【整理収納のヒント手帖】
衣替え不要!な「子ども服」の収納アイデア
こんにちは。
北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今日のテーマは、衣替え不要な「子ども服」の収納。
すべての季節の衣類を常に着れる状態で収納しておく=衣替え不要
この方法は、管理がラクになるだけでなく、急に暑くな
ったり肌寒くなったとき、すぐに気候に適応した衣類を
身に着けることができるというメリットがあります。
「子ども服の管理はむずかしい」と言われる理由
わが家には6歳と4歳の姉妹がいるのですが、子どもの
衣類は大人よりも管理するのが難しいと感じています。
その大きな理由は、成長によってサイズがすぐに変わる
こと。
自分で購入した服やお祝いでいただいた服、譲っていた
だいた服などなど。
子育てが始まった頃は、これらの服が管理しきれない
ほど溜まってしまい、どのサイズをどのぐらい持って
いるのかも分からず、いつの間にかサイズアウト...
なんてことが多々ありました。
こんな状況をなんとかしたい!
改めてわが家の姉妹を観察してみると、たくさんの衣類
を持っていても、気に入っている2・3着を繰り返し
着ていることに気付きました。
(一か月間ずっと同じ服で登園していたことも...笑)
もしかすると、あまり枚数は必要ではないのかも。
それよりもお気に入りを2・3着揃えておけば、わたし
も子どもたちも、そして衣類にも気持ち良い収納ができ
るのかもしれない。
そんな経緯からあれこれ試行錯誤し、一年を通して衣替
えが不要な収納方法で、子ども自身が自由に着る服を選
べるようシステム化しました。
子どもも大人もラクになる「子ども服」の管理アイデア
試行錯誤した結果、
- 持つ衣類の数を決める
- 同じ場所に一括管理する
というやり方に行きつきました。
今回は、具体的にわが家で取り入れている子ども服の
管理方法をご紹介します。
① 持つ衣類の数を決める
現在は姉妹それぞれ、このような数で管理しています。
- 春秋服: 薄手の長袖3着、薄手の長ズボン3着
- 夏服: 半袖4着、半ズボン4着
- 冬服: 厚手の長袖3着、厚手の長ズボン3着
一人あたり合計20着(肌着・靴下は別)に留めています。
ちなみに、パジャマのひとりあたりの枚数はこんな感じ。
- 春秋用: 薄手の長袖パジャマ2着
- 夏用: 半袖パジャマ2着
- 冬用: 厚手の長袖パジャマ2着
ポイントは、2つ!
- 季節ごとに衣類の数を決めておくこと
- この数を子どもと共有しておくこと
「季節ごと」ではなく「全体の合計数」で決めてしまう
と、新たな衣類を購入した際に、手放すものの選択肢が
広がりすぎてしまいます。季節ごとの枚数に偏りができ
てしまうと、また新たに買い足す必要が出てきてしまう
ことにも。
また、子ども自身に自分の衣類の数を管理させることで
数が増えたときに納得して手放すことができるように
なりました。
② 同じ場所に一括管理する
姉妹の衣類は、6段の引き出しに収めています。
共通引き出しに、トップス・ボトムス・パジャマ。
そしてもうひとつの共通引き出しに、
ヘアゴムやマスクなどの小物類を収納します。
引き出しの手前には今の季節に着る衣類。
その奥には、オフシーズンの衣類をまとめています。
今は半袖と長袖が混在する季節なので、両方を手前の
ケースに出しています。
服のサイズは長女が120cm、次女が110cm。
ひとり20着が2段の引き出しに収まっています。
ちなみに肌着はトップスの引き出しに、靴下はボトムス
の引き出しに入れています。
100均で購入した仕切りケースを使って、こちらも4足
ずつ定数管理。
そして衣替えは、手前と奥の衣類を入れ替えるだけ。
入れ替えなくても全体を見ながら何を着るか決めること
ができるので、実際には衣替えが不要となるわけです。
ひとつデメリットを挙げるとすれば、全体の衣類が目に
入るがゆえに、次女は一年ほど前まで、冬なのに半袖が
着たいと言い出すことがありました。
そんなときは、半袖だけ別の場所に保管しておくか、
長袖の上に半袖を着せるなどして対応していました。
ちなみに、保育園では着替えが3セット必要なのですが、
それは別の袋にまとめています。
こちらも季節ごとに3セットずつと決めていて、それ
以上に持っている場合は、まだ着れるサイズであっても
誰かに譲り、手元には残さないようにしています。
長女は、来年小学生。
私服登校ということもあり、もう少し衣類の数を増やし
たいと言うかもしれません。
ワンピースを着るようになれば、引き出し収納ではなく
ハンガー収納に変えるかもしれません。
サイズだけでなく、子どもたちの好みや気持ちも常時
変化していくもの。
その時その時で、一緒に管理方法を決めていけたらと
思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。