【シンプルを極めるレシピ】夏野菜の土佐酢漬け
食卓に酢の物があると、
良いアクセントになりますよね。
さっぱりとした味わいで、特に夏におすすめです。
一方で、酢の物が苦手な人って、結構多い気がします。
僕もかつては、酢の物になかなか手をつけない
人生を送ってきましたが、今では大好きで
常に5種類くらいの酢を常備しています。
酢の物といえば、二杯酢や三杯酢などが使われますが
これが意外とハードルが高くて...
食材の水分量などを考慮して量を調節しないと、
酸っぱくなり過ぎてしまうんです。
一度、酸っぱすぎる酢の物を食べてしまうと
苦手意識が芽生え、手が出なくなってしまうことも...。
そこで、今回は初心者でも美味しくできる
土佐酢を使った酢の物を作ります。
▼使用した器
まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)
酸っぱすぎず、旨み溢れる「土佐酢漬け」
「土佐酢」とは、鰹出汁を加えたお酢のこと。
酢の割合も少なく、一度火にかけるので酸味が弱まり
旨味が追加されることで、確実に美味しくなります。
酢の物が苦手な方も、
これなら安心して食べられると思いますし、
ちょうどいい塩梅の酢の物を食べることで、
ここから「酢好き」が芽生えるかもしれません。
比較的どんな野菜にも合いますが、僕が思う
土佐酢に合う野菜トップ3は、こちらです。
- ミョウガ
- 長芋
- パプリカ
肉厚で、食感や香りがちょうどいいんですよね。
盛り付ける器は、錆かいらぎの丸皿。
シンプルな料理でも、
かいらぎ特有の模様が加わることで華やかに。
少し涼しげな印象もあり、酢の物を載せるだけで
夏の食卓を彩ってくれます。
材料(2〜3人前)
▼野菜
- ミョウガ 3本
- 赤パプリカ 1個
- 長芋 約60g
▼土佐酢
- 鰹出汁 100cc
- 酢 30cc
- 薄口醤油 20cc
- みりん 25cc
- 砂糖 3g
鰹出汁は、以下の手順で、少し濃い目に取ることをおすすめします。
まずは、水100ccに昆布ひとかけ(2g)を入れ弱火にかけてゆっくりと煮出します。
沸騰直前で昆布を取り出し、鰹節3gを入れて1分ほど沸かさないように煮出したら濾(こ)します。
出汁パックなどを使っても良いですが、なるべく昆布とカツオだけのシンプルなものを使いましょう。
作り方
1. ミョウガは、縦半分に切ります。
パプリカは一口大にカットし、
長芋は皮を剥いて、1cm幅の輪切りか
半月切りにします。
2. お湯を沸かし、塩を少し加えて、
ミョウガを10秒ほどさっと茹でます。
3. パプリカは1分ほど茹で、ザルに上げておきます。
ミョウガは粗熱が取れたら、水気を絞ります。
4. 土佐酢の材料を全て合わせ、火にかけ、
一度沸いたら火を止めます。
5. 下茹でした茗荷とパプリカ、長芋をバットに入れ、
土佐酢を温かい状態で加えます。
6. 粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れ、
一晩置いたら、完成です。
今回は、土佐酢を使った酸っぱすぎない
「酢の物」の作り方をご紹介しました。
さっぱりとした味わいは、夏の暑さで、
食欲が湧きづらい時にもおすすめのメニューです。
なお、今回ご紹介した器は
以下よりご覧いただけます。
まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)