【にちにちこれ、好日】
色を見直し、心を見直す。
みなさん、こんにちは。
海やお祭り、お盆行事など、
夏のイベントをひとしきり楽しんだこの夏。
今を残暑というには早すぎるほどに、
毎日変わらず押し寄せる熱波のおかけで
身体も心もまだまだ夏の意識は抜けません。
最近のインテリアは、夏の装いらしく
色物アイテムを点在させています。
夏らしさと言えば、黄色。
寝室もLDKにも、
気づくとアクセントとして取り入れていますが、
そこに観葉植物の緑色、家具の赤色も入って......
さながらラスタカラー
(レゲエでお馴染みエチオピア国旗カラーです)
のようなチョイスに気づいて、
可笑しな気持ちになりました。
すこし前の私は、色に関しては保守的でした。
買う服も白黒やグレー、たまにベージュ。
2010年代は、スティーブ・ジョブズみたいな格好を
してる人が多かった気もするから、
そういうものがプチトレンドだったとはいえ。
さらに私は差し色アイテムも柄ものも
ほぼ持ち合わせておらず。
まさしくシンプルイズザベスト。
あのころと比べると、今のクローゼットの中は、
ずいぶんカラフルになったと思います。
とんでもなくビビットなものはないけれど、
いろんな配色を楽しめるようになりました。
このマインドの変化、どこからだろうか?
と考えた時に真っ先に浮かぶのは、子育てです。
おそらく「子どもたち散策時間」を通して、
たくさんの色に興味を持つことは大切なのかも、
と思うようになったことが始まりです。
小さな子どもたちの色についての所感は、
散策中によく現れます。
季節ごとの風景のイメージや、
生き物や植物単体に対してのイメージ......
大人からするといろんな情報を持ってるけれど、
子どもたちからすればまだまだ未知のもの。
物に対してインプットできる情報が
限られているからこそ、「色」の価値観を
大切にしている。
新しい色に出会って真摯に学びとっている
子どもたちをみているうち、
「自分の選んだ色だけに縛られるのは、
もったいないことかもしれない。」
そう考えるようになりました。
そういえば。
長女がある日、描いた絵を見せて
「お花はかわいいから、ピンクと黄色」
「お外は楽しいから、赤色」
と色で気持ちを表現できるようになって......。
あの時の成長、すごく感動したなあ。
そして今。
インテリアにおいて、
色の差し込み方ひとつで季節感や、
空間の性格が変わると思います。
同じく服の色ひとつで人の印象も変わります。
そうしたらその日の心持ちも変えられるかも?
そんな感じでマインドセットの要素として、
私は色を選ぶようになりました。
底の知れない色の世界。
これからも前向きに生きるためにも、
しっかりと向き合って楽しんで
みたいものです。