【 My DIY HOME 】キッチン収納にひと工夫。
出し入れが楽な壁掛け小棚をDIY!
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、
2年前にリフォームしたキッチン収納にひと工夫。
キャビネットやドロワーなど、
隠す収納がメインのキッチン収納だったのですが、
以前から欲しいなぁ~と思っていたオープン棚を、
ウォールシェルフを使って作ってみました。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
作業動線を邪魔しない。
DIYならではの、暮らしにフィットしたデザイン。
今回作った棚は、
奥行き10cmにも満たない極小サイズなのですが、
そうした理由は作業導線の邪魔をしたくなかったから。
普段はレンジの上にトレーを置きながら、
トップボードの上で注いだ飲みもの、
レンジでチンしたおかずやトーストしたパンを
トレーに置いていきます。
そのため、これ以上前に出っ張ってくると、
トレーの上にものが置きにくくなったり、
トップボードから持ち上げたときに棚に当たったり、
色々弊害が出てきてしまいます。
作業導線の邪魔にならないということは、
逆に言うとデッドスペースでもあるので、
普段使わない場所の有効活用にも。
奥行き10cm未満でもコーヒー器具やカトラリー、
ハーブティーなどを置くのには特段困りません。
レザーベルトの長さも自分で決められるので、
置く物に合わせて考えれば、
ちょうど良い高さの棚にできます。
そして、もうひとつ大切にしたかったのは、
木やレザーといった自然の素材感。
ただオープン棚を増やすのではなく、
自然の素材を取り入れることで、
ナチュラルな雰囲気や温もりを加えました。
このように、既存の家具に合わせたサイズや、
暮らしの導線を配慮した設計、素材選びができるのは
DIYならではの楽しさだと思います。
それでは、準備物からご紹介していきます。
- ハンマー
- ハトメセット
- ゴム板
- 木材(ラバーウッド)
- 石膏ボード用フック
- レザー
- 紙やすり(#240)※非掲載
- 塗料(お好みで)※非掲載
木材の表面を整え、塗装を行っていきましょう。
今回使用する木材はラバーウッドで、
いわゆるゴムの木です。
オークほどの美しさはありませんが、
細かな木目とコントラストの低い色合いが、
柔らかな印象を感じさせる木材。
手触りがとても滑らかで気持ちが良いのも特徴です。
このラバーウッドを#240の紙やすりを使って
表面を整え、塗料が馴染みやすい状態にします。
やすりがけが終わったら、塗装を行っていきましょう。
今回使用しているのはオスモカラーの下塗り材、
ウッドプロテクター #4006です。
防カビ剤が入っており、炊飯器の湯気など、
水気が漂うエリアということでこちらをチョイス。
できるだけ木の風合いを活かすため、
こちらの塗料以外は使用していません。
ハトメを取り付けてレザーベルトに。
木材の乾燥時間を活かして、
レザーにハトメを取り付けましょう。
まずはじめに穴を開けたい箇所にポンチをセットし、
打ち具を使って穴を開けます。
開いたところにハトメとリングをセット。
ハトメとリングの上下を凹凸のあるコマで挟んで、
もう一度叩いて取り付けます。
取り付けられました。
同じ要領でもう1本もハトメを取り付け、
2本のレザーベルトを作ります。
フックの位置を決め、棚を取り付けます。
続いて、棚の取り付け位置を決めていきます。
上の棚の幅に対して中央揃えになるよう、
フックを付ける位置までの距離を測り、
テープなどで目印を付けておきましょう。
両サイドから10cm、上からは2cmほどの場所に
石膏ボード用フックを取り付けました。
反対側も同じ要領でフックを取り付けられたら、
レザーベルトと棚板をセット。
以上で完成です。
見せる収納が楽しめて、サッと出し入れができる
便利な小棚が出来上がりました。
いかがでしたかでしょうか?
ちょっとの工夫でしたが、見せる収納が楽しめる
壁掛け小棚が出来上がりました!
釘穴の目立たない
石膏ボード用のフックを使用しているので、
賃貸や後から元に戻す場合にも便利です。
チャレンジしやすいDIYなので、
気になられた方は是非。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。