【ほんとうの、美味しいって?】豚肩ロースと玉ねぎの煮込み
メインディシュには、やっぱりお肉。
大きな塊肉を贅沢に使った料理は、
それだけでパーティー感が増します。
パーティーメニューのレパートリーとして
一つは覚えておきたいところ。
今回ご紹介するのは、堂々たるメインディッシュ
「豚肩ロースと玉ねぎの煮込み」です。
肉料理のお悩みは「煮込み」で解決
肉料理には、難しい問題がいろいろとあり、
まずは、とにもかくにも火入れ問題。
火を入れすぎてしまうとパサパサに。
逆に生焼けになってしまっては、
どうしようもありません。
肉の火入れの中心温度は65度など言いますが。
超高性能なオーブンや低音調理器などがあれば
少しは簡単ですが、なかかなねぇ。
そして、提供のタイミングも難しい。
お肉をローストして、余熱で火を入れて。
みたいなことしてると、それだけで頭がいっぱいです。
あとソースも作らなきゃいけない。
そうなってくると、作ってる側は楽しくないですね。
ということで、
そんな問題を解決できる方法を考えました。
それが塊肉で作る「煮込み」です。
煮込みの良いところは、
- 弱火でコトコト煮れば、必ず柔らかく仕上がる
- 事前に作っておけば、直前で温め直すだけで提供できる
- ソースも一緒に作れてしまう
ということで、
しれっと全ての問題を解決できるんです。
では、作ってみましょう。
今回ご紹介するレシピの材料は
豚肩ロース、塩、玉ねぎ、酢。
これだけです。
豚肩ロースの表面を焼いて、玉ねぎを焼いて、
お酢を入れて野菜の水分で煮込む。
作り方もこれだけなので、とても簡単。
「焼き目」には旨味があって、それを意識することで、
シンプルな材料でも奥行きのある味わいになります。
材料(2〜3人分、調理時間2時間)
- 豚肩ロースブロック 800g程度
- 塩 12g (肉の総量の1.5%)
- 玉ねぎ 1個
- 赤ワインビネガー 100cc
- 水 適量
- イタリアンパセリ 適量
作り方
1. 豚肩ロースに塩を振って、1時間ほど置いておく。
玉ねぎは適当にざく切り。
(煮込みには、脂身が程よい豚肩ロースが最適)
2. フライパンに少し油を引いて、
肉の表面をしっかりと焼き付ける。
取り出して、玉ねぎも焼く。
3. 深鍋に2と赤ワインビネガーを加え火にかけ、
一度沸いたら蓋をして、ごく弱火で90分ほど煮る。
水分が少ないなと思うかもしれませんが、
火を入れていくうちに、
玉ねぎから水分が出てきます。
煮詰まってしまって焦げそうだったら、
水を足してください。
火が強くぐつぐつ煮込むと肉が硬くなります。
フツフツくらいの火加減で。
4. 玉ねぎがトロトロに溶けて、
肉が柔らかくなったら、肉を取り出し、
玉ねぎを水分がなくなるまで煮詰めていく。
5. 煮詰めて飴色になった玉ねぎに、
水(50ccくらい)を加えて、
少しサラッとするまでのばします。
6. お皿にソースを敷いて、
一口大にカットした豚肉を乗せ、
付け合わせに、ポテトフライや
ローストした野菜などを添えます。
7. 刻んだイタリアンパセリを散らして、完成。
今回は、豚肩ロースを使った
ボリューム満点のメインディッシュをご紹介しました。
塊肉を使った料理に苦手意識がある方も、
ぜひ挑戦してみてください。
それでは、また。