線を確保するために、収納家具は薄型タイプを
選ぶことをおすすめします。
幅60cmの動線を確保できた状態
人がお部屋を歩くのに必要なスペースは、幅60cmです。
狭いダイニングキッチンでは、動線60cmを確保する
ことが難しいケースがありますが、そんな場合は
薄型家具に変更して、動線を確保しましょう。
ちなみに一般的な収納家具の奥行は、
リビング収納 = 奥行40cm前後
キッチン収納 = 奥行45m前後。
Re:CENO product|R.U.S おすすめセット #9【薄型】
リセノで販売しているユニットシェルフR.U.S薄型は、
奥行25cmと奥行が浅いタイプです。
一般的な収納家具から、R.U.S薄型タイプに
変更するだけで、15~20cm程度のスペースを確保することができます。
Re:CENO product|2ドアサイドボード silta
また siltaシリーズ は、北欧アンティークの
キャビネットと比較して、奥行が10cmほど浅い設計です。
「ダイニングキッチンが狭いけど、キャビネットを
レイアウトしたい。」という方は、silta のような
薄型キャビネットを推奨します。
③ 6畳以下の狭いダイニングキッチンには、
「収まりがよい家具」をレイアウト
Re:CENO product|ダイニングチェア folk round arm
狭いダイニングキッチンで選ぶべき家具の
ポイント3つ目は、「収まりがよい家具」です。
例えば、上記の画像のようにテーブル下に
チェアが収まると、使用しないときにスペースを確保することができます。
チェアが天板下に収まると動線を確保できます。
テーブル下にチェアを収めるためには、
肘掛がないチェア、もしくは背もたれ・肘掛が
低いチェアを選びましょう。
また、狭いダイニングキッチンのよくある悩みは、
収納スペースが足りないことや、物が溢れて窮屈な印象になること。
そういうお悩みがある方には、デッドスペースに
収まる収納家具の活用を、お勧めします。
収納場所を増やせば、物が溢れたり、
密集して圧迫感を感じることを、防止することができます。
狭いダイニングキッチンでは、最大限にスペースを
有効活用できる、「収まりのよい家具」を取り入れましょう。
6畳以下の狭いダイニングキッチンは、家具のレイアウトに注意しよう。
それでは今回のまとめです。
6畳以下の狭いダイニングでは、このような家具をレイアウトしましょう。
- 圧迫感を軽減できるフレームが細い家具
- 動線を確保できる薄型家具
- スペースを有効活用できる収まりのよい家具
上記のような家具をレイアウトすると、
同じスペースのダイニングキッチンでも、
窮屈感や動きづらさが軽減できます。
ダイニングキッチンが狭いとお悩みの方は、
今回紹介しました3つのポイントを参考に、家具を見直してみましょう。
約6畳の我が家のダイニング
ちなみに我が家のダイニングキッチンも6畳と狭く、
動線を確保するために、silta キャビネット を使用しています。
北欧アンティークの意匠をしながら、日本の住宅に
あった奥行設計が、狭いわが家にとてもフィットしています。
狭いLDKでも快適に過ごす方法については、
以下のマガジンでも解説しておりますので
参考にしていただけますと幸いです。
狭いリビングの悩みを解決! レイアウト実例をご紹介します。
お部屋を広く見せたい方へ。狭いLDKでも快適に過ごすための、3つのポイント