【濱田日記】ちょうど、100%
「人生を終えるとき、ちょうど100%に
なるくらいでいいんだよ。」
すっと肩の力が抜けた。
先日、初めてインテリアコーディネートの
仕事を受けた。
少し偉そうに語らせてもらうと、
インテリアは見心地も大切だけど、
住む人の暮らしから生まれる
「スタイル」とか「らしさ」みたいなものが
あってこそ完成すると思っている。
インテリアコーディネートを担当した物件の内装
なので本来は、プロとしてお客様の要望をお聞きして、
長い目で見た時の潜在的な素敵な瞬間を想定しながら
提案しなくちゃいけない。
わかってはいるものの、大事な仕事のときほど
あっさり気が付かなくなる。
「もっと広い視野を持って」とかって
誰かにアドバイスするんだけど...
自分ごとになると、そうはいかないんだから情けない。
そんな風に思い悩んでいた時、
ある友人がとても素敵な考えを伝えてくれた。
「すぐ成果を上げるとか、成功するということよりも
好きなことをコツコツ積み重ねていける方が
ずっと幸せ。」
「人生を終えるとき、ちょうど100%になる
くらいでいいんじゃないかな。」
とっても優しくて温かい言葉な気がして、
すごく気持ちが楽になった。
完璧を目指すが故に、足どりが重くなる。
結果、完走できずに終わってしまう。
そんなことを繰り返していた今の自分に
ぴったりの言葉だった。
これからインテリアの仕事はできる限り
広げていきたいと思っている。
これまで培ったスキルを活かせると思うし、
何よりインテリアが大好きだから。
今はまだ一歩目を踏み出したばかりだけど、
長い人生の最後まで、諦めず向き合っていくつもりだ。
今回担当しているお部屋の経過は、
随時報告していきたいと思っています。
これからの記事を通して、
少しでもいいなと思っていただければ、
ご相談いただけるととてもうれしいです。
それでは、また次回お会いしましょう。