【シンプルを極めるレシピ】無花果ピーナッツバター
こんにちは。料理家の松山たけしです。
ピーナッツバターと聞くと、
こってりとしていて身体に悪そうな
イメージがあるかもしれませんが、実は違います。
バターといっても、
動物性の成分が入っているわけではありません。
原料は「ピーナッツ、砂糖、塩、植物性のオイル」。
(ちゃんとしたものに限りますが)
至って真っ当なナチュラルコッテリで、
良質なオイルを含んだ健康的な食材なんです。
今回は、そんなピーナッツバターに
少量の味噌を加え、無花果(イチジク)に合わせた
無花果ピーナッツバターを作ります。
▼使用した器
まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)
ピーナッツバターは、実は「和食」にも合うんです。
「無花果ピーナッツバター」と聞くと
「スイーツかな?」と思われるかもしれませんが、
実はこちらは和食メニューです。
ピーナッツバターによく似ているのが
料理にもよく使われる「ねりごま」。
どちらもシード系のねっとりペーストで、
かなり近い味がします。
となると、ピーナッツバターは和食にも
結構使えるような気がしてきませんか?
今回ご紹介するレシピでは、
ピーナッツバターに少量の味噌を加え、
牛乳で伸ばしてソースにします。
「ピーナッツバター」に「味噌」という
奇妙な組み合わせですが、
ねりごまだと思えば、合いそうですね。
そして、このピーナッツバター味噌を
無花果に合わせます。
無花果は、柿に次いで
和食に合いやすいフルーツの一つ。
酸味も少なく、味も強くないので、
どんな食材ともなじみが良いです。
生の無花果に乗せても美味しいですが、
少し火を入れると、さらに馴染みがよくなります。
焼いた無花果の自然な甘みが
ピーナッツバター味噌と溶け合い、
一汁三菜の一品としても自然なバランスに。
意外な組み合わせかもしれませんが、
とても簡単で、理にかなった一品です。
材料(2人前)
- 無花果 2個
- ピーナッツバター 大さじ2
- 白味噌 小さじ1
- 牛乳 大さじ2(様子を見ながら)
作り方
1. 無花果は縦半分に切って、
オーブントースターで軽く焼きます。
少し焦げ目がつくくらいがベストです。
焼くことで、無花果の甘みが引き立ちます。焦げすぎないように注意しましょう。
2. ピーナッツバターと白味噌を合わせ、
そこに牛乳を少しずつ混ぜながら入れていきます。
ぽってりと、とろみのある状態になるまで
牛乳を加えてください。
牛乳の量は、お好みに応じて調節しましょう。
3. 無花果にピーナッツバター味噌を乗せて、完成!
お好みで、トッピングにクルミなどを
刻んで散らしても、食感の
アクセントになり美味しく仕上がります。
今回は、意外にも相性抜群の
「無花果ピーナッツバター」をご紹介しました。
ソースが無花果にしっかり絡み、
豊かな味わいが楽しめます。
和食の献立の副菜としてもぴったりなので、
ぜひ挑戦してみてください。
なお、今回使用した器は以下よりご覧いただけます。
まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)