家具の配置で、居心地の良さが変わる!
リビング・ダイニングのレイアウトの基本をご紹介します。
こんにちは、やまさきです。
今回のマガジンのテーマは、
リビング・ダイニングの家具の配置です。
リビングダイニングといえば、
お食事はもちろん、くつろいだり
お客さんをおもてなししたり、
何かと出番の多い場所ですよね。
お家のメインとなる分、インテリアを失敗すると
「なんとなく居心地が悪いな~」と感じ
せっかくのリビングに人が集まらない、
なんてことになりかねません...!
どうせなら、みんなが自然と集まる、
居心地の良い空間にしたい!ということで、
今回は、家具の配置にテーマを絞り
レイアウトの基本、3パターンをご紹介します。
新居への引っ越しを控えている方や、
お部屋の模様替えを検討中の方の
ご参考になればと思います^^
① リビングで、リラックスしたい方へ。
ソファーを真ん中に置くレイアウト
3人掛けソファー folk / ユニットシェルフ R.U.S / リビングダイニング3点セット WIRY
1つ目は、ソファーをお部屋の真ん中に
設置するレイアウトです。
こちらのメリットは、ソファーに座って
しっかりとリラックスできることです。
ソファーに座ると見えるのは、テレビや外の景色です!
ソファーを真ん中に置くと、
座る人の視線は、テレビや外の景色の方を向きます。
キッチン・ダイニングにいる人の
目線や、あわただしい動きが視界に入らないので、
自分のペースで、落ち着いて、くつろぐことができますね^^
よって、リビングのソファーで
とにかくまったり過ごしたい、という方や
来客をおもてなしする際にも、おすすめのレイアウトです。
ちなみに、こちらの配置だと
キッチンやダイニングにいる人も、
全員、テレビを見ることができます。
bulge sofaのような、
背もたれが低めのソファーだと
視線を遮らず、よりテレビが見やすいです。
1点、注意が必要なのは、テレビボードの後ろに
ベランダがあるときです。
ベランダへの導線を遮らないよう、
テレビボードは、窓の半分までに収まる
サイズを選びましょう!
② 家族とコミュニケーションを取りたい方へ。
ソファーを奥に置くレイアウト
3人掛けソファー folk / ユニットシェルフ R.U.S
2つ目は、ソファーを①と逆の向きにして
お部屋の奥に置くレイアウトです。
こちらのメリットは、ソファーに座っている人と
ダイニング・キッチンにいる人とが、
コミュニケーションを取りやすいことです。
視線や、会話を交わしやすいですね^^
ソファーを奥に設置すると、座る人の目線は
ダイニング・キッチンの方を向き、
キッチン側からも、ソファーに座る人の表情が見えます。
例えば、お子様がいらっしゃる場合、
料理をしながら、お子様の様子
(リビングで遊んだり、宿題をしたり etc)が
見えると、安心ですよね^^
顔が見え、会話をしやすい配置なので、
子育て世代のご家族や、
家族団らんを楽しみたい方に
もってこいのレイアウトです。
注意点は、テレビの配置が難しいことです。
上の画像のように配置する場合、
ダイニングやソファーからは
テレビが斜めになり、見えにくくなってしまいます。
ただ、こちらは、大きめで
座り心地のよいラグマットをテレビの前に敷き、
床座りを可能にすることで、解消できます。
スペースに余裕があれば、
テレビの正面に、1人掛けのソファーや
チェアーを置くのも、いいですよ^^
テレビの向かいに、1人掛けチェアーを置いています。
③ ベランダへの導線と、お部屋のすっきり感を重視したい!
ソファーを壁付けにしたレイアウト
3人掛けソファー folk / ユニットシェルフ R.U.S / リビングダイニング3点セット WIRY
3つ目は、ソファーを横の壁に付ける
レイアウトです。
こちらのメリットは、奥にベランダがある場合
家具をよけずに、最短距離で外に出られることです。
回り道せず、ベランダへ行けます。
ちょっとしたことかもしれませんが、
毎日のお洗濯の際、ストレス無く
ベランダに出られるのって、地味に大事ですよね。
そして、窓の前に家具がない分、
視界がひらけて、①②より
お部屋がすっきりした印象になります。
家事の導線を重視されたい方や、
お部屋を広く見せたい方には、
ぴったりのレイアウトです^^
唯一、ソファーでテレビを見ている人の前を
洗濯物を抱えて横切る場面があることのみ、
いっしょに暮らす方に、ご容赦いただきましょう!
リビング・ダイニングは、
家具の位置を工夫して、暮らしやすくできます。
コーヒーテーブル WIRY / 3人掛けソファー NOANA-BROWN
リビング・ダイニングのレイアウトの基本、
いかがでしたか?
最後に、3つのパターンをおさらいです。
- リラックス重視の場合は、ソファーの背面を見せるように、真ん中に置く
- コミュニケーション重視の場合は、表情が見えるよう、ソファーを奥に置く
- 家事の導線・すっきり感重視の場合は、ソファーを壁付けにする
今回は、一般的なマンションに多い間取りで
お部屋を作りましたが、上記の基本は、
窓やドア、テレビのコンセントの位置が違っても、
応用することができます。
また、YouTubeチャンネルでも
コーディネートテクニックをご紹介しています。
こちらも、ぜひご覧ください。
【保存版】お部屋作りでプロが押さえている6つのポイント | 出張インテリアコーディネート
ぜひ、基本のレイアウトをもとに、
お部屋にぴったりの配置を、見つけてくださいね^^