【まいにち、ちょっといいこと。】4歳の娘に教えてもらったこと
気持ちの良いくらい、
日々貪欲に生きている4歳の娘。
貪欲、という言葉が適切なのかは
分からないけれど、
「おはよう!」と朝起きた時から、
夜ベッドに入って眠りにつくその瞬間まで、
やりたいことで溢れていて。
自分の気持ちにとことん素直で、
楽しくするためのアイデアは噴水のように、
とことん湧き出てくるし。
いつでもお腹の底からしっかり声を出して、
はしゃいで、泣いて、笑って。
セーブする!なんて言葉は、
彼女の辞書にはなくて、
毎日フル充電をしっかり使い切って、
夜は、ストンと眠りにつく。
そんな娘から学ぶことは沢山あるけれど、
今日は、その中から二つ
ここに残しておこうと思います。
一つ目は、自分の気持ちに素直でいること。
これって意外と難しいな、と思っていて。
大人になればなるほど、
いろんなところに気を遣ったり、
他に優先することがあったりして、
自分の気持ちは、
二の次にしてしまうこともしばしば。
子どもが生まれてからは尚更、
自分のことは知らず知らずのうちに後回し。
週末も、まずは娘に、「何したい?」と
聞くところからはじまります。
もちろん、子どもの幸せは自分の幸せで、
それは紛れもないのだけれど、
ただただ、自分の気持ちに素直な娘に感化され、
ふと思い立って、先週末は、
私のしたいことに付き合ってもらいました。
子どもの頃、秋になると両親に
連れて行ってもらったりんご狩り。
りんごをもぎとって、その場でかぶりついたり、
ジュースにしてもらったりして。
帰りは、必ず温泉に立ち寄って。
子供ながらに、すごく楽しかった記憶があって、
日帰りにしては、遠いけれど、
わがままを言って連れて行ってもらうことに。
せっかくなので、急遽両親も誘って、
まだ暗いうちに出発。
場所は違ったけれど、今回はじめて伺った農園は、
運よく貸し切りで、見晴らしもよくて!
家族でゆっくり、
りんご狩りを楽しむことができました。
その後は、行ってみたかった場所にも寄ってもらい、
クタクタになるまで遊んだ一日。
産前産後、近場で過ごしていて、
お出かけ自体が久しぶりだったことも
相まって、大満足。
「今日は、ママの好きなことができて、良かったね!
じゃあ、明日はわたしの好きなことしていい?」
なんて、どこまでも
貪欲な彼女にまた元気をもらって。
これからは、ママのやりたいことも
少し混ぜてもらおうかな。
それから。
「こうあるべき!にとらわれない」も、
娘に教えてもらったこと。
ある日、掃除のためにと動かして
向きを変えたソファー。
「こっちもいいと思う!このままにしておいて!」
という娘の言葉に任せて、数日ほど、
向きを変えて過ごしてみると、新鮮で楽しくて。
間取り的に、ソファーの向きは一択だよね。
なんて思っていたけれど、
やってみると見える景色が変わって、
スペースも生まれて、思いのほか良い感じ。
娘との暮らしは、そんなことの連続。
子どもの自由な発想に感心するとともに、
私も視野を広げてもらったり、
背中を押してもらったり。
もっと自由に、もっと自分に素直に。
大人になると、やりたい!と思った瞬間に、
いろんな条件やできない理由が
頭に浮かんでしまうけれど、
たまには、いったんそばに置いて、
思いのままに行動するのも楽しいものだなぁ。
来週は、夫の誕生日。パパは何がしたいかな。
今年はとことん、夫の「やりたい」に寄り添おう。
みなさん、やりたいことはありますか?