【整理収納のヒント手帖】かご収納の魅力は、大らかさである。
はじめまして。
今回より連載させていただくことに
なりましたmahoと申します。
夫と姉妹(5歳と3歳)との4人暮らし。
会社員として働きながら、
毎日バタバタと過ごしています。
そんな私にいただいたテーマは、「整理収納」。
元々は、苦手な分野だったのですが、
散らかる一方のお家をなんとかしたい!と思い...
北欧式整理収納プランナーの資格を取得し、
試行錯誤しながら家族のみんなが生活しやすい
家づくりを模索しているところです。
そんなこれまでの経過や具体的な収納方法、
そこに付随する夫や娘たちとの向き合い方など
について、自分なりに綴っていけたらと
思っています。
わが家は、いつも片付いているという訳ではなく、
まだまだ整えられていない部分も、
うまくいかないことも多々あります。
この場を通じて、わたし自身も改めて
整理収納に向き合っていけたらいいな、と
考えています。
そして、それが少しでもどなたかの参考に
なれば、とても嬉しく思います。
これからどうぞよろしくお願いします。
カゴ収納の魅力って?
さて、今回は我が家で多用している
「かご収納」の魅力についてお伝えします。
見た目がかわいいかごですが、
実用面はどうなのかな?と、最初は疑問でした。
ところが今では、
・ おおざっぱな私
・ 片付けが苦手な夫
・ まだまだ幼い娘たち
で構成されるわが家にとって、とても使い勝手
の良い収納アイテムだと感じています。
わたしが感じるかごの魅力を一言で表すと、
「大らか」。
どんなところが「大らか」なのか、
具体的にお話していきますね。
① はみ出していてもOK
決められたスペースにきれいに収まる収納は、
見ていてとても気持ちいいのですが、
なかなかそうはいかないもの。
かご収納は、少しぐらい中に入れたものが
はみ出していてもご愛嬌。
生活感が出るところも含めて、わが家ならでは
のインテリアになっている気がしています。
きっちり入れる必要がないので、片付けの
ハードルも低くなり、娘たちも進んでおもちゃを
片付けてくれるようになりました。
② 不揃いでもOK
ファイルボックスなどの形が同じ収納用品で
統一すると、「きれいに並べないと!」と
意識しすぎて、少しズレているだけでも
気になることは、ありませんか?
そのような収納をしている場所もあるのですが、
それはわたしひとりで管理する場所だけに
しています。
家族との共用スペースである場所、とくに
長い時間を過ごすリビングは、なるべくかごを
使っています。
その理由は、かごには「ズレる」という
概念がないから。
素材や形が様々なかごは、ひとつひとつ
異なるからこそ、ビシッと横一列に並べる
必要がないのです。
「大体このあたりにいつもあるかな」ぐらいの
緩いルールで片付けることができ、
不揃いであることにストレスを感じないところも
うれしいポイントです。
③ インテリアにしてもOK
収納用品として使いながらインテリアにもなる
かご。使わないときは、空っぽのまま棚の上に
飾ったり、壁に掛けて楽しんでいます。
地震の揺れで落下したとしても割れることが
ないので、安心して飾ることができます。
このように大らかなかご収納は、
片付けが苦手なわが家をまるっと受け止めて
くれています。
まずはひとつ、お気に入りのかごを
見つけてみませんか?
お読みいただき、ありがとうございました。