「ペンダントライト」を購入する前に。
リアルな使い心地をイメージする2つのヒント
こんにちは、やまさきです。
今回のマガジンは、
天井から吊るすタイプの照明
「ペンダントライト」に関するお話です。
ペンダントライトといえば
お部屋の中でパッと目を引く、
インテリアの花形的アイテムです。
凝ったデザインも多く、どれを選ぼうかな~と
探しているだけで、心が躍りますよね^^
一方で、照明は実用性も大切で
実際に自宅で使ってみると、
「見た目で選んだら、眩しかった...」
「想像した明かりと違うかも」
といった、ギャップが生じることも...!
今回は、そんな失敗を防げるよう
ペンダントライトの使い心地を
判断するヒントをご紹介します。
なお、ペンダントライトの
「大きさ・長さ・電球の色」については、
こちらの記事をご参考くださいませ。
快適なお食事タイムのために、知っておきたい。ダイニングシーンの照明選びのコツをご紹介します。
使い心地を判断するヒントって?
早速ですが、ペンダントライトの
使い心地のヒントは、ずばり「シェード」
(=傘の部分)にあると、私は思います。
この、シェードの仕様について
- 光を通す or 通さない
- 電球が見える or 見えない
に着目すると、ご自身に合った
ペンダントライトを選ぶ、手がかりになります。
以下、詳しく見ていきましょう!
1.シェードが、光を通す or 通さない
ペンダントライトを大きく2つに分けると
シェードが電球の光を通すタイプと、
通さないタイプがあります。
布・紙・ガラスなど、
光を通す素材でできたシェードは
広範囲に、明かりが広がります。
アルミ・木材など、
光を通さないシェードは
スポットライトのように、真下を照らします。
▲ 光を通さないシェード
光を通すシェードの場合、
例えばダイニングシーンでは
食卓だけでなく、壁や天井も
柔らかい光に包まれます。
肩の力を抜いて、リラックスできるような
優しい使い心地です。
光を通さないシェードの場合、
下方向に光が集中し、食卓をくっきり照らします。
周りの空間とのコントラストが強く
お店のように、ムーディーな雰囲気を
お楽しみいただけます。
注意点として、光を通さないシェードは
照明の下側を集中して照らすため、
周りが暗い & 陰影が強く目が疲れる...?と
感じる可能性はあります。
余談ですが、私もインテリア初心者の頃
アルミのペンダントライトを購入して
想定外の暗さに、戸惑った1人です^^;
ただ、そんな時はフロアライトや
テーブルライトを加えると、
天井や、部屋の隅にも明かりを足すことができます。
光が重なり合い、照明1つでは出せない
奥行き感・心地よさを感じられるため
暗さが心配な方も、ご安心ください。
シェードが光を通すか、を
予めチェックしておくことは
照明選びの、助けになると思います!
【動画】<照明選びの基礎知識>照明を組み合わせて、お部屋をもっと快適にしよう。
2.シェードから、電球が見える or 見えない
使い心地を判断する
もう1つのヒントとして、
シェードを斜め下から見たとき
電球が見えるか、見えないか?の確認がお勧めです。
電球が見えるものは、
画像のように、シェードが浅い形で
見上げると光が直接、目に入ります。
▲ 電球が見えるタイプ
電球が見えないもの・見えにくいものは
シェードが深い形で、光が目に入りづらいです。
電球が見えるシェードは、
レトロな見た目に惹かれるのですが
目線に近い位置に吊るすと、
眩しさを感じる可能性があります。
特にダイニングでは、食卓に座って
「電球が眩しい...!」と感じると
せっかくのお食事に、集中できませんよね。
画像のようなシェードをご検討の際は
コードの長さを調節して、目線に入りにくい
天板上「60~80cm」の高さに吊るすと
眩しさを軽減できます。
照明のコードを短くする方法は、こちらにてご紹介しています。
なお、リセノでは商品により、コードカットや延長を承ることも可能です。
ご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。
ちなみに、私がお勧めしたいのは
シェードの下側が、カバーで覆われたタイプです。
このように、カバーがあると
下から覗いても電球が見えず、
眩しさへのストレスが少ないです。
こちらは「名作」と呼ばれる照明にも、
取り入れられている仕様です。
使い心地への配慮にも、美しさにも
なるほど...!と、名作たる理由を感じます。
眩しさは、何てことないようで
目がチカチカしたり、肩や首に力が入ったり
案外気になるポイントですよね。。
ペンダントライトを吊るす場所で
長時間お過ごしになる方は、
ぜひ、電球が見える・見えないについても
購入前のチェックをお勧めします!
2つのポイントをチェックして、
昼も夜も、心地よく使えるペンダントライトを。
いかがでしたか?
それでは、今回のおさらいです。
私が思う、ペンダントライトの使い心地を
判断するヒントは、
- シェードが、電球の光を通す or 通さない
通す場合:
柔らかい光が広範囲に広がり、
落ち着いたリラックス空間に。
通さない場合:
光が下方向に集中し、
陰影のあるムーディーな空間に。
- シェードから、電球が見える or 見えない
見える場合:
点灯時、眩しくない位置に吊るす工夫を。
見えない場合:
眩しさへの心配が少なく、ダイニングや
長時間照明を使うお部屋にも安心。
でした!
過去の記事でもご紹介の通り、
照明が変わると、お部屋の心地よさは
格段にアップします。
居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
ぜひ、デザインと付せて
使い心地にも着目いただきまして、
ご自身・ご家族にぴったりの照明を
お選びいただければ嬉しいです^^