インテリア失敗談から学ぶ。
家具選びで気を付けたい「3つのポイント」をご紹介します。vol.3
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの中野です。
東京店スタッフが、自身の失敗談をもとに、
家具選びで気を付けたいポイントを
ご紹介するシリーズ企画。
第一回目は、東京店の江上、
第二回目は、東京店の近藤よりお伝えしました。
インテリア失敗談から学ぶ。家具選びで気を付けたい「3つのポイント」をご紹介します。vol.1
インテリア失敗談から学ぶ。家具選びで気を付けたい「3つのポイント」をご紹介します。vol.2
最終回となる今回は、
わたくし中野の失敗談を交えながら、
ソファー、テーブル、ラグマットを選ぶ際に
気を付けたい「3つのポイント」をご紹介します。
1、ソファーは「後ろ姿」や「横顔」にも注目
間取りやライフスタイルの変化も考えて選びましょう。
リビングのメインアイテムとも言えるソファー。
やはり一番気になるのは、サイズや座り心地ですが、
ぜひ注目いただきたいのが「後ろ姿」と「横顔」です。
その理由は、間取りに伴う配置場所にあります。
キッチン・ダイニング・リビングが
繋がっている間取りの場合、
ダイニングとリビングの間に
ソファーを配置する方も多いのではないでしょうか。
そのような配置にした場合、
ソファーをよく目にするのは
実は「背面」や「側面」になります。
ソファーを正面から見るのは、
テレビ周りを掃除して振り返ったときだけ...
なんていうことも。
わたし自身、以前住んでいたいたお部屋が
まさにそのような間取りで、
間仕切りのようにソファーを配置していました。
購入時は、サイズや座り心地、
正面のデザインばかりを注目していましたが、
いざお部屋に迎え入れてみると
目に飛び込んでくるのはソファーの背面と側面。
四方からの見た目を
もっと詳細に確認しておくべきだったと、
インテリア初心者だったわたしは
後悔した経験があります。
リセノのお取り扱い商品の中だけでも、
背面・側面のデザインの違いはさまざまで、
お部屋に与える印象もガラリと変わります。
そのため、ソファー購入時は、
「お部屋のどこに配置し、どのように見えるのか。」
を事前にしっかりイメージすることが大切です。
圧迫感をできるだけ抑えたい場合は、
folkソファーやrect unit sofaなどの
背面が低いデザインのものを。
空間にアクセントをつけたい場合は、
AGRAソファーやNOANAソファーのような
バックスタイルも様になる
木製フレームのものがおすすめです。
また、ライフスタイルの変化によって
模様替えやお引越しは避けては通れないもの。
購入当初とは異なる場所に
配置を変更する可能性も十分にあり得ます。
数年後、
今とは違うレイアウトになっても後悔をしないよう、
「後ろ姿」と「横顔」にも注目して
選んでみてください。
2、ローテーブル or サイドテーブル?
リビングでの理想の過ごし方で選びましょう。
2つ目は、リビングのテーブルについてです。
ソファーと一緒に検討いただくことの多い
ローテーブルやサイドテーブル。
皆さんはどのように選んでいらっしゃいますか?
わたし自身、
ソファーとテレビボードの間のスペースに合わせて、
幅120cm×奥行き60cmほどの
ローテーブルを購入したことがあります。
動線は問題なく配置できたのですが、
実際に生活してみると、
その大きさを生かして使用する機会が
あまりないことに気が付きました。
その理由は、リビングでの過ごし方。
食事や仕事をする際は、
ダイニングテーブルやデスクを使用していたので、
リビングでテーブルが活躍するのは
飲み物やスマホをちょっと置くときくらい。
リビングでは、ソファーでだらだらと
過ごす時間が圧倒的に多いわたしの生活には、
コンパクトなサイドテーブルで十分だったのだなと、
あとになって後悔をしました。
サイドテーブルを検討する際に
ぜひともおすすめなのが、
背もたれのない椅子、「スツール」です。
ソファー横に置けば
サイドテーブルとしての機能はもちろん、
ディスプレイを飾るスペースにも早変わり。
ご来客時、椅子が足りないときは、
さっと移動させて腰掛けることもできますし、
キッチンのデッドスペースに置いておけば、
お買い物袋の一時的な置き場所にもなる優れものです。
このように、さまざまな用途に対応できるスツール。
メイン家具に比べ、あまり目立たないアイテムですが、
サイドテーブルを検討する際は、
ぜひスツールを使用することも
選択肢に入れてみてください。
わたしの場合は
サイドテーブルが生活にマッチしていましたが、
ご家族構成や理想の過ごし方によっては、
ローテーブルを選択する方が生活しやすい場合も。
ご自身やご家族が
どのように過ごしたいのかを事前に確認し、
より生活にフィットするものをお選びください。
3、ラグマットはサイズやデザインだけじゃない。
「厚み」も確かめて選びましょう。
最後は、ラグマットについて。
わたし自身、床で過ごすことが好きなため、
ソファーの有無に関わらず
ラグマットの上にそのまま座ることがよくあります。
床座りの生活が中心の方はもちろん、
ソファーをお持ちの方でも、
気づけばソファーの脚元を
背もたれがわりに床に座っている...
なんて経験、おありではないでしょうか。
サイズやデザインに注目しがちなラグマットですが、
ぜひ確認していただきたいのが
座り心地を大きく左右する「厚み」です。
以前、わたしが購入したラグマットは、
厚さ1cmほどのもの。
サイズもデザインも言うことなしだったのですが、
厚みに関しては、すっかり見落としていました。
案の定、床に座っていると
だんだんお尻が痛くなってしまい、
厚みを確認していなかったことを後悔しました。
床に座っても底付き感がなく、疲れにくいのは、
厚さ「2cm以上」のラグマット。
なおかつ、ウレタン素材が使われていれば、
クッション性も備わっており、
床でも十分にくつろぐことができます。
「colette」や「LINNEL」は
耐洗濯性ウレタンと高反発ウレタンを使用した
2層構造になっており、抜群の座り心地。
床に座って過ごす時間が多い方には、
ぜひお試しいただきたいラグマットです。
店舗では、他にもサンプルをご用意していますので、
実際に体感しながら、厚みにも注目して
ご検討いただくのがおすすめです。
スタッフのリアルな失敗談から学ぶ。
家具選びで気を付けたいポイントをご紹介しました。
インテリアに携わっている
わたしたち店舗スタッフも、
これまで数々の失敗を経験してきました。
自身が苦い思いをしたからこそ、
お客様の理想のお部屋づくりでは、
できるだけ近道をしていただけたらいいなと思い、
日々インテリアのご提案をしています。
今回ご紹介した内容が、
皆さまの家具選びに
少しでもお役に立てば幸いです。
また、店舗にご来店いただいた際は、
些細なことでも構いませんので、
お気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
スタッフ一同、皆さまのご来店を
心よりお待ちしております。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。