【 My DIY HOME 】無垢材×レザーで味わいある風合いに。
使わなくなったゴミ箱をリメイクするDIY!
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
突然ですが、この記事をお読みのみなさまは、
リビングのゴミ箱はどんな風に使われていますか?
我が家ではもともと、籐で編まれた蓋のない
タイプのゴミ箱を使っており、内側にスーパーの
ビニール袋をはめていました。
そこで前々からずっと思っていたのですが、
せっかくゴミ箱が素敵にデザインされていても、
空いたところからビニール袋が見えるととても残念!
そして空いている方が使い勝手がいいのは
わかるけど、そもそもリビングのゴミ箱って
使用頻度が低くないか?
というか使用頻度が低いなら、蓋を付けて
もうちょっとお部屋の雰囲気を崩さないように
したほうがいいんじゃない? そんなことを
以前からふつふつと考えておりました。
そこで、どうせ作るならインテリアに馴染む、
デザイン性の高い素材を取り入れたゴミ箱を
作ってやろうという発想になり、昔使っていた
ゴミ箱を思い切ってリメイクすることに。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
まずは準備物をご紹介!
今回は少しアイテムが多いので、小分けにご紹介
させていただきたいと思います。
まずはこちらのアイテムから。
- 板材×1枚(ゴミ箱の蓋が収まるサイズ)
- ジグソー
今回使うゴミ箱の直径が32cmということもあり、
それが切り抜ける奥行き40cmタイプをチョイス。
素材はいつもの味わいあるオーク材です。
そして板を円形に切り抜くのに必要なのが、
ジグソーという電動工具。こちらはホームセンターで
1日500円程でレンタルする事もできますよ。
- ドリル(ビットサイズは1cmほど)
- 真鍮ネジ(板材の厚みより短いもの)
- 鉛筆
- ドライバー
ドリルは、ジグソーの刃が入るサイズの穴を
空けるため、ビットサイズ1cmのものを使用。
真鍮ネジは、アクセントにもなるので大きいものを
選びたいところですが、板を突き抜けるとまずいので、
板材の厚みより短い長さのものを選びましょう。
- ワトコオイル(ナチュラルカラー)
- 刷毛
- 太さのあるレザー(使用済みのベルト)
- 紙やすり
塗料は安定のワトコオイルで。今回は明るく
仕上げたかったのでナチュラルをチョイスしました。
レザーは、太いものを買いにいこうと思ったのですが、
ちょうど運良く15年くらい前に使っていた
ベルトを発見。サイズ的にもベストだったので
今回はこちらを使用しています。
紙やすりは、形を整える目の荒い#80から、表面を
整える目の細かい#400まで用意しました。
- ミルクペイント(カントリーオリーブ)
- ウエス(不要な布)
ゴミ箱本体にも塗装をするので、マットな質感と
淡いカラーが絶妙なミルクペイントをチョイス。
- ゴミ箱
そして最後に出てきたのが、もう使っておらず
ベランダに放置していたゴミ箱。
クリーム色の鉄製で可愛かったのですが、脚で開ける
近代タイプのゴミ箱が来てからというもの、すっかり
使わなくなっていました。
まずは、けがき作業と穴開けからスタート。
木材を切リ抜くとき、間違えないように下書きを
行う行為をけがきと言います。
通常、円形であればコンパスなどを使用するのですが、
直径32cmと大きかったこともあり、もともと
使っていたゴミ箱をしようしてけがくことに。
板の端ギリギリになると途中で割れる可能性も
あるので、2cmほど余白を設けました。
けがき作業ができたら、ジグソーの刃を
挿入するための穴を開けます。いわゆるここが
スタートラインとなります。
写真ではちょっと下書きに近すぎたので、もう少し
離してみてもいいかもしれません。
今回新たに導入!「ジグソー」の出番です!
今回、ホームセンターでプランを伝えたところ、
板を切り抜く直径のサイズが大きいため、
ジグソーでないと難しいよとのこと。
1ランク上のDIYな印象もあり、手を出して
いなかったのですが、いよいよ手に入れる日が
やってきました。
色々と種類があったのですが、暑さ50mmまで対応で
2×4材もカットでき、なおかつ良心的な価格の
RYOBIの「MJ50-A」をおすすめしていただき購入。
初心者にも使いやすいジグソーとのことで、
使ってみるととっても簡単に円が切れる!
後ろを滑らせるようにカーブを押していくと、
下書き通りずれることなくとてもスムーズに
切っていくことができました。
ものの数分でこの通り。ゴミ箱の蓋にぴったりな
円形の板が切り抜けました。
とても楽したかったので、次はどんな形に切ろうか、
ワクワクした気持ちにさせてくれました♪ もっと
早く買っておけばよかったと思ってしまうほど...。
ジグソーでカットした後は、切断面が非常に粗いので
必ず紙やすりで整えます。
最初は#80で棘や切断面などの粗い部分を
綺麗に削って、#120、#240、#400と丁寧に表面を
整えていきましょう。
オイルを塗装する時に馴染みやすくするよう、
切っていない表面も#400辺りで整えておきましょう。
ワトコオイルとミルクペイントで、
味わいあるテイストに変身。
先程切り抜いて作った蓋用の板にワトコオイルで
色を塗っていきます。
無塗装のときにはうっすらとしてた木目が、
はっきりと浮かび上がってきたのがわかるでしょうか?
ナチュラルカラーをチョイスしていたので、
もっと明るくなることをイメージしていたのですが、
思ったよりも濃い色に仕上がりそうです。
このまま24時間放置して、ウエスで乾拭きしましょう。
続いてミルクペイントをゴミ箱本体に塗っていきます。
ゴミ箱本体はツルッとした鉄製のため、綺麗に
塗ろうと思っても表面になじまず1度目は下地が
見えてしまいます。
しかし、ミルクペイントはすぐに乾くため、
縦横に重ねるように塗装を続けていけば、下地も
消えて綺麗に塗ることが出来ます。
重ねて塗っていくことで塗料の層もでき、ざらついた
味わいある雰囲気を持たせることができました。
最後に、取っ手用のレザーベルトを付ければ完成です!
1日放置したナチュラルカラーの蓋は、思いの他
風合いが増し、思っていたよりもワイルドな表情に...。
ただ、それでも良い感じには仕上がっていたので
良しとして進めていきます。
ここでベルトの出番。もともと施されていた
カット面の曲線を意識して、程よい長さにハサミで
切ります。
そして最後に真鍮ネジで蓋用の板と、
レザーベルトの両端を固定すれば、
豪華なレザー取っ手の付いた蓋のできあがり。
ゴミ箱本体に合わせてみました。
ゴミ箱深いオリーブとオーク無垢材の表情が
とても相性がよく、レザーの取っ手も程よい
アクセントになっています。
以上で完成です!
お気に入りの1台ができあがりました。
いかがでしたかでしょうか?
ゴミ箱といえど、リビングの置く場所によっては
十分目立つコーディネートアイテムにもなります。
使い勝手も大切ですが、どうせなら周りの
インテリアとの相性も大切にしたいもの。
そんな思いから始まったリメイクDIYですが、
できあがってみると無垢の風合いや深い色が
とても良い感じでお気に入りの1台ができました。
なにか作業を刷る時のちょっとした台や、
腰掛けるなんてことにも使えそうです。
みなさまも押入れやベランダで眠っている不要な
アイテムを使って、リメイクを楽しんでみるのは
いかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。