【整理収納のヒント手帖】ペーパー類の管理方法をご紹介します。前編
こんにちは。
北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回は2回に分けて、「紙類の整理」をテーマに
お話したいと思います。
わたし自身、これまでいろいろな整理方法を
試してきましたが、なかなかうまくいかない...
と断念することが多々。
まだまだ試行錯誤中ですが、夫・保育園生の娘2人と
暮らすわが家にとって、この方法が合っているなと
感じていることをお伝えできればと思っています。
「紙類」の中にも色々ありますが、
大きくは、2つに分類できます。
- 短期間で処理するもの(郵便物や保育園から持ち帰ってくる書類など)
- 長期間保管するもの(重要書類や取扱説明書など)
今回は、「短期間」で処理するものについての
お話です。
「短期間」で処理する書類の管理アイデア
毎日のように届く郵便物や保育園の書類など、
紙類ってすぐに溜まりますよね。
すぐに捨てて良いもの、少しの間保管しておくもの、
返信する必要があるものなど、
家族の誰宛の書類でどんな対応をするべきかを考えて
仕分けるのは、なかなか面倒な作業です。
① 「半オープン収納」を使う
わが家の場合は、「人別」に分類して、
それぞれのタイミングで処理するようにしています。
分類する収納用品として使っているのは、
IKEAの「KVISSLE クヴィッスレレタートレイ」。
引き出し式で4段、一番下にも収納スペースが
あります。
1段目を「夫」、2段目を「わたし」、
3段目を「保育園関係」、4段目を「その他」と
ラベリング。
余談ですが、難しそうな書類は勝手に
夫の引き出しに入れています。笑
長女が小学生になったら、
3段目と4段目を姉妹それぞれに分けるつもりです。
このレタートレイが、とにかくズボラなわが家には
向いていました。
以前、中身の見えない引き出しを使っていたことが
あるのですが、どれだけ書類が溜まっているか?
見えないので、どの引き出しもパンパンになるまで
放置してしまっていたのです...。
すぐに対応が必要な書類管理に関しては、
見えない収納が向かないことを実感した我が家。
今では、半オープン型の収納アイテムに
助けられています。
引き出しの手前部分が2cmほど立ち上がっていて、
目隠しフェンスのような役割をしてくれるため、
入っているものが悪目立ちしません。
それでいて遠目からでも書類の量を確認できるので、
「そろそろ整理しないと」という意識付けにも
なっています。
② 書類の提出時には、ワンアクションの工夫を
保育園生の娘がいる我が家。
保育園の書類は、すぐに記入して提出するものが
多いので、ボールペンと印鑑は「かご」に入れ、
レタートレイのすぐ隣に置いています。
ワンアクションで取れることを意識しました。
③ 常時、不要な紙類の「仕分け用ボックス」を置く
不要な紙類はすぐに処分できるよう、
同じ棚の下段に「紙類ごみボックス」を置いています。
低い位置にあることで、娘たちもお絵かきや工作で
使った紙で不要なものはここに捨ててくれています。
④ 確認漏れ防止に、「一時置き場」をつくる
最近、また新たな課題が...!
夫に届いた郵便物をわたしがそのままトレイに
入れてしまうと、こまめに確認するタイプでない
夫にとっては、新しい郵便物が届いているか
どうかが分かりにくく...
返送する必要があるものへの対応が遅れがちに。
そこで、トレイに入れる前の郵便物の一時置き場を
ソファー横に設置しました。
ソファーから手の届く場所なので、ここに夫宛の
郵便物やわたし宛のものでも夫に確認してもらいたい
書類を置いておくことにしています。
こうすることで、未確認の郵便物があるかどうかが
一目瞭然になり、対応がスムーズになりました。
デジタル化の流れとともに紙類も少しずつ減ってきて
いる感覚がありますが、まだまだ続く紙文化。
家族にとって大切な手続きが含まれていることも
多いので、漏れなく対応できるよう柔軟に
向き合っていきたいと思っています。
そして後編では、説明書など「長期間」保管する
紙類についての収納アイデアをご紹介予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。