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【ほんとうの、美味しいって?】豚肩ロースと玉ねぎの煮込み

メインディシュには、やっぱりお肉。

大きな塊肉を贅沢に使った料理は、
それだけでパーティー感が増します。

パーティーメニューのレパートリーとして
一つは覚えておきたいところ。

今回ご紹介するのは、堂々たるメインディッシュ
「豚肩ロースと玉ねぎの煮込み」です。

肉料理のお悩みは「煮込み」で解決

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肉料理には、難しい問題がいろいろとあり、
まずは、とにもかくにも火入れ問題。

火を入れすぎてしまうとパサパサに。
逆に生焼けになってしまっては、
どうしようもありません。

肉の火入れの中心温度は65度など言いますが。
超高性能なオーブンや低音調理器などがあれば
少しは簡単ですが、なかかなねぇ。

そして、提供のタイミングも難しい。
お肉をローストして、余熱で火を入れて。

みたいなことしてると、それだけで頭がいっぱいです。
あとソースも作らなきゃいけない。
そうなってくると、作ってる側は楽しくないですね。

ということで、
そんな問題を解決できる方法を考えました。
それが塊肉で作る「煮込み」です。

煮込みの良いところは、

  • 弱火でコトコト煮れば、必ず柔らかく仕上がる
  • 事前に作っておけば、直前で温め直すだけで提供できる
  • ソースも一緒に作れてしまう

ということで、
しれっと全ての問題を解決できるんです。

では、作ってみましょう。

DSCF0119.jpg

今回ご紹介するレシピの材料は
豚肩ロース、塩、玉ねぎ、酢。

これだけです。
豚肩ロースの表面を焼いて、玉ねぎを焼いて、
お酢を入れて野菜の水分で煮込む。

作り方もこれだけなので、とても簡単。

「焼き目」には旨味があって、それを意識することで、
シンプルな材料でも奥行きのある味わいになります。

材料(2〜3人分、調理時間2時間)

DSCF0072.jpg

  • 豚肩ロースブロック 800g程度
  • 塩 12g (肉の総量の1.5%)
  • 玉ねぎ 1個
  • 赤ワインビネガー 100cc
  • 水 適量
  • イタリアンパセリ 適量

作り方

1. 豚肩ロースに塩を振って、1時間ほど置いておく。
  玉ねぎは適当にざく切り。
  (煮込みには、脂身が程よい豚肩ロースが最適)

2. フライパンに少し油を引いて、
  肉の表面をしっかりと焼き付ける。
  取り出して、玉ねぎも焼く。

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3. 深鍋に2と赤ワインビネガーを加え火にかけ、
  一度沸いたら蓋をして、ごく弱火で90分ほど煮る。 

  水分が少ないなと思うかもしれませんが、
  火を入れていくうちに、
  玉ねぎから水分が出てきます。

  煮詰まってしまって焦げそうだったら、
  水を足してください。

  火が強くぐつぐつ煮込むと肉が硬くなります。
  フツフツくらいの火加減で。

DSCF0081.jpg

4. 玉ねぎがトロトロに溶けて、
   肉が柔らかくなったら、肉を取り出し、
   玉ねぎを水分がなくなるまで煮詰めていく。

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5. 煮詰めて飴色になった玉ねぎに、
   水(50ccくらい)を加えて、
   少しサラッとするまでのばします。

DSCF0090.jpg

6. お皿にソースを敷いて、
  一口大にカットした豚肉を乗せ、
  付け合わせに、ポテトフライや
  ローストした野菜などを添えます。

7. 刻んだイタリアンパセリを散らして、完成。

今回は、豚肩ロースを使った
ボリューム満点のメインディッシュをご紹介しました。

塊肉を使った料理に苦手意識がある方も、
ぜひ挑戦してみてください。

それでは、また。

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