雑貨のディスプレイをおしゃれに!
飾り方のポイントは?
こんにちは。
Re:CENO 青山店の人見です。
お部屋づくりを楽しんでいる方で、
雑貨好きの方は多いのではないでしょうか。
私も小さいころから雑貨が大好きで、
棚の中が少しずつお気に入りで埋まっていく
光景が楽しくて仕方なかった記憶があります。
せっかくお気に入りの雑貨ですから、
おしゃれにディスプレイできると嬉しいですよね。
「雑貨は好きだけれど飾り方がいまいち分からない...」
「手持ちの雑貨をもっと素敵に飾りたい!」
今回は、そんなお悩みをお持ちの方へ
雑貨をおしゃれにディスプレイする際の
飾り方のポイントとおすすめアイテムをご紹介します。
おしゃれな雑貨の飾り方は? ディスプレイ4つのコツ
雑貨を飾る際、なんとなく感覚的に飾ってみたところ
まとまりのないディスプレイに
なってしまったことはありませんか?
そんな時は、ディスプレイが上手くなるコツを
押さえて飾ってみましょう。
ここでは、センスいらずで誰でも実践できる
ディスプレイが上手にできるセオリーを
4つご紹介します。
① 素材や形を「レピテーション」する。
ひとつめのセオリーは、レピテーション。
「レピテーション」とは、飾るアイテムの素材や形など、
同じ要素を何度も繰り返し取り入れることです。
何気なく飾っているように見えるこのディスプレイ。
構成要素を紐解くと、
・緑色の◯ = 色合いの近しい「動物」のオブジェ
・朱色の◯ = 縦に長い「形」の入れ物
という風に、共通点のあるアイテムを
レピテーション(繰り返し)しています。
アイテムの要素を2つ以上揃えることで、バラバラと
散らかった印象を取り除き、全体に統一感を
感じさせるディスプレイにすることができます。
「センスで、感覚的に」ディスプレイされている様でも、
実は、共通点のあるアイテムを使うことで、
全体にまとまった印象を持たせることができるのです。
【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
② 「空間を分割」して、対称に配置する。
ふたつめのセオリーは空間分割です。
素材をレピテーションする際には、
横に並べたり、縦に並べたりすると、
整然としてまとまった印象になりすぎてしまいます。
そんな時は、空間を分割して、その対称となる側に
ジグザクを意識して置く様にします。
レピテーションしたアイテムを、対称の空間に
ジグザクになるように配置することで、
整然とした印象を崩すことができ、
ディスプレイとしての面白さが表現できます。
これは専門用語で「シンメトリー(左右対称)」に対し
アシンメトリー(左右非対称)という効果を
応用したテクニックでもあります。
③ 「三角形」にディスプレイする。
3つ目のセオリーは、三角形に
なるようにアイテムを配置することです。
置くアイテムを「大・中・小」と
おおよそ3つの高さを意識して、揃えましょう。
「三角形」になるように並べることで、
立体感を感じさせるディスプレイにすることができます。
また、小さな三角形を、お互いに重ね合わせる様に
配置し、「大きな三角形」を作ることで、
さらにディスプレイのクオリティが上がります。
これだけで、立体的なディスプレイを
誰でも簡単に作ることができます。
【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
④ 「趣」のあるものを差し込む。
最後のセオリーは、趣のあるものを
飾るアイテムに取り入れることです。
例えば、
- ヴィンテージのオブジェ
- ドライフラワー
- ラタンやレザーなどの自然素材
などの1点だけでも見ごたえのあるアイテムです。
アイテム単体で趣のあるものを取り入れることで、
それらが重なり合いながら、深みを演出してくれます。
また、アイテム特有の質感と味わいが
ディスプレイのよい「アクセント」となり、
物足りない印象も解消されます。
その他リセノでは、センス不要で
スタイリングを美しく仕上げられるセオリーを
センスのいらないインテリア・スタイリング編
にて詳しくご紹介しています。
こちらは、随時更新中ですので、
ぜひお部屋づくりの参考にしていただけますと幸いです。
センスのいらないインテリア|ポイントスタイリング編
【カテゴリ別】おすすめディスプレイアイテム8選
「ディスプレイが上手にできるセオリー」を押さえたら
飾るアイテムを探してみましょう。
ここからは、ディスプレイに取り入れやすい
おすすめのアイテムをカテゴリ別に8つご紹介します。
① アートフレーム
重厚な木目と、水牛の骨が印象的な「フォトフレームWOOD&BONE」
アートフレームは、
ディスプレイに高さを出してくれるため、
「三角形」を形作る「大」の要素にぴったりです。
また、三角形は立体・垂直・平面の要素で
組み合わせることで、更に立体感が作りやすくなります。
古びた真鍮のような輝きと、ガラスの余白が美しい「フォトフレームfloter」
こちらの画像では、「垂直」に真鍮アートフレーム、
「立体」にフラワーベース、
「平面」に真鍮トレーのアイテムを組み合わせています。
背景にアートフレームがあることで、
雑貨同士にまとまりが生まれ、
一気に垢抜けたディスプレイに。
ディスプレイ初心者の方は、
アートフレームを1つ持っておくと、
必ず役に立ってくれるはずです。
【動画】センスのいらないインテリア|お部屋にアートを飾ってみましょう。
ポストカードやお花まで。おすすめのフォトフレームの飾り方
② オブジェ・置物
彫刻のようなクラシカルな「キャンドルホルダーTEAK」
オブジェ・置物は、
「立体」のアイテム選びに最適です。
形や素材にこだわって
お気に入りのひとつを探しましょう。
個性的なデザインのものは、
ディスプレイの良いアクセントになってくれます。
アンティークのような風合いの「リングホルダーTEAK」
オブジェ・置物で三角形を作る際に、
押さえておきたいポイントがもうひとつあります。
それは、3つのアイテムのうち、
2つのアイテムの素材を揃えること。
バラバラの要素を持つアイテムは、規則性がなく、
チグハグな印象に。
3つのうち、2つのアイテムが共通の要素を持つことで、
統一感が生まれ、美しいディスプレイに仕上がります。
飾ることに自信がない方には、
ぜひ2つセットのディスプレイをお試しください。
③ トレー・ケーキスタンド
オブジェのような存在感の「fog linen work ブラスケーキスタンド」
トレー・ケーキスタンドは、
「平面」を構成するアイテムとなります。
また、小さな雑貨を集めるのがお好きな方にも
トレー・ケーキスタンドはおすすめです。
真鍮素材が上質な空気感を作り出してくれる「fog linen work ブラストレー」
細々したアイテムをディスプレイしたい際には、
グルーピングという
インテリアテクニックを活用しましょう。
グルーピングとは、
トレーなどの平たいものを「ステージ」に見立て、
細かな雑貨をディスプレイすることで
全体にまとまりを与えてくれるというもの。
ディスプレイアイテムだけでなく、普段から使用する
アクセサリーや、生活雑貨もグルーピングするだけで
素敵なディスプレイに様変わりします。
【動画】センスのいらないインテリア|「ステージグルーピング」を学びましょう。
④ フラワーベース
どんなお花も引き立ててくれる「リューズガラス クーレライン アルプ」
フラワーベースは、ディスプレイに
さらに「立体感」を生み出してくれるアイテムです。
収納棚、テーブルなどの家具は、
平面で構成されたものがほとんど。
フラワーベースに、植物を飾ることで、
人工物では生み出せない立体感と複雑性
を簡単に取り入れることができます。
お花を1輪から簡単に飾れる「SACCO」
デザイン性の高いものは、
そのまま置いていても絵になります。
フラワーベースは、素材や色の種類が豊富なため、
他の雑貨とレピテーションしやすいのも
手軽に取り入れられる理由のひとつです。
【動画】センスのいらないインテリア|棚やテーブルに、植物を飾りましょう。
お気に入りの雑貨でおしゃれなディスプレイを楽しみましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼おしゃれな雑貨のディスプレイ4つのコツ。
- 素材や形を「レピテーション」する。
- 「空間を分割」して、対称に配置する。
- 「三角形」にディスプレイする。
- 「趣」のあるものを差し込む。
いかがでしたでしょうか。
今回の内容を参考に、お部屋のディスプレイを
楽しんでいただけましたら幸いです。
リセノの実店舗では、今回ご紹介したセオリーを用いて
空間づくりをしています。
お立ち寄りの際には
店内ディスプレイにも注目してみてください◎
また、青山店では店舗限定の
ヴィンテージ雑貨も取り扱っております。
全て1点ものですので、
是非お手に取ってお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【青山店ができるまで。】北欧ヴィンテージアイテムの取り扱いをスタートします。