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【 My DIY HOME 】1×3材を活用して、
ハンガーラックをDIY!「塗装編」

みなさま、こんにちは。
おかもとです。

今回のウェブマガジンは、
前回1×3材で作ったハンガーラックに塗装を行う、
「塗装編」をお送りしたいと思います。

無塗装の爽やかなカラーからは一変。

ヴィンテージテイスト漂う、
ダークブラウン×ミッドブラウンの
ハンガーラックに変えてみました。

今回は手持ちの塗料が余っていたこともあり、
ブライワックスとワトコオイルの2種を使っての塗装です。

それぞれの違いや使用感にも触れながら、
書いていますので、是非参考にしてみてください。

また、「組み立て編」をお読みでない方は、
是非こちらも読んでくださいね♪

1×3材を活用して、ハンガーラックをDIY!「組み立て編」

20171017110356.jpg

まずは、準備物をご紹介!

20171016132324.jpg

画面左から

  • はけ
  • ワトコオイル(ミディアムウォールナット)
  • ブライワックス(ジャコビアン)
  • ウエス(いらなくなった布)
  • サンドペーパー#240
  • 手袋

以前購入したワトコオイルとブライワックスが
余っていたため、オイルタイプとワックスタイプの
違う種類の塗料を使用しています。

もし新しく買われる場合は、同じ種類の色違いの方が
統一感が出ると思います。

20171016132255.jpg

ちなみに、ブライワックスとワトコオイルは、
それぞれ違う特徴を持った塗料になります。

僕なりに使用感をまとめてみたので、
塗料選びの参考にしてくださいね。

<ブライワックス>

  • 半固形状
  • 塗っていると美しい艶がでてくる
  • 染み込みにくくムラができやすい
  • 乾くのが早い
  • 細かい隙間は塗りづらい

<ワトコオイル>

  • 液体状
  • 乾いた跡もマットな質感
  • 染み込みやすくムラができにくい
  • 乾くのが遅い
  • 細かい隙間も塗りやすい

まずはサンドペーパーを使って下準備。
ヤスリがけをして、塗料の馴染みを良くしましょう!

塗料の馴染みをよくするため、サンドペーパーを使って
表面を削っていきます。番号は#240~#400あたりで。

もし深い傷や、でこぼこした面がある場合は、
#150などの目の荒いタイプで整えてから、
目の細かい番号に変えていきましょう。

20171016132354.jpg

木目を綺麗に活かすためにも、
木目に沿うようにヤスリがけを行っていきます。

ワトコオイルを使って、
棚板と棒から塗装をスタート!

いよいよ塗装を行っていきましょう。

ハンガーラックの、外枠部分を暗く、
それ以外の部分を明るい色にしたいので、
棚板と棒をワトコオイルで明るめのブラウンに
塗っていきます。

内側のキャップを外して、
フタにオイルを入れれば準備OKです。

20171016132423.jpg

オイルをあまり多く付けすぎると、
ムラができやすくなるので、余分なオイル
落としておきましょう。

木に塗りつけた時にオイルが垂れる場合は、
付けすぎの可能性がありますのでご注意。

いざ塗り始めると、オイルなのでサラッとしていて
はけの滑りがよく、とても塗りやすいです。

20171016132450.jpg

少しムラができてしまいましたが、
パイン材の綺麗な柾目が浮き出てきて、
塗る前とは全く違う表情になりました。

全体的に濡れたら、棒の方も塗っておきましょう。

20171016132527.jpg

このまま、1時間ほど乾燥させておきます。
乾燥したら、同じ用量で2度塗りを行い、
24時間乾燥させます。

20171016132602.jpg

乾燥が終わったら、余分な塗料が付かないよう、
しっかり乾拭きをしておきましょう。

ブライワックスを使って、
外枠も塗っていきましょう!

棚板と棒の塗装が終わったら、
次にこのブライワックスを使って、
外枠をダークブラウンに塗っていきます。

20171016132634.jpg

20171016132713.jpg

ブライワックスは、この様に、外蓋を外すと
内蓋がある作りになっています。この内蓋が
結構硬いので、鍵などの固い道具使えば開けやすいですよ。

そして通常、中は半固形状になっていますが。
気温が20度以上になると液体化するので、
空ける時にご注意下さい。

では、ウエス(いらなくなった布)で
ブライワックスを付けながら取ります。

20171016132744.jpg

ワックスを付けたら、まんべんなく広げながら、
塗っていきます。

オイルと違ってサラサラしていない分、ちゃんと
力を入れて塗らないと、部分的に塗料が残ったりします。
木に擦り込むようにしっかり塗っていきます。

20171016132813.jpg

しばらく塗っていると、こんな雰囲気のある
色合いになってきました。

木の節や木目が浮き立ち、
板目ならではの模様が、ブライワックスによって、
より強調されています。

20171016132840.jpg

引きで見ると、塗装前との違いは歴然です。
昔から使っているような、ヴィンテージ感溢れる
色合いになりました。

20171016132909.jpg

角度的に少し割りづらいですが、
アップで見ると程よい艶も出ているのが
わかるでしょうか?

ブライワックスは着色とツヤ出しが同時にできる
塗料です。しっかり磨けば、きれいな艶が出てきますよ。

20171016132940.jpg

塗装が終われば15~30分ほど乾燥させれば、OK。
乾拭きを行い、塗料がウエスに付かなくなるまで、
しっかり拭き取ります。

塗装の工程が終われば、
いよいよ完成です!

棚板、丸棒、外枠の全ての塗装が終わったら、
元の状態へ組み直していきます。

20171016133024.jpg

こちらで完成です。

20171016133112.jpg

ヴィンテージテイスト漂う、落ち着いた雰囲気の、
ハンガーラックができあがりました!

いかがでしたかでしょうか?

和室にぴったりだった、
ナチュラルで爽やかなハンガーラックが、
一変してヴィンテージテイスト漂う、
古材風のハンガーラックに生まれ変わりました。

20171017110432.jpg

塗装前

20171016133518.jpg

塗装する前の状態でも十分気に入っていたのですが、
塗装をすることで、さらに愛着の湧く
ハンガーラックになりました。

今回は、ワトコオイル(ミディアムウォールナット)
とブライワックス(ジャコビアン)と使用しましたが、
ワトコオイルもブライワックスも、
共に色数がたくさんあります。

お部屋のテイストに合わせて、
自分好みの色を探すのも楽しいですよ♪

興味を持っていただいた方は、
是非チャレンジしてくださいね!

「組み立て編」、「塗装編」と
2話に分けて書かせて頂きましたが、
無事完成できて良かったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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