【整理収納のヒント手帖】モノの持ち方は、「冬」を基準に考える。
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回は、「モノの適正量」についてのお話です。夏のお
買いものや模様替えの前に、一読いただけるとうれしい
なと思いながら、執筆しました。
なぜ、「冬」が基準?
我が家のクローゼット
最近になって、「夏」ではなく「冬」の生活を基準にモ
ノの適正量を決めると、家の中をすっきりとした状態で
保つことができるのでは? ということに気付きました。
ご家庭によって様々かもしれませんが、一般的に家の中
で使うモノが多くなる季節は、「冬」である場合が多い
です。
ストーブやこたつといった暖房器具、ブランケット。
他にも、分厚い毛布や羽毛布団、アウターやマフラー、
手袋などの外出着も冬ならではの必需品。
これらのものを、初夏~夏に押し入れやクローゼットに
収納すると、一気にお部屋の中がすっきりしたように感
じませんか?
もちろん扇風機や除湿器など、夏に使うモノを出してお
く必要はありますが、お部屋の中に少し余白が生まれる
ので、わたしは冬モノを仕舞う作業が好きなのです。
夏のお買いもので、気を付けたいこと
気を付けたいのは、冬モノをしまったあと、春~秋に
かけて、しまった分の余白を埋めてしまうこと。
例えば、クローゼット。
わたしはオールシーズンすべての衣類をハンガー収納し
ているので、量は常に一定なのですが...
夏物と冬物を入れ替えて衣替えをする場合、分厚いニッ
ト類から薄手のブラウスやTシャツに変わることで、ク
ローゼット内にスペースが生まれ、新しい洋服を買い足
してしまうかもしれません。
リビングやダイニングも、空いたスペースに新しいイン
テリアを飾ったり収納アイテムを置きたくなりますが、
なるべくそのままの状態を保っておくか、冬になったら
すぐに片付けられる状態にしておけば季節が変わっても
置き場所に困ることはありません。
わが家でもストーブがあった場所は余白のままキープし
ています。
もともとストーブがあった場所
お住まいの地域にもよりますが、夏本番の暑い時期は、
3~4か月ほど。1年を通して考えると、夏以外の季節
の方が長いのです。
夏の買い物や模様替えは、「冬の生活を想像しながら」
楽しめたらいいなと思っています。
余白があると、空間にもメリハリがうまれて上質に◎
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、3週間後。またお会いしましょう。