【まいにち、ちょっといいこと。】
夏の思い出と家のこと
朝晩は涼しい風が吹くようになりました。
夏の終わりを感じて寂しいような、
でも秋の訪れにわくわくするような。
この夏、我が家に家族が増えました。
よく飲み、よく泣き、よく寝る元気な男の子です。
娘が夏休みに入ってすぐ生まれ、
この夏は両実家に順番にお世話になり、
ようやく自宅に戻ってきました。
(今朝のリビング。お迎えしたサイドテーブルが大活躍)
結婚して家を出て以来の実家での暮らし。
毎食美味しいご飯を作ってもらい
娘の相手をしてもらったり
赤ちゃんをみてもらって
娘とちょこっとおでかけしたり。
"上げ膳据え膳"の言葉通り
ただただゆっくりと過ごさせてもらいました。
(実家でのひとこま。弟が大好きな娘)
この秋故郷にUターンすることが決まっている両親。
こんな風にこの家で
一緒に過ごす夏はもう来ないんだな、
と思うとどんな一瞬も貴重に感じて。
カメラロールには父がミルクをあげてくれるシーン、
母にお風呂を入れてもらっているところ...
日常の写真でいっぱい。
遠くに旅行に行くでも
何か特別なことをするわけでもなく
ほぼ徒歩圏内で過ごした夏休みだったけれど、
家族とじっくり濃い時間を過ごすことができて、
それはそれできらきらしていて貴重な時間でした。
(唯一行けた近くの農園でのブルーベリー摘み)
1ヶ月実家で過ごして思ったのは、
私の考える、" いい家" には2つの要素があること。
一つは機能性が優れていたり、整っていたり、
見た目が綺麗といった部分。
二つ目は住む人が作る空間としての
あたたかさがあること。
たとえば私の実家は特段新しいわけでも、
自分の好きな家具で
揃えられているわけでもないけれど、
いつも人が集まって、会話が弾んでいて、
あたたかい空気でいっぱいで、
それが何よりすごく居心地がよくて。
(母と息子)
どんな家に住むか、ということと同じくらい
誰と、どんな"風"に住むのかも大事だなぁと。
約1ヶ月ぶりに帰ってきた自分の家。
毎日大人数でわいわい過ごしていたので
寂しさがないといえば嘘になるけれど、
これからまた夫と、そして子どもたちと
私もあたたかい家をつくっていこう。
そんなことを胸に刻んだ夏でした。
さ、これから大好きな秋!
ようやく出かけられるようになった
息子を連れてどこにいこう。
一瞬で過ぎていく秋を
めいっぱい楽しみたいところです。