クリスマスの定番、簡単シュトーレンの作り方
みなさま、こんにちは。
Re:CENO KYOTOのはおりです。
今年も街が華やかに煌めき、
街一帯がクリスマスムードに包まれていますね。
個人的に、この雰囲気が一年の中で一番好きです。
キラキラきれいに飾られたお家やお店、
クリスマスの音楽がどこからか聞こえてきて、
なんだか世界が楽しそうに見えます。
ちょっぴり非日常的な、
魔法にかかったような雰囲気。
いいですよね。
そんなクリスマス当日はもう目前。
今回は、クリスマスを待ちわびながら、
食べるのにぴったりの
お菓子のレシピをご紹介いたします。
シュトーレンの由来と起源
クリスマスに食べる有名なお菓子、シュトーレン。
では、なぜクリスマスシーズンに
食べるようになったのでしょう?
そのことについて、少しご紹介いたします。
まず、シュトーレンとは、日本で定着した呼び方で、
正しくはシュトレン(stollen)といいます。
シュトレンとは、ドイツ発祥の菓子パンのことですが、
断面がトンネルのような形をしていることから、
ドイツ語で「坑道」という意味の名前になったようです。
また、シュトレンの形が「幼子イエス」に似ており、
表面にまぶした粉砂糖が、産着にくるまれているように
見える事から、クリスマスに食べられるようになりました。
シュトレンとは
「イエス・キリストの誕生を待ちわびながら食べるお菓子」。クリスマスの4週間前から始まる「アドヴェンド」と
呼ばれる期間に、毎日一切れずつ食べるのが、
正しい食べ方ともいわれています。
イエス・キリストの誕生を祝う、
クリスマスへのカウントダウン。
日本にはない、クリスマスまでの過ごし方で、
なんだかワクワクしますね。
さて、長々とシュトレンについて語らせていただきましたが、
早速レシピをご紹介していきたいと思います。
本来、漬け込みや発酵などを繰り返して作る、
少し手間のかかるお菓子ですが、
今回は、簡単に作れるレシピをご紹介しますので、
ぜひ、みなさまもご自宅で作ってみてください。
クリスマスの定番、簡単シュトーレンの作り方
『 材料のご紹介 』(約10切れ分)
材料①
- ホットケーキミックス 200g
- 卵 1個
- 砂糖 30g
- ヨーグルト 50g
材料②
- ラム酒 20g
- ドライフルーツ 50g
- ナッツミックス 50g
- バター 10g
- シナモンパウダー お好みで
- 粉砂糖 適量
それでは、作っていきましょう。
1.まず、はじめにオーブントースターを170℃の予熱で
温めておきます。
その間、ドライフルーツはラム酒に漬け、
600Wのレンジで3分ほど温めます。
ナッツは半分サイズにカットしておきます。
2.続いて、材料①の卵・砂糖・ヨーグルトを
ボウルに入れ、よくかき混ぜます。
全体的に混ざったら、ホットケーキミックスを追加し、
だまがなくなるまでしっかり混ぜます。
POINT
かなり粘り気が出るので、泡だて器ではなく、
少し大きめのスプーンを使うと混ぜやすいです◎
3.生地がよく混ざったら、温めたドライフルーツと
半分にカットしたナッツを混ぜていきます。
POINT
ドライフルーツを入れる際は、
ラム酒をよく切ってから入れます。
水分が入ってしまうと、生地が柔らかくなり、
形が整えづらくなるのでお気を付けください。
4.クッキングシートの上に、
大きな楕円形を作るように生地を乗せ、
予熱していたオーブンに入れていきます。
POINT
この時点で平べったくならないよう、
少し高さを出すことを意識して、
生地を整えていきましょう。
オーブンは170℃のままで、
25~30分ほど焼き上げていきます。
その間、バターをレンジで温めて、
溶かしておきます。
5.焼き上がったら、溶かしておいたバターを
ハケやスプーンを使って、
シュトーレン全体に塗りこんでいきます。
6.お好みでシナモンパウダーを全体にふりかけ、
粉砂糖を全体にまぶしていきます。
7.約2㎝幅にカットして、完成です。
とっても簡単なシュトーレンレシピ
本来の材料では、強力粉やマジパンを使用したり、
発酵に時間をかけたりと、作るのに3~4時間と、
手間がかかるお菓子になります。
今回ご紹介したレシピは、
ホットケーキミックスを使い、
発酵時間を省くためにヨーグルトを使用したりと、
誰でも簡単に作れるレシピにいたしました。
焼く時間は30分かかりますが、
作る工程を入れても1時間以内でできる、
簡単なレシピになっておりますので、
ぜひ、みなさまもチャレンジしてみてください。
シュトーレンだけで食べるのも、もちろん美味しいですが、
今回はちょうど、頂き物のリンゴがあったので、
キャラメリゼにして、クリームチーズと一緒にいただきました◎
また、シュトーレンに関するエッセイも
掲載しております。
こちらの記事にも美味しそうなシュトーレンが
登場いたしますので、
よろしければ、こちらも併せてご覧くださいませ。
【 晴れのち、キッチン 】クリスマスを待ちわびて
今回は、京都店スタッフで実食タイム
今回はクリスマス・イブという事で、
閉店後に店舗のスタッフ全員そろっての
実食タイムを過ごしました。
「お酒の香りがほのかにして美味しい」
「コーヒーとめちゃくちゃ合う!」
「これっておかわりもらっていいの?」
「一切れじゃ足りないですよね!もっと食べたい~」
「ナッツの食感がいいよね」
仕事終わりの体に、甘いものが染み渡り、
思わず会話も弾みます。
気づけば、おかわりのシュトーレンも
すぐになくなってしまい、
クリスマス前に食べきってしまいました。
簡単なので、クリスマスに向けて、
また作り直そうかな?とも一人で思ったり。
そう考えること自体が、
またワクワクする材料だったり。
やっぱりクリスマスは、
大人になってもどこか浮かれてしまう、
魔法のような日な気がします。
みなさまも、素敵なクリスマスの夜を
大切な方々と一緒にお過ごしくださいませ。
ご一読、ありがとうございました。