【やわらかく、ひびく。】ひとと、想いと。つながる暮らし
はじめまして。商品部のいかわです。
今回より、エッセイを担当させていただくことになりました。
最初なので、簡単に自己紹介を。
リセノに入社して半年。
生産管理を担当しています。
商品を仕入れたり、在庫を管理したり。
お店の商品を充実させられるよう、日々奮闘しています!
現在は、京都暮らし。
京都で暮らしはじめて、7年目の春をむかえます。
(・・と書いて、時の経つ早さに驚いています・・!)
そんな私の暮らしのベースは、シェアハウス。
シェアハウスで暮らしています、というと、
「なんかテレビみたいで、キラキラしてそう!」
とか、反対に、
「知らない人と暮らすなんて、面倒じゃない?」
なんて言われることもあるけれど、
私にとってはそのどちらともちょっと違う、
ちょうどよい距離感の、ほっこり安心できる場所。
ある日は、家に帰ると、
そこには、だれかが飾った花が置かれていたり。
別の日には・・
大家さんからの差し入れが。
ふとしただれかの優しさが、
そこで待っていてくれることがあります。
こんなコロナなご時世なので、
みんなで集まって・・なんて機会はぐっと減りましたが、
それでも人の温度を感じながら、日々を送っています。
性格は、なんでもやってみたがり。
行きたがり。かじりたがり。
新しい世界を知れることが嬉しくて、
ものすごく臆病なわりに、
いきなり「えいや!」で飛び込んでしまったりします。
(それで失敗した経験も数知れずですが・・)
「えいや!」といえば、
自分の人生で大小いろいろありますが、
そのひとつは、オーストラリアでの生活。
新卒で入社した会社を退職して、
行く前は不安すぎて半泣きで飛び込んだ、
まさに「えいや!」の経験。
生活を楽しむことをより意識するようになったのは、
そこでの暮らしがきっかけです。
寮だったり、ホームステイだったり、
友人の家に居候したり。
日本ではずっと実家住まいだった私が、
国籍も、文化も、年齢も、
本当に様々な人たちと暮らした1年間。
たくさんの人の暮らしをみて、感じて、
あー、自分らしく楽しんで暮らせたら、
それが一番だなって思えた経験。
多民族・多文化の暮らしで圧倒されたり、
なかなか人に馴染めなかったりで、
もちろん凹むこともたくさんあったけれど、
それでもやっぱり人は面白くて。
なんだかんだ、私はやっぱり
人とつながれる暮らしが好きみたいです。
日々を過ごしていると、
思いがけず壁にぶち当たることがあって。
想いが伝わらなくて、
悲しかったり、悔しかったり、
ぎゅっとなってしまうこともありますが。
それでも少し顔を上げて視点を変えてみれば、
そこにはその人なりの優しさがあったりして。
そんな想いをみつけて、つながって、
やわらかく響いていけたらいいなぁ。
なんて。ひそかな願いを込めつつ・・
ゆるい日常や、人とのつながりでほっこりしたことを
お伝えしていけたらいいな、と思っています。
これから、どうぞよろしくお願いいたします!