
旬の「新玉ねぎ」を使って、野菜本来の素材の良さを活かしつつしっかり旨みも感じるドレッシングを作ります。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2025-03-18.phpこんにちは。料理家の松山たけしです。
前回のマガジンでは、
新玉ねぎのドレッシングのレシピをご紹介しました。
旬の「新玉ねぎ」を使って、野菜本来の素材の良さを活かしつつしっかり旨みも感じるドレッシングを作ります。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2025-03-18.phpそちらに続き、
今回は「新玉ねぎのポタージュ」です。
見た目は、
前回のドレッシングと似ていますね(笑)。
新玉ねぎは、上手に扱うと特別な味付けをしなくても
驚くほどにおいしくなります。
まさに「シンプルを極める」というテーマに
ぴったりな食材だと思います。
「春野菜」には、
他の季節の野菜にはないおいしさがありますよね。
みずみずしさの中に感じる、優しい甘さや淡い香り。
なんというか、「野菜の水分そのもの」がおいしいです。
この「水分」を意識して作ると、
春らしい料理になってきます。
ポタージュの材料は究極にシンプルで、
新玉ねぎと塩とバターだけ。
出汁やミルクは使わない、お決まりのパターンです。
(以前はかぼちゃのポタージュをご紹介しましたね)
美味しいポタージュを作るには「引き算」が大切です。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2023-09-26.php
ポタージュを作る時は、
玉ねぎをスライスして水分を飛ばしながら
しんなりと炒めるのが一般的です。
ですが新玉ねぎは、この水分がおいしい。
大きめにカットして、
あまり水分を飛ばさないよう「蒸し煮」にします。
とろとろになった新玉ねぎは、
もうそれだけでおいしいわけです。
そのままペーストにして、
お好みの濃さに水でのばせば完成してしまいます。
玉ねぎをスライスすることも、
焦げないように気をつけて炒める必要もありません。
もっとも簡単な作り方が、もっともおいしい。
そんな奇跡のようなスープです。
ちなみにトッピングは、
茹でたグリーンピースがおすすめです。
冷凍ではなく、生のグリーンピースを
少量の水で茹でてポタージュに添えます。
この茹で汁を少し加えると、春の味が膨らむのです。
1. 新玉ねぎの皮をむき、縦に4等分にカットします。
2. 小さめの鍋に新玉ねぎ、塩、水、バターを入れ、
蓋をして強火にかけます。
一度沸いたら、弱火にして15分ほど蒸し煮にします。
3. すべてやわらかくなったら、
ミキサーやハンドブレンダーでペースト状にします。
4. 好みの濃さになるまで水を加え、塩で味を調えます。
5. トッピングに茹でたグリーンピースと
茹で汁を少し加えたら、完成です。
上質なオリーブオイル、ハーブ、黒胡椒などをかけても、さらにおいしくいただけます。
新玉ねぎとご家庭にある食材ですぐに作れますので、
「あと一品」という時におすすめのポタージュです。
ぜひお試しください。
日本の大地で育った、美しい木々から丁寧に削り出された「めいぼく椀」。さらりとした肌触りと、暮らしに寄り添う温かいデザインが魅力です。
https://www.receno.com/bowl2/meibokuwan.php【シンプルを極めるレシピ】春の味が膨らむ新玉ねぎのポタージュ
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