【 My DIY HOME 】昔ながらのレトロな佇まい。
紙芝居スタンドをDIY!
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、扉付きデザインがレトロな
紙芝居スタンドのDIYにチャレンジ。
市販の紙芝居スタンドよりも大きなサイズで、
四つ切サイズ仕様のものを作ってみました。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
作るきっかけは社内のイベントから
Re:CENOを運営する株式会社Flavorでは、
部署を超えたコミュニケーションを図るため、
10人ほどのチームを組んで、
1年間様々な活動を行うという取り組みがあります。
僕が所属するチームは「DIY」をテーマにした
チームだったこともあり、
かご編みやリース作りなどを行いながら、
コミュニケーションを取ってきました。
1年間活動したら、年に一度の社内共有会で
何かしらの形で発表するというルールなのですが、
みんなで集まったときに驚きのアイデアが出現。
「DIYをやってきたから最後もDIYで締めくくろう!」
「手作り紙芝居なんてどう?」
「岡本さん枠作れるんじゃないの?」
最初は「え~!」とびっくりしていたのですが、
そんなことで止まっている時間も無く、
女性陣は紙芝居を、僕は紙芝居スタンドを作る流れと
なっていったのがきっかけ。
発表会の資料づくりを、
最後のDIYとして取り組む流れとなりました。
喋る担当の人、当日流すムービーつくる人、
みんなで協力しながら、当日は自作紙芝居を用いて、
1年の活動を無事発表することができました。
チームリーダーが被るこちらの帽子も、
かご編みの会で作った作品です。
本人曰く、編むことが楽しすぎて、
裏返ってしまったとか何とか...。
それでは、準備物からご紹介していきます。
- ベニヤ板(4mm厚の材を使用)
- 角材×4
- 差し金
- 鉛筆
- 紙やすり(#240使用)
- 塗料(OSMO #1101、#4006)
- 刷毛
- ジグソー
- サンダー(紙やすり #240使用)
- のこぎり(記事に掲載)
- マイターボックス(記事に掲載)
- コーナークランプ(非掲載)
- 木工用ボンド
- 丁番
- レザー、真鍮ネジ
- ジョイント金具
- 打掛錠
※各種付属ネジは別途あり
まずは作業前の下準備を行います。
ある程度ざっくり計算をした上で材料を
買いに行ったものの、切り出す部分が多いので、
まずは自分なりに図を起こしました。
どの部材をどの辺に使えば無駄なくできるのか?
角材にA、B、C、Dと割り振った上で、
色を付けて仕分けていきます。
計測と割り振りができたら、
各材にそれぞれ罫書を行っていきます。
間違えが起こらないよう、
サイズを各材にもメモしておきます。
枠となる部分の木材をカットしていきます。
罫書ができたら、
ジグソーを使ってカットしていきます。
ジグソーの刃は分厚いので、罫書の線上では無く、
外側を切るぐらいが丁度良いでしょう。
斜めのカットは、
のこぎりとマイターボックスを使用しました。
ちょっと難しい扉部分の工程に。
紙芝居スタンドの顔ともなる、前面の扉部分。
まずは罫書をどうやってやるかが問題です。
当初は紐に鉛筆をくくりつけて、
円の中心から手で引っ張りながら書く方法を
考えていたのですが、
ベニヤ板の凸凹でずれてしまうため断念。
ゴミ箱の蓋を使用して書くことにしました。
罫書ができたら、湾曲した線の真上を
ジグソーでなぞるようにカットします。
思いの外、綺麗にカットすることができました。
カットした木材の表面を、研磨して整えます。
全部で17個の材にカットできました。
切り口はもちろんですが、塗料が綺麗に濡れるよう、
サンダーや紙やすりを使って、表面も整えていきます。
ベニヤ板は特にささくれが出やすいので、
細かい引っ掛かりがでないよう、
丁寧に削っていきましょう。
木工用ボンドを使って、扉部分を作っていきましょう。
前面の扉部分ですが、
丁番を取り付けることも合って、
四角に縁を付けたようなデザインにしています。
木工用ボンドを使って、
ベニヤと枠をくっつけていきましょう。
気になるようなズレもなく、
ぴったり閉じることができそうです。
紙芝居を収納する部分を作っていきます。
まずはジョイント金具を使って、前面、背面、
それぞれ接合していきます。
金具の種類は、ネジサイズの都合で、
材料紹介のものから、やむを得ず変更しました。
枠の上下を挟むように、
天板、底板を木工用ボンドで接着。
当初は釘を使うことも考えていましたが、
コーナークランプで固定すると、
ガッチリ止まってくれました。
木の風合いを活かすため、オイル塗装を行います。
扉、枠、共にしっかり固定されているのを確認したら、
塗装を行っていきます。
今回は濡れ色がしっかり着くオイル塗装で、
目立たなかった木目が浮かび上がり、
木の風合いが感じられるようになりました。
最後に、細かなパーツ関係を取り付けて完成です!
長かった工程もあと少し。
扉の機能を果たすため、
まずは丁番を上、左右と一個ずつ取り付けます。
取り付け後に感じたのですが、
小さな丁番は緩いので、2個取り付けるか、
もう少し大きなタイプが良さそうでした。
次に打掛錠を。
これが取り付けられると扉感がグッと増しました。
レザーの端材は天板部分に取り付けて、
取手の役割をもたせました。
以上で完成です!
木製家具のような紙芝居スタンドが出来上がりました。
いかがでしたでしょうか?
無茶振りから生まれたDIYですが、
無事なんとか形にすることができました。
材料選びや作り方など、手間取る部分もありましたが、
仕上がった姿もイメージしていたものに近く、
個人的にも満足しております。
飾り付けの仕上げは、
やはり女性陣にお願いしました。
クリスマスのリース作りで余った材料を使って、
扉の内側をいい感じにデコレーション。
発表会で開いた時に、
飾りが見えるようになる仕掛けです。
四つ切サイズの紙芝居が無いので、
当面使うことは無さそうですが、
またいつの日かオリジナルで作ってみたいと思います。
気になる方は、是非チャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。