【好きもの工房】異素材を組み合わせて、世界にひとつだけの
コーヒースタンド作りに挑戦!
こんにちは。なかはらです。
なんだかじめじめとしてきて、
梅雨の訪れを感じますね。
外に出るのが億劫になるこれからの季節、
休日はおうちでまったり過ごす
なんて方も多いのでは?
のんびりとコーヒーを淹れてリラックス
なんてのもいいですね♪
そこで今回は、優雅なコーヒータイムが
もっと楽しくなる自分だけの
オリジナルコーヒースタンドをDIY!
実は以前にも真鍮やモルタルや木を使って
作ったことがあるのですが、
結果は大失敗...。
そんな経験を踏まえて、
今回は仕様を大幅に変更して
再チャレンジです!
大人のシックな空気感を
イメージした素材選び
シックで落ち着きのある、
大人なイメージにしようと思います。
選んだ素材は、左から
- 真鍮パイプ(直径10mm)
- 真鍮板(厚さ0.4mm)
- チークの板
- ガラスロート(直径100mm)
上質な雰囲気を出すために、
真鍮とチークを組み合わせました。
〈チークとは〉
世界の三大銘木の1つで、強靭な耐久性と美しい木目が特徴。
高級材として知られており、ヨーロッパのアンティーク家具や豪華客船、高級列車の内装などにも使用され、世界中でとても人気のある木材です。
ガラスロートは、ドリッパーに使用。
科学の実験などで使われるもので、
熱に強く、耐久性もあります。
1〜2人分を淹れるのにちょうど良さそうな、
直径100mmのサイズを選びました。
そして今回の最大のポイントは土台。
以前に拾ってきたこちらの流木を使います。
形も木目もインパクトがあって、
グッと個性が出そうですね!
使用する工具のご紹介
材料はシンプルなものばかりですが、
加工するにあたって様々な工具を使います。
左より
- ノコギリ
- 糸ノコギリ
- ショートビット(10mm)
- 自由錐(キリ)
- カッターナイフ
- パテ
- 電動ドリル
使い慣れない工具もありますが、
理想の仕上がりを目指して
積極的に取り入れました!
まずは今回のキーポイントとなる、
土台作りからスタート!
自由錐を使って、土台となる流木に
直径80mmの溝を掘ります。
電動ドリルの先に取り付け、
高速回転させて木に穴を開ける工具ですが、
ここでは貫通させず、半分くらいの深さで
ストップさせましょう。
次に、溝が残るように少し内側を
糸ノコギリで切り出します。
溝のがたつきをヤスリで馴らします。
土台の穴にはめる真鍮板をカット。
溝の大きさに合わせて直径80mmに切り出します。
カッターナイフを使用したのですが、
なかなかの重労働でした...。
が、特殊な工具もなく仕上がりも綺麗なので、
ここは頑張りどころです!
切り出した真鍮板を流木の溝にはめて、
土台の完成です!
ここで一旦コーヒーブレイク!
といきたいところですが、
完成まで我慢。
アーム作りでは、
しっかりと垂直を意識しましょう。
次に、アームを作ります。
まず柱となる真鍮のパイプをカット。
ここでは使用したいマグカップとの
距離を考えて、糸ノコギリで
220mmにカットしました。
次に、チークの板を縦20mm、横130mmに
ノコギリでカットします。
ガラスロートと真鍮の柱を通す穴を
先程のチークに2箇所開けていきます。
ここでショートビット(10mm)を使用。
斜めに穴を開けてしまうと
傾いた仕上がりになってしまうので、
まっすぐ開くようにとにかく集中!
できたチークの穴に真鍮のパイプを通し、
ネジで固定させます。
まずドリルでネジを通す穴を開けておき、
そこへネジを取り付けましょう。
ここでは真鍮のマイナスネジを使用。
小さいパーツですが、このネジにするかしないかで
仕上がりは大きく変わりますので、
ぜひマイナスネジを使って下さい!
次に、アームを固定させるための穴を
土台となる流木に開けます。
ここでもショートビット(10mm)を使用。
最後まで貫通させないように
板の3分の2ほどの深さで止めましょう。
土台とアームを固定させるのに、
こちらのパテを使います。
使用方法はとても簡単。
粘土のような2つのパテ剤を
必要な分だけ切り出して、
1:1の量でコネコネとしっかり混ぜます。
そしてそのまま6時間以上放置すると、
カッチカチに固まるんです!
ここでは素手で作業をしていますが、
手が荒れやすい方は手袋の使用がおすすめです。
コネコネしたパテを穴の深さの3分の1ほど詰め、
そこへアームを差し込みます。
垂直に立っていることをしっかりと確認して、
あとは6時間放置。
パテが固まっていることを確認したら
ガラスロートを差し込んで、
ついに完成です!
お疲れ様でした!
世界にひとつのコーヒースタンドで、
自分だけの特別な時間を。
自分だけのオリジナルコーヒースタンド作り、
いかがでしたか?
細かいこだわりを持つがあまり
難易度が上がってしまいましたが、
出来上がった時の満足感はひとしおです。
これからのコーヒータイムが楽しみですね!
みなさんも恐れず挑戦してみてください。
それではまた次回。