【 おかえりカラー 】たい焼きに、思いを詰め込んで。
「カスタード1つ、つぶあん1つください」
これが、たい焼きを注文する時の
我が家の決まり文句。
こんにちは。
東京店スタッフのおおもりです。
僕のエッセイでは、
アラサー夫婦のささやかな暮らしを
お届けいたします。
とつぜん、たい焼きの話から始まって、
少し戸惑われたかもしれませんね。
僕たちふたりの自己紹介をするのに
たい焼きがベストかなと感じて、
冒頭に入れさせていただきました。
ちなみに、僕がカスタード派で、
妻はつぶあん派。
これは、僕たちが付き合い初めてから、
現在まで続いている
夫婦の【決まり】のようなものです。
この日の服装も、なんだか
つぶあんとカスタードみたいですよね。
僕たちは、
郊外にある自然が身近な場所で
暮らしています。
間取りは、1LDK。
ふたり暮らしには
ちょうど良い広さで、
とても気に入っています。
今後もこの土地で
のんびり暮らしていくのかな...と
思っていた矢先。
僕たちに嬉しいニュースが
舞い込んできました。
それは、今年の元旦のこと。
妻の妊娠が発覚しました。
「なんて日だ!」
と叫んだ僕を見て、
クスッと笑う妻。
お互いの両親に、
新年の挨拶と妊娠の報告をする。
きっとこの先ない経験かな。
そんなミラクルから始まった
2022年でした。
あれから早4ヶ月。
妻は安定期を迎え、
少しずつですが、
赤ちゃんをお迎えする
準備をしています。
そして、
それに応えるように
ゆっくりと、着実に、
大きくなっていく赤ちゃん。
あっという間に
「ふたり暮らし」から「家族の暮らし」に
変わっていくんだろうな。
と、ブランコを見つめる妻を見て、
ぼんやりと考えていました。
妻と同棲し始めてから
好きになった言葉があります。
それは、「おかえり」です。
おかえりから始まる、ゆったりとした時間。
夕食後は、
コーヒーとまるごとバナナが定番で。
たまに並んで映画を見ます。
夫婦のお気に入り映画は、
橋本愛さんの演技が光る「 little forest 」。
それらが日々の楽しみで、
家族を育む時間で、
僕たちの暮らしそのものです。
その暮らしは、
3人でも4人でも、何人になっても、
変わらないように感じます。
これからも
「おかえり」から始まる家族の時間を
大切にしていきたいと思います。
それが、このエッセイのタイトルに
込めた思いです。
と言いつつ、実は、
SUPER BUTTER DOGの名曲
「サヨナラCOLOR」から拝借した...
というのは、ここだけの話。
こんな感じで、
僕の家族のささやかな暮らしを
エッセイ「おかえりカラー」にて、
みなさまに共有できたらと思っています。
お暇な時に、
ご覧いただけたら嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。