3人掛けソファーの「サイズ選び」。
失敗しないためのポイントとは?
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの加藤です。
今回のマガジンは、
3人掛けソファーのサイズ選びに関するお話です。
3人掛けソファーは、
横幅がゆったりとしているため、
ご家族のいるご家庭にぴったり。
一緒に腰掛けたり、寝転んだりと、
色々な使い方ができます。
梅雨の季節は、外出が億劫になり、
ご自宅で過ごす時間が増える方も
多いのではないでしょうか。
リビングでの家族時間や、
1人でごろんと横になってお昼寝をするとき、
3人掛けソファーがあると
のびのび快適に寛ぐことができます。
一方で、サイズが大きいため、
お部屋に置くと圧迫感が出てしまい、
「ソファーが邪魔で通りにくい...」
「想像していたよりも存在感が...」
と、残念な気持ちになってしまうことも。
このような失敗を防げるよう、
3人掛けソファーの
サイズ選びのポイントをご紹介します。
3人掛けソファーとは?
3人掛けソファーとは、
名前のとおり3人で腰掛けられるだけの
幅があるソファーのことです。
1人掛けや2人掛けと比較して、
ゆったりと座ることができます。
3人掛けソファーといっても、
横一列に並んで座るスタンダードなタイプの他に、
肘掛けのないアームレスのタイプや、
足を伸ばして座るカウチソファーなど、
種類はさまざま。
ソファー自体のサイズが大きいため、
広めのワンルームや戸建て、
マンションにお住まいの方に
ぜひご検討いただきたいソファーです。
ご自分のライフスタイルや寛ぎ方、
お家のインテリアにフィットする
お好みの3人掛けソファーを探してみてください。
3人掛けソファーを置くメリット
3人掛けソファーは、
ざっくり1畳(約182cm×91cm)前後の大きさがあり、
置くとなるとまとまったスペースが必要になります。
しかし、スペースを要すること以上の
メリットが3つあります。
- 自由な体勢で座れる
- 家族と一緒に座れる
- 身長が高くても横になれる
それぞれの内容について、ご説明します。
1.自由な体勢で座れる
ソファーに座っていると、
足を下ろして座るだけではなく、
座面であぐらをかいたり、体育座りをしてみたりと
体勢を変えたくなるときがありますよね。
そんなとき、
3人掛けソファーだと座面にゆとりがあるため、
好きな姿勢で座ることができます。
横向きに座ると、余裕をもって
座面に足を伸ばすことも可能。
リラックスタイムがより充実するポイントです。
また、来客した人が泊まる際には、
ベッドとしても活躍します。
2.家族と一緒に座れる
家族やご来客が多い場合、
座面が広いとソファーに
一緒に腰掛けることができます。
横並びに座った際、
コンパクトな幅のソファーですと、
電車やバスのような距離感に。
お互いの距離が近くなると、
必然的に相手の動作が伝わってくるため、
気を遣って、寛ぎにくくなってしまいます。
座面にゆとりがあると、
隣り合っていても心地よく座れるため、
同じ空間で家族団らん、会話もはずみます。
3.身長が高くても横になれる
2人掛けソファーの一般的な幅は、140~160cm。
小さいタイプでは110cmほどのソファーもあります。
背の高い方が寝そべるには、
少し窮屈なサイズ感です。
3人掛けソファーであれば、
余裕をもって横になることができ、
快適度がぐっと変わります。
例えば、寝転がりながら
テレビを見たり、読書をして、
眠くなったらそのままお昼寝なんてことも。
座面が広いことで、
自由な過ごし方が叶います。
3人掛けソファーのサイズ選びのポイント
3人掛けソファーを購入する際、
どのくらいのサイズであればお部屋に置けるのか、
お悩みになる方は多いのではないでしょうか。
ソファーの座り心地や
デザインを気に入ったとしても、
サイズがお部屋に合っていないと、
不格好に見えてしまったり、動線が確保できず、
生活のしづらさを感じてしまいます。
そこで重要になるのは、
ソファーの幅・奥行き・高さです。
一言で3人掛けソファーと言っても、
商品によってサイズはそれぞれ。
以下、詳しく見ていきましょう。
3人掛けソファーの一般的な幅は、170~200cmです。
ソファーの幅には、
全体幅と内幅の2種類があります。
- 全体幅...アームレストなどフレーム部分も含めた幅
- 内幅...実際に腰掛けることができる座面部分の幅
3人掛けソファーの一般的な全体幅は、
170~200cm。
個人差はありますが、
人の肩幅は約60cm前後のため、
3人並んで座る場合は
内幅180cm以上のソファーがおすすめ。
しかし大きすぎてしまうと、
お部屋に対して圧迫感が強く出てしまいます。
余裕をもって座ったり寝転んだりしたい場合は、
快適さだけでなく、お部屋の設置スペースと
生活動線も含めて横幅を考えましょう。
生活動線については、
以下の記事をご参考くださいませ。
「動線への配慮」で快適に。家具レイアウトの失敗を無くす2つのステップ
3人掛けソファーの一般的な奥行きは、80~90cmです。
3人掛けソファーだけに
当てはまる奥行きの基準はありませんが、
フレーム部分も含めたソファー全体の
一般的な奥行きは、80~90cmです。
設置場所の広さから、
奥行きを考えていきましょう。
ソファーの前に、
センターテーブルやテレビを置く場合、
その分の動線を確保する必要があります。
実際にどのくらいのスペースが必要かは、
以下のマガジンよりご覧いただけます。
快適なリビングを作ろう。「ソファー」と「テレビ」の正しい距離をご紹介します。
あわせてご検討いただきたいのは、
「座面部分」の奥行きで、
一般的には、50~60cm。
座面部分の奥行きは、
ソファーでの過ごし方に直接影響します。
例えば、姿勢を正して座りたい場合は、
奥行きが浅めのソファー。
あぐらをかいて座りたい場合は、
奥行きの深いソファーが最適です。
奥行きが深いほど様々な姿勢に合わせやすい一方で、
場所をとり、動線を邪魔してしまうこともあるため、
注意が必要です。
3人掛けソファーの高さは、3タイプあります。
ソファーの背もたれの高さは、一般的に、
ロータイプ・標準タイプ・ハイタイプの
3タイプに分けることができます。
60cm以下の場合は、ロータイプ。
Re:CENOで取り扱っているソファーに
一番多いタイプで、特に、
お部屋を広く見せたい方におすすめです。
ソファーがお部屋を区切らず、
天井までの空間が広くなるため、
お部屋が広々として見えます。
小さなお子様がいるご家庭の場合、
万が一の転落によるけがを考えると、
安全面から座面の高いソファーに
抵抗感のある方もいらっしゃると思います。
ロータイプのソファーは、
床との距離が近いため
安心してお使いいただけます。
60~70cmの場合は、標準タイプ。
背もたれが高すぎず、低すぎないため、
多くの人に馴染みやすい一般的な高さです。
ハイバックほどの圧迫感はありませんが、
体を委ねて寛ぐことができます。
ロータイプとハイタイプの中間にあたるため、
ご家庭など複数人でお使いになる場合、
あまりお好みが分かれずにお使いいただけます。
70cm以上の場合は、ハイタイプ。
背もたれが高いと、頭や首まで預けられるため
リラックス度の高いソファーをお求めの方に人気です。
一方で、背もたれが高すぎると、
ソファーの存在感が大きくなり
お部屋を狭く感じてしまいます。
壁に沿って置く場合は気になりにくいですが、
お部屋の中央に置く場合は、
他の家具とのバランスも見ながら、
レイアウトやお色選びに注意しましょう。
また、座面が低いソファーでは、
足腰にご不安のある方は、
立ち上がりの際に負担を感じてしまうことがあります。
ハイタイプであれば、
立ったり座ったりしやすいので安心です。
以上、3人掛けソファーのサイズと
選び方のポイントでした。
ソファー探しを始める前に、
まずは、設置予定の場所を測って、
どのくらいのソファーであれば
お部屋に置くことができるのか確かめましょう。
また、ソファーご購入の前には、
搬入経路も忘れずに確認をする必要があります。
お部屋に置く事ができても、
搬入できないという可能性も。
安心してソファーを迎えられるよう
しっかり準備を整えましょう。
大物家具をどう搬入する?搬入可否を確認するための2つのポイントをご紹介します!
購入の前に、インテリアについて
プロに相談したいけれど、
実店舗は遠くて...という方は、
プロサポートのサービスがおすすめ。
ご自宅にいながら店頭での接客のように、
個別にインテリア相談をしていただけます。
3D画像や合成データから、
ソファーをご自宅に置いた時のイメージを
見ることもできます。
詳しくは、こちらの記事をご参考くださいませ。
Re:CENO product:おすすめの3人掛けソファー4選
ソファーは決して安くないお買い物ですが、
比較的「安くておしゃれなソファー」というのも
最近は見かけますよね。
しかし、その点だけで
ソファーの購入を決めるのは、
ちょっと危険です。
他のサイズのソファーにも言えることですが、
買ったのにすぐ壊れてしまったり、
座面がへたってしまっては、
すぐ買い替えや修理が必要になることも。
長く使うことができるソファーは、
長い目で見た時にお得なんです。
Re:CENO productのソファーは、
長く使えるという点にしっかりフォーカス。
フレームが丈夫でたわまないだけでなく、
カバーを外してのお手入れが可能で、
変えクッションとカバーの
ご用意があります。
その他、こだわりがたっぷり詰まった
Re:CENO productのソファー。
座り心地が「柔らかい>中間>固い」の順で、
サイズと特徴を簡単にご紹介します。
硬さのレベル:とても柔らかい
「3人掛けソファー folk」
3人掛けソファー folk/BR
サイズ / 幅 185cm × 奥行き 90cm × 高さ 70 / 77cm
思わず倒れ込みたくなる「folkソファー」の
「ふんわりもっちり」な座り心地は、
一度座ると忘れられない柔らかさ。
座るのはもちろんですが、
寝転ぶことも考慮して開発しています。
肘掛けが低めなため、
横になっても邪魔になりません。
背面のクッションや45cm角のクッションを
枕代わりに、肘掛けに立てかけるのがおすすめ。
また、「folkソファー」は、
2種類から脚の高さをお選びいただけます。
5cm脚の場合、高さが低くなるため
より床に近づきリラックス感と安心感が増します。
12cm脚の場合、ソファー下のスペースが広がるため、
お掃除がしやすいというメリットがあります。
どちらの方がより魅力を感じるか、
ご検討くださいませ。
硬さのレベル:柔らかい
「3人掛けソファー AGRA」
3人掛けソファー AGRA/NA
サイズ / 幅 180cm × 奥行き 100cm × 高さ 88cm
(フレームのみの高さ57cm)
「男性があぐらをかける」ほど、
奥行きが豊かな設計の「AGRAソファー」。
アームレスタイプのため、
ソファーの幅いっぱいの座面に、
ベッド感覚で横になることができます。
背面のフレーム部分を除き、
横からでも座ることができる
過ごし方の自由度がポイント。
3人掛けソファーの場合、
背面のクッションは5つもついてきます。
まるで包み込まれるような座り心地を
ご体感いただけます。
硬さのレベル:真ん中
「3人掛けソファー NOANA」
3人掛けソファー NOANA/BR
サイズ / 幅 185cm × 奥行き 101cm × 高さ 74cm
木のフレームが美しい「NOANAソファー」。
座った時に身を委ねられる
包み込むような座り心地を目指して設計しています。
フェザーがたっぷりと使用された
座面クッションは、一つあたりの重さが約4kg。
羽毛の柔らかさはありつつ、
芯があるので沈み込みすぎず、
立ち上がりも楽にできるちょうど良い硬さです。
手すりは持ちやすい太さと厚みで、
立ち座りの際には、安心して、
支えにすることができます。
硬さのレベル:硬い
「ソファーセット Cタイプ culum unit sofa」
ソファーセット Cタイプ culum unit sofa/NA
【1人掛けタイプ】
サイズ / 幅 77.5cm × 奥行き 93cm × 高さ 67cm
【2人掛けタイプ】
サイズ / 幅 155cm × 奥行き 93cm × 高さ 67cm
こちらは、3人掛けソファーではないのですが、
1人掛けと2人掛けを組み合わせることで、
3人掛けソファーの幅でお使いいただけます。
シンプルですっきりとした本体に、
くるみボタンのクッションが
アクセントになっている「culumソファー」。
現状、Re:CENO productの中で、
唯一のウレタンソファーです。
座り始めは、座面の硬さに
少し驚かれるかもしれません。
しかし座っていると懐かしさのある硬さで、
「畳」ような感覚。
安定感ばっちりで、
しっかりと体を支えてくれるため
体に余計な力がかからず、
長時間座っていても疲れにくいソファーです。
まとめ
それでは、まとめです。
3人掛けソファーの一般的なサイズは、
こちらです。
幅は、170~200cm。
3人並んで座る場合は、
内幅180cm以上がおすすめです。
奥行きは、80~90cm。
ソファーでのお好みの姿勢にあわせて、
座面部分の奥行きをご検討ください。
高さは、ロータイプ・標準タイプ・ハイタイプ。
高さによりお部屋の印象が変わるため
レイアウトも含めてお考えください。
1人掛けや2人掛けではできない、
サイズの大きな3人掛けソファーならではの
過ごし方はとても魅力的。
3人掛けソファーは、
お部屋の中心的な存在になります。
お部屋にフィットするサイズの
最適なお気に入りのソファーを
ご自宅にお迎えいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。