【はなうた日和】お腹の中に、鬼がいる?
とある2月。
まだまだ寒い日が続いています。
休日の朝、ストーブでパンを焼いて食べる。
パン好きのわたし。
この季節の楽しみのひとつ。
最近は、少し暖かくなってきて、
あちこちに新芽が^^
これもまた、嬉しくなる瞬間です。
日常の中で、ちょっと心が温まる。
そんなことを見つけるのが、
わたしの日々の楽しみ方です。
2月の行事「節分」。
1月も終わりに近づくにつれ、
ソワソワしていた娘。
「あぁ~、あともう少しで鬼が来ちゃう!」
カレンダーで2月3日をチェックする毎日。
当日は、幼稚園に鬼がくるのを知っているので、
(けっこう怖いんです。笑)
ドキドキ、ソワソワが止まりません。
ある夜、いつものようにカレンダーを
チェックする娘。
「でもね、鬼って、こわい鬼ばかりじゃないんだよ
って先生が言ってたよ。
優しい鬼もいるし、泣き虫の鬼もいるんだって!
みんな、お腹の中には、鬼がいるの。
だからね、その鬼をやっつけなきゃ。
わたしは、泣き虫鬼とだんまり鬼をやっつける!
ママは?ママのお腹の中にも鬼いる?」
なんて話をしながら、鬼の絵を描いていた娘。
その隣で、自分の中にいる鬼について考え、
反省したわたしでした...笑
子供から学ぶことは、沢山ですね。
そして、節分の当日。
今年も園から、お札を持ち帰ってきた娘。
このお札は、わたしの住むところでは、
昔からあって。
わたしも小さい頃は、よく作っていました。
鬼の顔と、13個の点。(うるう年は点の数が違います。)
最後に、一筆書きの星。
この点は、月を表していて、
月の数と点の数があわないこと。
一筆書きの星は、どこから描いたものか分からず、
そのことを考えているうちに朝が来て、
鬼が逃げていく。
それに加え、鬼の嫌いな葉っぱと。
焼くと、パチパチ音が鳴るのを嫌がるそうです。
わたしが小さい頃は、鰯(イワシ)の
頭もつけていました。
鬼は、焼いた鰯の煙や匂いが嫌いだそう。
という、昔からの言い伝えです^^
こういった昔からのこと。
今もしっかり、先生が子供たちに教えてくださり。
子供たちに受け継がれていくことを
嬉しく思います。
娘が作ってきたお面をつけて。
鬼は~外!
福は~内!
節分。
季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると
信じられていたため、それを追い払うための行事。
1年に1回、自分の中にいる鬼について考え、
見直すこともできる。
自分のことを振り返るのに、
とてもいい日になりました^^