【 My DIY HOME 】木のぬくもり感じる突板を使って、
インテリアアイテムをカスタマイズ!「貼り付け編」
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
気がつけば早いもので11月もいよいよ後半。
もうすぐ冬のお出ましですね。
ベランダやお庭など、屋外でDIYを
快適に楽しめるの、もうそろそろ終盤ということで、
今回は一部屋内でもできそうな、突板を使用した、
インアテリアアイテムのカスタマイズにチャレンジ!
ホームセンターの木材コーナーでは見られない、
美しい表情の木々たちが、突板になることで
DIYに取り入れて楽しめます♪
突板(つきいた)とは?
木材を0.2 - 0.6mmに薄くスライスした板材。
オークやアッシュ、ウォールナットなど、
美しく高価な樹種があり、
家具の表面などに使われています。合板や繊維板で作られた板に、
木目の美しい突板を貼ることで、
低価格化や、軽量化、加工のしやすさや
無垢のように反りや割れが起こりにくいなど、
様々なところでそのメリットは活かされています。
ターゲットは、長年使っているこちらの鏡。
シンプルで良いのですが、枠が単調で
少しアレンジしたいなと思いました。
アッシュ材の突板を使用して味のある雰囲気の
鏡に変身させたいと思います。
今回は塗装無しの「貼り付け編」を
お届けしたいと思います。
是非、最後まで読んでいってくださいね♪
まずは、準備物をご紹介!
<準備物その1>
- 突板(アッシュ材)
<準備物その2>
- 塗料(WATCO OIL ミディアムウォルナット)
- いらなくなった布
- 刷毛
- カッター
- 鉛筆
- 紙やすり(#400)
- 木工用ボンド
- 定規
木の色と大胆な柄が綺麗だったのでアッシュを選択。
厚みは0.5mm。裏面に接着テーブの付いているものを
購入しました。接着テープの無いものに比べると
少し高くなりますが、作業は楽なので、あればおすすめ。
ボンドは、通常の突板の場合を考慮したのと、
部分的に使用するので、準備物に入れています。
まず最初に、貼る対象を計測して、
突板に下書きを行っていきましょう!
今回は鏡の枠に貼り付けるので、
枠に貼りけるサイズを縦、横、奥行き、内寸など
初めに計測しておきます。
1番長い部分だと1mあったのですが、
突板の長さが30cmしか無いので。25cm×4個で
にするなどして対応しています。
枠の幅ギリギリに下書きをすると、
カット時にずれた場合、後から対処できないので、
多少のゆとりをもっておきましょう。
例えば今回の場合、1.8cmに対して2cmにするなどと
しています。
必要なサイズや数がわかったら、
突板に下書きしていきましょう。
幅もmm単位で指定しています。
のこぎりで切る場合、こんなに細かくは無理だろう
という加工も、カッターやはさみで切ることのできる
突板なら、可能にしてくれます。
これも突板ならではのメリットですね♪
下書きができたらカッターでなぞるように、
切っていくのですが、失敗が許されないので、
下書きがあっても気を抜かず慎重に刃を動かしてください。
ちなみに台には使わなくなったまな板を使用しています。
木目に沿って切ると切りやすいので、
下書きの時点で長い部分は木目と並行になるように
しておきましょう。
全パーツを作るのには結構な数を細かくカットする
必要がありました。集中力が切れて失敗する前に
途中休憩も挟みながら切ってくださいね♪
パーツの準備ができたら、突板を貼り付けていきましょう!
長いもの、短いもの、細いもの、
全部で4枚の突板を34のパーツに切り分けました。
縁が少々汚いですが、こちらはシールの裏面なので、
気になさらずとも大丈夫です。
それでは、さっそく突板を枠に貼り付けていくのですが、
通常の突板の場合も考慮して、まずはボンドを使用して
貼り付けてみています。
つなぎ目に隙間ができないように、ぴっちりと詰めて
貼っていきましょう。
僅か2cmの幅ですが、このアッシュの美しい柄が
あるだけでも、鏡の印象がグンと上がったように
思えます。
下書き時点で幅にゆとりをもって計算しているので、
はみ出た部分を枠に沿うように切り落としていきます。
この作業を各面丁寧に行っていきます。
全ての面が貼り終わりました。カットした部分など、
紙やすりでしっかり整えておいてください。
剥がれやすくなる端っこや繋ぎ目の部分も
この紙やすりの工程をしっかり行うことで
剥がれにくくなり、継ぎ接ぎ感もかなり軽減します。
以上で完成です。
味気ない単色の鏡から一変、木のぬくもりが
感じられるナチュラルな鏡になりました。
まだまだ縁に気になる部分があるのと、
今回は貼り付け編で塗装のことが書けていないので、
そのあたりに関しては、
次回まとめてご紹介できればと思います。
少しはみ出した部分の処理や研磨で質感や
印象がかなり変わってきますよ。
突板を使った、カスタマイズはいかがでしたか?
いかがでしたかでしょうか?
突板を使うことで、木のぬくもりが
感じれるカスタマイズを行うことができ、
鏡の雰囲気もかなり良い感じに仕上げることができました。
木目の美しいアッシュ材がこんなに簡単に
そしてお安くDIYに取り入れられるのは、
突板ならでは。
今回の鏡以外にも色々と活躍する場所が
多そうで、これからも突板を使ったDIYが
楽しみになりました。
今回は「貼り付け編」をお送りしましたが、
また次回は、この鏡をさらに整えて塗装をする
「塗装編」も書いてみたいと思います。
週末にぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。