【にちにちこれ、好日】門出を迎え、想うこと。
みなさんこんにちは。
次第に感じることが増えた陽気。
街頭の木の枝先には蕾が膨らみ、
いよいよ春が近づいてきましたね。
春は出会いと別れの季節という
聞き古した言葉は、実際その通りで
我が家もこのたび引っ越しをします。
行き先は、福岡。
生粋の京都人である私にとって、
もはや冒険心を刺激させる距離です。
そして、こういった機会だからこそ、
新たなマインドセットをしていこう
とも考えました。
まず一つ目。
モノとの対話を大事にする。
引っ越しの作業を通して、
おざなりにしていたモノたちとの
対話をしてみました。
もちろん実際に喋りはしませんが....!
君たちはこれからの人生もともに歩くか、それともお別れか。
心の中で問いかけて、連れて行くかお別れするの
かを決めました。
そして人生の岐路を手前に、
これからはなるべく長く愛せるものに
囲まれる生活をつくりたいとも思います。
そのためにはものを吟味して、
価値を、意味を理解して所有していたいのです。
次に二つ目。
アウトプットを心がける。
これから向かう、せっかくの異郷の地。
余す事なく満喫したいと思っています。
出来事のインプットはもちろんですが、
そこからのアウトプットも楽しみたい。
ここでの連載もその一つで、
私自身の心の整頓ができる
貴重な機会です。
アウトプットを心がけて
私自身の輪郭を知り、人生において
より楽しい選択肢が見通せるように。
最後に三つ目。
家族と過ごす時間を大切にすること。
これは1番大事にしたい気持ちです。
夫と子どもたちの社会生活は
新たな地でリスタートすることになります。
子どもたちもその小さな五体で
新しい環境に馴染んでくれるかな?
大丈夫だとは思うけど、
夫もホームシックにならないかな?笑
とにかく一抹の不安は拭えません。
外に楽しみなことが待っている中、
最も身近な存在である夫と子どもたちの
気持ちに向き合うことを忘れないようにしよう。
家族がいるところが家であり、
安心と信頼を感じる心地よい場所と
夫と子どもたちに思ってもらえるように。
新しい土地で継続して生活を送っていくうち、
住みなれていた京都の感覚はうすらいで
気づけば娘たちの言葉も九州弁になったりして.....。
そういった寂しさもありますが、
新しさはたくさんの可能性を
生みだしてくれます。
子どもたちの健やかな成長と
夫の研鑽する姿を横で見守りながら、
支えていけるように努力したいかぎりです。
そして、今までありがとう、京都。