手作りで世界にひとつだけ!
個性的な「鉱物キャンドル」を作ろう。
はじめまして、こんにちは。
今回から、WEBマガジンの投稿メンバーに
新しく加わることになりました
Re:CENO TOKYO えがみです。
普段は、東京店の店舗スタッフとして、
お客様をお迎えしています。
東京店ならではの情報や、いつもの毎日が
ちょっぴりワクワクしてくるような情報を
発信していきたいと思います。
これから、どうぞよろしくお願いします。
第一回目の投稿は、【鉱物キャンドル】作り。
子どもの頃の工作の時間のように、夢中になって
気付いた頃には、あっという間に夕食の時間!
なんて事もあるくらい、
時間を忘れて楽しめちゃいます。
偶然、見つけた一冊『鉱物キャンドルのつくりかた』
私は、お休みの日に、お散歩がてら
本屋さんに立ち寄ることがよくあるのですが...
ある日、いつものように本屋さんへ立ち寄ると、
端っこの棚にポツンとある、
一冊の本が目に留まりました。
それがこの本。
「鉱物キャンドルのつくりかた」
正直、私は今まで鉱物やキャンドルそのものに
あまり興味がありませんでしたが、
鉱物のような形をしたキャンドルに、
ビビビ!と、惹きつけられるものがありました。
迷いなく、レジへ直行!
家に帰り、早速ネットショップで鉱物キャンドルの
材料を取り寄せ、実際に作ってみました。
何個も作ってみた中で、とっても簡単に作れて、
コロンっとしていて、砂糖菓子のようにかわいらしい
「蛍石」のキャンドルレシピをご紹介します。
蛍石ってなに?
混入した不純物によって、
様々な色に変化する鉱物のこと。
1つの結晶の中に複数の色が現れることもあります。
加熱すると発光するのも、魅力のひとつ。
鉱物キャンドル作りに必要な道具
- パラフィンワックス400g
- 芯 約30~40㎝
- 顔料(青、赤)
- 竹串 2本
- カッター
- 紙コップ 6個
- 手鍋
- ビーカー
- 温度計
蛍石キャンドルを6個作るのに必要な材料。
(ブルー2個、ピンク2個、ムラサキ2個)
※予算は、約2,000円です。
キャンドルのろうは、パラフィンワックスを使用します。
ネットショップやキャンドル専門店で、
1㎏~、1,000円前後で購入することができます。
芯と顔料も、安全のため
キャンドル専用品を使いましょう。
今回は、蛍石キャンドル6個分の目安グラム数を
ご紹介していますが、
基本的に、ワックス量は自由です。
蛍石キャンドルのレシピ
それでは、早速作ってみましょう。
1、パラフィンワックス300gを
手鍋、またはビーカーに入れて、溶かします。
鍋の中の温度は、温度計を使って、
70℃~80℃に保ちましょう。
100℃を超えると、煙がでるので要注意です。
2、溶けて透明になったワックスの中に、
芯を浸します。
ワックスでコーティングされた芯を取り出し、
キッチンペーパーで軽く拭き取ります。
3、紙コップに、ワックスを約50gずつ流します。
4、紙コップの中のワックスに膜が張るまで
15分程、待ちます。
まだかな~?
5、膜が張ったら、竹串を使って、
中央に1ヶ所、穴をあけます。
6、紙コップの中のワックスを、
穴を通して、鍋の中へと流します。
7、次は、ポイントとなる色づけの作業です。
6の鍋の中に、
プラス100gのパラフィンワックスを投入して、
再び、透明になるまで熱して溶かします。
溶けたら、新しい紙コップを用意して、
紙コップに溶かしたワックスを約50gずつ入れます。
そこに、各色の顔料をひとかけら削り落としましょう。
消しゴムのカスくらいの量でも濃く、
色付きますので、少しずつ足しましょう。
8、竹串で穴をあけたワックスが入った紙コップの中に、
色付けされたワックスを適量、流し込みます。
9、冷ますために、そのまま30分間、待ちます。
10、30分後、完全に固まる前に紙コップを破り、
中身を取り出します。
このままでも、十分かわいらしいですが、
ここからが本番です。
11、カッターで、縦半分に割ります。
12、透明の膜の中に色付いているように見せるため、
手で調整をかけながら、カッターで、
好きな形に思いのまま削っていきます。
まだ、ワックスが完全に固まっていないので、
火傷に気を付けてくださいね。
13、竹串を、キャンドルの中心に挿します。
無理やり挿すと、割れてしまうので注意します。
2で用意した芯を、穴に通して
突き出た部分は2~3㎝にカットします。
ワックスを溶かして、色付けして、
冷やして、削るだけの4ステップ。
完成です!
ちょっぴり個性を出したいお部屋に、インテリアのアクセントとして。
内側から光が溢れ出ているような
蛍石の質感を再現できました。
石の中で流れているような優しい色彩の
移り変わりに、惹きつけられます。
砂糖菓子やキャンディーのように
真っ白な包み紙に包んでみたり、
箱の中に入れて、コレクションにしてみたり。
棚の上に、いくつか無造作に並べてみても、
インテリアとしてアクセントになります。
今回のキャンドル作りで出たワックスのカケラを
混ぜ合わせて、グラデーションを作り、
自分流の想像鉱物を作ってみるのも楽しそう。
お気に入りの【鉱物キャンドル】をプレゼントしよう!
いかがでしたでしょうか。
出来上がった蛍石キャンドルは、
ひとつとして全く同じ形はなく一点物。
見本通りの決められた形にする必要がなく、
深く考えずに、感覚ひとつで形作っていくスタイルが
なんだか好きだなぁと思います。
お気に入りの形ができたら、
お友達や家族、大好きな人へ、手作りギフトとして
贈ってみるのも素敵です。
「この鉱物キャンドルは、かわいらしい形だから
淡い色の包み紙でラッピングしようかな?」
「この子は、何だかごつごつしているなぁ。
アンティーク調の箱に入れたら、ピッタリじゃない!」
なんて、考える時間もきっと楽しいひと時。
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう。