【 My DIY HOME 】1×3材を活用して、
ハンガーラックをDIY!「組み立て編」
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
9月に入り、気温も涼しくなってきた今日この頃。
DIYに最適な季節がやってきましたね♪
今回は1×3材を中心に使用して、
ハンガーラックのDIYにチャレンジしてみました。
1×3(ワンバイスリー)とは?
建築用の規格サイズで、厚み1インチ×
奥行き3インチをベースとした木材のサイズです。
mmで言うと18mm×63mm。元々アメリカの工方から来ているため、
インチサイズで表記されています。他にも2×4(ツーバイバイフォー)、
1×10(ワンバイテン)など、色々の規格の
サイズがあります。
まだまだDIY初心者ですが、
今回は外からネジを隠したい箇所があったので
ダボを使用したダボ継ぎにも挑戦してみています。
今回は塗装無しの「組み立て編」を
お届けしたいと思います。
是非、最後まで読んでいってくださいね♪
まずは、準備物をご紹介!
<準備物その1>
- ドライバー用ビット
- ドリルビット1(5mm~5.3mm)
- ドリルビット2(7.8~8mm)
- ドリル
ドリルビット1はM6サイズのネジの下穴用で、
ドリルビット2は8mmのダボの下穴用です。
今回僕は8mmのダボの下穴に8mmのビットを
使用し、問題なく使用できましたが、
少し小さめの7.8mm位の方が、
ダボがしっかり止まるようです。
<準備物その2>
- 鉛筆
- 定規(分度器はなくてもOK)
- ダボ(8mm×30mm)×8本
- ダボ合わせ(8mm)
- ネジM6サイズ×6本
- 木工用ボンド
- 紙やすり(#120、#400)
- ノコギリ
<準備物その3>
- 1×3材の切れ端(300mm)×1
- 丸棒(直径3cm、長さ600mm)
- 板(幅60cm×奥行き400mm)
- 1×3材(19×63×1500mm)×4
1×3材はホームセンターでは長さが1800mmで
売られているので、
1500mmmにカットしてもらいます。
端材も使用するので、
1本は捨てずに持って帰ってきてくださいね。
棚板は木目の美しいパイン材を選びました。
まずは、1×3材をカットして、
フレーム用のパーツを作りましょう!
今回はフレームに少し角度を付けたいので、
カットしてもらった1×3材の上部を
2箇所をカットします。
長い片を5cm、短い片を0.5cmの所に印を繋げて
線を結ぶと、約5.4度の傾斜が付きます。
下書きができたら、カットしていくのですが、
とても薄いため、途中で割れないよう慎重に
切っていきましょう。
下部は床に設置する面だけ
同じように印をつけてカットして角度を付けます。
次に端材を6cmの長さに2個、まっすぐカットします。
この端材が、先程傾斜を付けたフレーム同士を
橋渡しする役目をしてくれます。
切った木材は、最初に紙やすり#120でおおまかに削り、
その後#400で仕上げを行いましょう。
ドリルを使って、下穴を空けていきましょう!
木材のカットができたら、ダボやネジを付けるため、
印を付けていきましょう。
まずは、1番小さい6cm幅の木材の側面に、
2箇所印を付けます。長さを3等分して、
その間の2箇所です。
次に8mmのビットで穴を空けるのですが、
片側1.5cmずつになるよう、ドリルの先端からの
位置を確認しながら空けていきます。
空いたら、その穴にダボ合わせをはめます。
このダボ合わせを使用すると、
ダボ継ぎする際に必要な、相手側の穴の位置に
正確に印を付けることができます。
こんな感じで押し付けるだけで、
跡が付きました。
最初に傾斜を付けたフレーム用の木材と
繋ぎ合わせるので内側の傾斜部分に同じように
印をつけて穴を空けます。
空けてダボを仮にはめ込んでみると
こんな感じになります。
ダボの下穴準備が終わったので、
お次はネジ用の下穴を空けていきます。
傾斜を付けたフレーム用の木材の
下から16.5cmで左右中央の箇所に印を付けます。
端材で作った橋渡し用の木材にも、
上下左右ちょうど真ん中に印を付けます。
この場所にハンガーをかける丸棒が付きます。
印を全てつけ終わったら、ドリルのビットを5mmに
変更して、ネジ用の下穴を空けていきましょう。
ついにパーツもできました!
いよいよ、組み立ての工程に進みます。
長かったパーツ作りも終わり、
いよいよ組み立ての工程に入っていきますよ!
最初にダボ継ぎを行うため、ダボ用の下穴に
ボンドを注入します。
そして写真のような形で、ボンドを入れては、
継ぎ合わせていきます。
ダボ継ぎが終わったら、最後にネジ止めをします。
片面3箇所ずつ、棒の部分と棚板の部分を
固定していきます。
片面ずつ、慎重に止めていきましょう。
計6箇所、しっかり止まれば、以上で完成です!
針葉樹の木材の色が爽やかな、
和室にも合うハンガーラックができあがりました!
いかがでしたかでしょうか?
ダボを使ったことでネジが表に見えにくく、
木材の温かみを活かした
デザインに仕上げることができました♪
角度を付けたカットなど、
上手くいかず、難しかった点もありますが、
個人的にはとても気に入っています。
1×3材はSPF材で、棚板はパイン材と共に
針葉樹系なので、白くて爽やかな
和室にも合う雰囲気がまた良いですね♪
今回は「組み立て編」をお送りしましたが、
また次回は、このハンガーラックに塗装をする
「塗装編」も書いてみたいと思います。
追記ですが、構造上少し横揺れがするので、
金折金具など使えば横揺れ防止にもなりますよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。