お部屋探しの前に知っておきたい!
インテリアの完成度が上がる、内装選びのコツとは?
こんにちは。やまさきです。
今回のマガジンは、リセノが提唱する
「ナチュラルヴィンテージ」スタイルが似合う、
内装についてのお話です。
感じのいい家具を選んでも
内装との相性がイマイチ...?となると、
良さを活かしきれず、もったいないですよね。
逆に、内装との相性がいいと
相乗効果で、完成度の高い空間に
仕上げることができます。
今回は、ナチュラルヴィンテージな
空間の質を高める「内装」について、
詳しくご紹介いたします!
『ナチュラルヴィンテージ』とは?
ナチュラルヴィンテージとは、
リセノがお勧めするインテリアスタイルです。
はじめましての方は
こちらの記事で 詳しく解説しておりますので、
ぜひお先にご参考ください ◎
「ナチュラルヴィンテージ」スタイリングのメリットと、実践ポイントを紐解きます。
ナチュラルヴィンテージにおいて、内装は
「シンプルであること」を推奨しています。
画像のような、白壁と、ナチュラルな床が揃えば
どんな間取りでも素敵に仕上げることができます。
その理由と、より完成度を上げるために
知っておきたい考え方を、
- 壁
- 床
- 建具
の、3つの項目に分けて、お伝えしていきます^^
① 白色の壁を選ぼう。
ナチュラルヴィンテージに最も似合う、
壁の色は「白」です。
白壁は、ナチュラルヴィンテージで
大切にしている、家具や小物の " 素材感 " が
グッと引き立つ壁色です。
天然木の風合いや、リネンやウールの
ざっくりとした風合い、カゴやポスターなど
雑貨の味わい深さも、際立たせることができます。
例えば、壁面に色が入る場合
白壁に比べて、壁の存在が目立ちます。
華やかな印象になりますが、
アイテムの素材感や味わい深さは
目立ちにくくなってしまうんです。
華やかな北欧テイストには
よく似合う内装なのですが...!
素材感を目立たせたい
ナチュラルヴィンテージにおいては、
内装は一歩引いて、ベーシックな白壁が1番です。
② 家具の色に近い、床色を選ぼう。
床の色については「ナチュラル」
「ミドルブラウン」「ダークブラウン」から
どれを選んでいただいても、大丈夫です。
ポイントは " 設置する家具の色と近い床色 " を
選ぶことです。
ナチュラル色の家具をお持ちの方・検討されている
方は、ナチュラルな床を。
▲ ナチュラルカラーの家具 × ナチュラルな床
ミドルブラウンの家具をお持ちの方・検討されている
方は、ミドルブラウン(またはダークブラウン)の
床をお勧めします。
▲ ミドルブラウンの家具 × ミドルブラウンの床
▲ ミドルブラウンの家具 × ダークブラウンの床
家具と床のコントラストを抑えることで、
白壁と同様、コーディネートするアイテムの
素材感が引き立ちます。
ちなみに、一般的なフローリングでも
十分素敵に仕上がりますが
床材が「無垢」だと一層、素敵に仕上がります!
家具と床に統一感があるのはもちろん、
床にも天然木のあたたかみが加わることで
ナチュラルヴィンテージの世界観が、
グッと増しますよ ◎
逆に、人工的な質感のある床材は
ナチュラルな雰囲気から離れてしまうため
できれば、避けていただく方が無難です。
③ 家具の色に近い、建具を選ぼう。
壁と床材だけでも、雰囲気を作ることはできますが
さらに完成度を高める場合、ドアや柱など
建具の色にも着目してみましょう。
建具も床と同様、家具と色が近いと
アイテムの素材感を引き立てる、役割を担えます。
例えば上の画像のドアが、ダークブラウンや
ブラックだと想像すると、お部屋の中で
もっと存在感を発揮します。
①② でお伝えしてきた通り、内装は一歩引いて
引き立て役に回るのが正解です。
家具 + 床 + 建具 は色を近づけて、コントラストを
抑える意識を持っておきましょう!
ナチュラルヴィンテージに似合う内装を知って、
お部屋の完成度をアップしよう。
いかがでしたか?
最後に、今回のポイントをおさらいです。
- ① 白壁を選ぼう
- ② 家具の色に近い床色を選ぼう
- ③ 家具の色に近い建具を選ぼう
いずれも特別な内容ではないですが
事前に知っておくことで、
お部屋の作り込みがラクになります。
内装はシンプルに、
家具とアクセントになるアイテムで
お部屋を仕上げていくのが、リセノのスタイルです。
お部屋選びや、リノベーション、お家づくりの際に
ご参考いただければ嬉しいです。
ちなみに、先日リニューアルした京都店は
これまでご紹介したポイントをおさえた
空間づくりをしています^^
内装含め、お店が仕上がるまでの過程を
詳しくレポートしておりますので、
ぜひ、こちらもご欄くださいませ。
2020年6月1日 京都店をリニューアルオープンしました!